青単 [編集]
水文明のカードのみで構成されたデッキの総称。
DM黎明期からドラゴン・サーガ初期まで青単は専ら速攻の代名詞であり、しばしばメタゲーム上で活躍してきた。
ドラゴン・サーガから各種クリスタル・コマンド・ドラゴンやマナ武装の登場で、コントロール型の構築も可能となった。
ただし青単でコントロールを組もうとしても、既に出たクリーチャーの除去は再利用上等のバウンス、攻め込まれた場面では《終末の時計 ザ・クロック》で一時しのぎが精一杯という事態が多い。
白単の《ヘブンズ・ゲート》のようなカウンターギミック、黒単の《極魔王殿 ウェルカム・ヘル》、赤単の【モルトNEXT】、緑単の【緑単ループ】といった展開力または即死ギミックが乏しくゴリ押しに弱いというのがドラゴン・サーガ期の特徴だった。
革命編以降は、この色に分類されるデッキは速攻の発展型のように力押しで素直にダイレクトアタックを狙って勝つというより、ライブラリアウトや追加ターン等でトリッキーな勝ち方をするデッキが多く誕生している。
青単で組まれたデッキについては以下を参照されたし。
こちらでも青単はビートダウン適性のあるカラーとして少なからず環境に君臨した。
手札の尽きにくいアタッカーは脅威であるということは公式・プレイヤーも熟知した自明の理だというのに、なぜか相対的にTCG環境よりビートダウン運用で強いカードが登場するという逆転現象も起こっている。
他の4文明は特にドラゴン・サーガ以降に単色デッキ特有の盤面処理カードが充実していき、コントロールないしは溜めるプランをメインとするデッキが少なからず登場したが、水文明だけはバウンスでは確実な盤面処理にはならずコントロール力が低いということで、デュエプレでも結局ドラゴン・サーガ終了まで青単コントロールは発展しなかった。
青単コントロールの期待の星である【青単テクノロジー】は、《インビンシブル・テクノロジー》がDP殿堂に指定されることでDMPP-09期で既に解体されてしまっている。
参考 [編集]