《カエルB(ビー) ジャック》 [編集]

カエルB ジャック SR 水文明 (3)
クリーチャー:トリックス/ワンダフォース 7000
このクリーチャーは攻撃できない。
自分が呪文を唱える時、自分のクリーチャーを好きな数タップしてもよい。こうしてタップしたクリーチャー1体につき、その呪文を唱えるコストを1少なくする。ただし、コストは0以下にならない。
各ターン、自分がはじめて呪文を唱えた時、カードを1枚引く。

DMRP-11で登場したトリックス/ワンダフォース

攻撃できないデメリットを持つが、自分のクリーチャータップ代替コストにする事で呪文コスト軽減が行えるシステムクリーチャー
さらに各ターン一度限りだが自分が初めて呪文を唱えた時、ドローする能力も持つ。

《ベイB ジャック》の呪文詠唱版といった能力だが《ベイB ジャック》と違い、マナを生み出す能力からコスト軽減へと変化している。

クリーチャーを使って呪文コスト軽減をする性質から、超次元呪文《ヘブンズ・フォース》GR召喚を行う呪文など、「クリーチャーを出す呪文」との相性は非常によい。
出したクリーチャーを次の呪文コスト軽減に使うことで、連鎖的に呪文を唱えることが可能になる。《ベイB ジャック》と違ってこのクリーチャーはタップインされない為、そのままコスト1軽減する余地があるのは嬉しい。

《キユリのASMラジオ》《瞬閃と疾駆と双撃の決断》などの《天災 デドダム》を呼び出せるコスト踏み倒し呪文とも好相性。このクリーチャーを使って呪文を唱えるには最低でも1コストを支払う必要があるが、そこでアンタップマナを作れる《天災 デドダム》に白羽の矢が立つということである。同じようにクリーチャー面でアンタップマナを生成できる《応援妖精エール/「みんな一緒に応援してね!」》、バトルゾーンから直接マナを生成できる《極楽鳥》ともシナジーがある。

並べた自然のリソース系クリーチャーをフィニッシュ力に変換できるため、《竜脈噴火》フィニッシャーにしても良いかもしれない。コスト軽減を利用する際にタップしたクリーチャーも参照できて無駄になりにくいという事で、《ジョジョジョ・マキシマム》手打ち前提でフィニッシャーにするのも1つの手である。

《BAKUOOON・ミッツァイル》との相性も文句なしに格別だろう。《BAKUOOON・ミッツァイル》の破壊能力で自分のクリーチャーをタップするデメリットを帳消しにしてくれる。また、アンタップ状態のクリーチャーを用意してくれるため、このクリーチャーを破壊せずに残しておけば、呪文のコスト軽減の元になる。

【緑単ループ】《革命類 ネロティウス》などのコスト踏み倒し手段でを支払わずに出すカードとして投入されることもある。《革命類 ネロティウス》、引いては【緑単ループ】自体に御誂え向きな《生命と大地と轟破の決断》をコスト軽減するのにも有用で、盤面が整っていれば《大きくて小さな農園》で一気にアンタップマナを生成することも可能。

他にも《Wave All ウェイボール》のような呪文を唱えることでクリーチャーを増やすカードや、光臨などタップが逆にメリットになりうるカードとは相性がいい。

パワーが7000と高く、マッハファイター火力にある程度の耐性がある点も嬉しい。《DROROOON・バックラスター》効果バトルにもバトルで負けない。《種デスティニー》で死なないコストなのも大きい。

ルール [編集]

  • バトルゾーンにこのクリーチャーを何体並べても、一回のタップで軽減できるコストは「1」である。
  • 《カエルB ジャック》の効果が適用されたことによって呪文が唱えられなくなる場合、コストを支払う手順を完了することで、呪文は唱えられたことになる。(総合ルール 601.1f)
    • 過去には、自分の《お騒がせチューザ》タップしてコスト軽減することで、「コストは支払ったが唱えられずに処理を終える」ことが認められており、《チューザ》で相手のシールドを割らず、自分の手札の呪文を墓地に送らず、毎ターン呪文をロックすることができた。

その他 [編集]

  • 能力がマナゾーンにあるかのようにタップからコスト軽減に変化しているのは、これが文明のカードであることと、GRクリーチャーはマナ数を持たないためと考えられる。
  • 額に「忍」の文字、黒装束に身を包み、口に巻物を咥え、手裏剣が飛び交っているが、種族シノビを持たない。
  • 呪文を唱える時に自分のクリーチャーを好きな数タップするイベントと、コスト軽減のイベントは別々のため、過剰にコスト軽減することができる。《偉大なる無駄》を唱えつつ自軍をオールタップするという無駄な芸当もできる。
  • 《ベイB ジャック》温泉から帰ってきたと見る事もできるため、名前は「I'll be back」とかかっているのかもしれない。

関連カード [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]


公式Q&A

  • 2つ目の能力について

Q.《カエルB ジャック》の効果で呪文を唱える時にタップするクリーチャーは召喚酔いしているクリーチャーでもよいのですか?
A.はい、召喚酔いしていてもアンタップしているクリーチャーであればタップすることができます。
引用元(2019.9.20)

Q.《ドリームフェスタ・エナジー》を唱える際、《カエルB ジャック》の能力を使ってバトルゾーンのドリームメイトを2体タップし、唱えるコストを2少なくしました。この2体を、《ドリームフェスタ・エナジー》のテキストにある「この呪文を唱えた時タップしたドリームメイト」として数えることはできますか?
A.いいえ、できません。《ドリームフェスタ・エナジー》の能力で数えるのは、「ランチャーE:ドリームメイト」でタップしたドリームメイトの数だけです。
引用元(2020.7.10)

Q.《カエルB ジャック》が2体いる状態で呪文を唱えようとした際、1体タップするごとに呪文のコストを2少なくすることができますか?
A.いいえ、できません。《カエルB ジャック》が持つ「自分の呪文を唱えるとき」の能力は、重複しません。
引用元(2020.7.10)

Q.自分の《カエルB ジャック》がバトルゾーンにいる状況で呪文を唱える時に《Volzeos-Balamord》をタップした場合、唱える呪文のコストは3少なくなりますか?
A.いいえ、1だけ少なくなります。3枚が合体していますが、クリーチャーとしては1体です。
引用元(2021.12.17)