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業火の禁断エリア P 火文明 (4) |
D2フィールド |
バトル中の自分のクリーチャーのパワーを+9999する。 (他のD2フィールドがバトルゾーンに出た時、このD2フィールドを自分の墓地に置く) |
フォートレスに続く横向きのカードタイプであり、バトル中に自分のクリーチャーのパワーを大幅に増加させる。
さながら火の《無敵城 シルヴァー・グローリー》といったスペックで、バトル中限定だが+9999という他のパンプアップでは到底追いつきにくい破格のパワーを与える。
通常この様なパワーを上げるだけのカードは汎用性に乏しく敬遠されがちだが、ここまでの増加量があれば話は別だろう。
わずかコスト4で火のお家芸であるアンタップキラーや効果バトルを大幅に強化できる。奇襲が得意な《勝利のガイアール・カイザー》や軽くパンプアップと相性抜群の《砕神兵ガッツンダー》、バトルに勝つことを条件とするトリガー能力持ち(例として《ジャックポット・バトライザー》等)のサポート役として使いたいところ。
S・トリガーで効果バトルを持つ《イーグル・バトッチ》や《禁断V キザム》なども強化されるため、置くだけでかなりの牽制となる。
ただし、いくらパワーを上げても《無敵城 シルヴァー・グローリー》のように無敵化するわけではない。素でパワーの大きなクリーチャーへの対処はできないため、過信は禁物。
またD2フィールドの性質上、返しのターンで張り返されると意味がなくなってしまう。Dスイッチも持たないので仕事をし損ねることも少なくないのも辛いところ。
強化するのはバトル時のパワーであるため、すべてのバトルに勝つ、スレイヤー、アンタッチャブルや攻撃されない能力を持つクリーチャーなどにも弱い。
【ジョバンニスコール】の全盛期、殴り返しプランに《超次元サプライズ・ホール》と共に使われることがあった。
革命ファイナル期には、これを使いたいために【黒単ヘルボロフ】に火がタッチされることが多くなった。《西部人形ザビ・バレル》や《白骨の守護者ホネンビー》などのブロッカーをパンプアップすれば《轟く侵略 レッドゾーン》などの侵略で早出しされる大型クリーチャーも怖くない。《伝説の禁断 ドキンダムX》や《終焉の禁断 ドルマゲドンX》などの封印による全体除去に弱い。