禁断(きんだん)鼓動(こどう) [編集]

月刊コロコロコミック2016年1月号付録で初登場した新タイプのカード。
超次元ゾーンにまったく関与しない、初の両面カードである「禁断」の片面を担う。

後にDMEX-17にて、片面カードの禁断の鼓動である《禁断〜解放せしX〜》が登場した。

バトルゾーンに設置する際、指定枚数の封印山札から裏向きのまま付けてバトルゾーンに用意される。
封印バトルゾーンにあるコスト0のカードとして扱われる。
封印されたカードと同文明コマンドバトルゾーンに出すことで、その度に任意封印強制でひとつ墓地に置くルールとなっている。
鼓動に付けられた最後の封印が外されると、禁断解放トリガーし、クリーチャー面に裏返すという新ギミックが採用されている。

禁断〜封印されしX〜 KDL 火文明 (マナコストなし)
禁断の鼓動
この鼓動は、ゲーム開始時、封印を6つ付けてバトルゾーンに置く。
この鼓動はバトルゾーンを離れない。
禁断解放―この鼓動の封印がすべてなくなった時、クリーチャー側に裏返す。
禁断解放後⇒《伝説の禁断 ドキンダムX》
禁断〜目醒めの刻〜 P 火文明 (4)
禁断の鼓動
このカードは、ゲーム開始時の5枚の手札に含める。
この鼓動は、封印を4つ付けてバトルゾーンに出す。
禁断解放―この鼓動の封印がすべてなくなった時、クリーチャー側に裏返す。
禁断解放後⇒《禁断のドキンダム》

禁断は各カードで初期位置と場に設置する際の封印の枚数が規定されている。

禁断カードバトルゾーンでは片面のみを参照し、それ以外のゾーンでは常時両面が参照される。

したがって、最初からバトルゾーンにある《禁断〜封印されしX〜》

  • この鼓動は、ゲーム開始時、封印を6つ付けてバトルゾーンに置く。
    と片面のみの参照を前提としたテキストとなっている。

対して、最初から手札にある《禁断〜目醒めの刻〜》

  • このカードは、ゲーム開始時の5枚の手札に含める。
    と両面参照を前提としたテキストとなっている。

片面参照、両面参照のルールはクリーチャー面でも同様であり、注意が必要となる。詳しくは禁断クリーチャーを参照。

詳細なルール [編集]

封印に関する詳しいルールは「封印」のページを参照。

その他 [編集]

禁断の鼓動は四隅すべてに封印を付けるためのスペースが設けられており、スペースに難さえなければ所定位置に封印をひとつずつ設置することが推奨されている。これをデュエル・マスターズカードデザイナーのジェームズは「禁断のSET ON」と呼んでいる。四隅には「禁断の石版」をモチーフにしたデザインが施されており、アルファベットのZ順で禁断文字の「S」「E」「A」「L」、つまり「封印」と記されている。

  • これらのデザインから、鼓動に対する封印の所定枚数は必ず4以上の偶数であることが予想される。最高でも四隅と四辺を使った8つの封印の設置が限界だろう。

参考 [編集]