電脳決壊の魔女(カオス・ウィッチ) アリス》 [編集]

電脳決壊の魔女 アリス R 水文明 (4)
クリーチャー:アウトレイジMAX 1000
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを3枚引いてもよい。そうしたら、自分の手札を2枚、山札の上または下、もしくはその両方に好きな順序で置く。

DMR-11で登場したアウトレイジMAX
《侵入する電脳者 アリス》が能力を開放し、アウトレイジMAXへと覚醒した姿。

その能力は変則的な《シークレット・クロックタワー》とも言えるもので、送り先を山札の上山札の下のどちらかに絞ることも可能。
覚醒前の《アリス》と同様、《無限皇 ジャッキー》《灼熱の斬撃 テスタ・ロッサ》の能力を活かせるのは勿論、ガチンコ・ジャッジや次のドローで目的のカード手札に持ってくる確率を上げるのにも役立つ。非常に使い勝手の良い能力となっている。

元のカードに比べると、コストが1下がってcipとなったため、タイムラグや能力を使えずに終わることが無い点が心強い。
反面「能力を1度しか使えない」「パワーが1000に下がっているため火力パワー低下に弱い」という風に弱体化した面もあるため、デッキや状況に応じて使い分けたい。

ただ、革命編以降の高速化した環境ではビートダウンに使うには重く、専らコンボ用カードのポジションに甘んじており、真剣勝負には一歩及ばない。

それなりに強力なカードではあったが、DM23-EX1にて《戦慄の魔女 アリス/神にも届く旋律》という完全上位互換が登場。描かれているのも同じアリスであるため、基本的にはそちらに立場を譲ることになったか。

他のカード・デッキとの相性 [編集]

ルール [編集]

  • 能力の解決時に山札が0枚〜2枚であったとしても、そのカードをすべて引いた上で「カードを合計3枚引こうとした」ことにして手札を山札に戻す処理を実行できる。(総合ルール101.3a、114.6)
    (ただし、敗北回避能力を適用しない場合、山札からカードをすべて引いた時点でライブラリアウトでゲームに敗北する。)

その他 [編集]

  • 書籍『デュエル・マスターズ 超全集 革命ファイナル』には、手札を山札送りにすることで、必要なカードを返しのターンのハンデスから守ることが可能であるという趣旨の記述がされている。
  • 覚醒前からサイズが小さくなった点は、フレーバーテキストにあるように能力を開放したことによる副作用を表しているのかもしれない。

アニメ・漫画において [編集]

  • 漫画「ストーリー・オブ・デュエル・マスターズ」では、対ヨミ戦にて覚醒。
    テスタ文明の街の住人を量子交換で避難させると同時に、街の最終兵器「問答無用砲」にアクセスし、クロスファイアと共にヨミを道連れにした。

デュエル・マスターズ プレイスでは [編集]

電脳決壊の魔女 アリス UC 水文明 (4)
クリーチャー:アウトレイジMAX 1000
バトルゾーンに出た時、カードを3枚引く。その後、自分の手札を2枚、山札の一番上または一番下に好きな順番で置く。

DMPP-21で実装。アンコモンに降格した。

cipドロー強制になった。

山札に置く処理は《戦慄の魔女 アリス/神にも届く旋律》のクリーチャー側と同じような書き方になった。

  • TCGのこの裁定から、本来なら「山札の上または下、もしくはその両方に置く」とは変更がないはずだが、デュエプレでは2枚まとめて山札の上に置くか、2枚まとめて山札の下に置くことしかできない。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

収録セット [編集]

デュエル・マスターズ [編集]

デュエル・マスターズ プレイス [編集]

参考 [編集]


公式Q&A

Q.バトルゾーンに相手の《光神龍スペル・デル・フィン》が1体いる状況で、自分は《電脳決壊の魔女 アリス》をバトルゾーンに出しました。カードを3枚引き、手札を2枚山札に加えますが、その2枚はどの順番で置くかを相手に見せますか?
A.いいえ、どのカードを置くかは相手に見せますが、山札にどの順番で置くかは相手に見せる必要はありません。 (総合ルール 401.4)
引用元

Q.《電脳決壊の魔女 アリス》の「出た時」の能力で、カードを3枚引いた中に「ビビッドロー」能力を持つカードがありました。相手に見せる場合、どのタイミングで表向きにしますか?
A.手札を山札に戻す前に「ビビッドロー」を使うカードを表向きにします。その後、手札から表向きにしたカードも含めて、好きな2枚を山札に戻します。
引用元(2021.10.22)