【リーフ
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アストラル・リーフ VR 水文明 (2) |
進化クリーチャー:サイバー・ウイルス 4000 |
進化−自分のサイバー・ウイルス1体の上に置く |
このクリーチャーがバトルゾーンに出たとき、カードを3枚引いてもよい。 |
主力種族はサイバー・ウイルスとリキッド・ピープル。
DM-07以前の環境である、第一次殿堂施行以前に猛威を振るった。
《アストラル・リーフ》を初めとする優秀なドローソース群、その手札からS・トリガーを設置する《エメラル》が搭載され、攻守ともに隙のないデッキだった。
主要カード [編集]
クリーチャー [編集]
呪文 [編集]
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《マリン・フラワー》から最速2ターン目に《アストラル・リーフ》を繰り出し、3枚ドローしつつ進化速攻していく。《エレガント・ランプ》や《グレープ・ジェリー》など、2マナ以下の進化元は当時からそれなりに存在したため、簡単に出すことができた。
圧倒的な手札からウィニーを繰り出して相手を圧殺する。わずか2マナで3枚引きつつ召喚酔いなしで殴れる強さは、《サイバー・ブレイン》がプレミアム殿堂していたことからも明らかである。(《サイバー・ブレイン》は2021年7月1日付でプレミアム殿堂から殿堂入りに規制緩和され、2022年7月1日付で殿堂解除となった。)
フィニッシャーにはブロッカーを無力化する《クリスタル・ランサー》や《クリスタル・パラディン》が使用可能。守りに関しては青単ならパワー6000となる《アングラー・クラスター》やS・トリガーを仕込める《エメラル》が使えた。
当時の大会の上位はほとんどこのデッキタイプ同士の戦いとなっていたため、同系戦をどう制すかがメタゲームの鍵だった。
基本的にひたすらビートダウンしていくが、同系戦で相手の事故につけ込むことができるように、【クリーチャーコントロール】的に数を揃えてからシールドをブレイクしていくこともある。上級者同士ではプレイングによって動きを変えていくこともあった。
DM-04が発売されると、すぐさま《アストラル・リーフ》と《マリン・フラワー》の組み合わせが注目され、デッキが組まれた。
前弾のDM-03で登場した《ストリーミング・シェイパー》と《アングラー・クラスター》を組み合わせ、非常に強力なデッキタイプとして成立。瞬く間に環境を席巻した。
《マリン・フラワー》から繋いで2ターン目に《アストラル・リーフ》を出す流れは非常に凶悪であり、このデッキタイプがトップメタに君臨することは自然な流れだった。事実上、混沌としたメタゲームを初めて制したデッキと言える。
《アストラル・リーフ》の凶悪さは、やがて様々な派生デッキを生み出していく。自然文明を混色し、さらに洗練した【トリガーターボ】、《アストラル・リーフ》に《メビウス・チャージャー》を撃ち込んで爆発的なマナブーストを行う【ターボメビウス】などである。青緑構築に2枚積みの《ロスト・ソウル》、4枚積みの《デーモン・ハンド》、1枚積みの《ギガボルバ》を挿したタッチ黒型、4枚積みの《ホーリー・スパーク》を投入したタッチ白型も一定数存在した。
実際に闘魂編のメタゲームはサバイバーなどの例外を除けばほとんどが同系であったため、いかにミラーマッチを制すかが鍵となっていた。
そして2004年3月15日、デュエル・マスターズ史上最初の殿堂入りレギュレーションが制定され、《ストリーミング・シェイパー》や《エメラル》らとともに《アストラル・リーフ》も殿堂入り。
リーフを主軸にした他の多くのデッキとともに、このデッキタイプも消滅した。サイバー・ウイルスを主軸にした【速攻】がメタゲームに再び姿を現すのには神化編での【サイバー青単】の出現を待つこととなる。
2019年1月21日、《アストラル・リーフ》が殿堂解除された。《アストラル・リーフ》自体は依然として強力なカードではあるが、脇を固める進化元や他のクリーチャーがインフレに付いていけていないので、進化元以外の抜本的な改造は不可欠といえる。
【リーフ青単】そのものは時代遅れで、現に《アストラル・リーフ》が殿堂解除されるほどである。
強さを求めるなら召喚酔いしない点も生かして革命チェンジでアドを稼ぐことは必須だろう。
現代版の候補カード |