《
|
水晶の祈り VR 水文明 (3) |
呪文 |
プレイヤーを1人選ぶ。そのプレイヤーはカードを3枚引き、その後、自身の手札を2枚選んで捨てる。 |
自分のマナゾーンのカードを1枚、裏向きにしてもよい。 |
クリスタル・ドゥーム VR 水文明 (11) |
呪文:ゼニス |
カードを3枚引く。 |
自分の手札からアンノウン・クリーチャーまたはゼニス・クリーチャーを好きな数、コストを支払わずに召喚する。 |
DM23-EX3で登場した水の呪文と水のゼニス呪文のツインパクト。
上側は3ドロー2ディスカードの手札交換し、その後水晶マナを作成できる。
引く枚数は3枚で固定かつ自分以外のプレイヤーも選べる。通常、利敵行為になるだけなので自分以外を選ぶ理由はないが、相手の山札が少ない時に選択すればライブラリアウトを誘える。何らかのカードの効果でループさせる即死コンボも考えられる。
類似カードに《サイバー・チューン》がある。手打ちでは似たようなコストパフォーマンスだがS・トリガーがないため、あちらの代名詞だった《斬隠蒼頭龍バイケン》や《爆撃男》とのコンボはできなくなっている。
水晶ソウルとの組み合わせで実質マナ加速にもなる点は優秀。デッキビルディング次第では手札交換とマナブーストを両立するこれまでにない使い勝手の初動になる。
登場時点では水晶ソウル持ち≒下側の踏み倒し対象のため、上下のシナジーもしっかりある。
下側は3ドローし、アンノウンとゼニスを好きな数コスト踏み倒しで召喚する。
《月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍》のような「唱えたら勝利に等しいアドバンテージを得る」タイプの呪文。《ホーガン・ブラスター》や《アクア・スペルブルー》で踏み倒した際の強力さは彼の《オールデリート》をも上回る。
オリジナルで使う場合事前に耐性のあるダイレクトアタック要員を用意しておく必要がある[1]あちらに対し、このカードは踏み倒しに失敗しても無料で3ドローと、最大値の割に裏目がない。デッキ内にゼニスが多ければその分《ホーガン・ブラスター》で直接踏み倒せる確率も上がり、総じてよく噛み合っている。
ビッグマナで正規コストを支払って唱えるなら直前の3ドローだけに頼るのはいくらなんでも無謀なため、事前に手札の質を高める工夫をしておきたい。
一応このカード自身が上側で手札交換できるため、複数枚引いたら上側でプレイしてダブりを解消しつつ、アンノウンとゼニスを探しにいくプレイングは可能。
《劇場戦艦 カァテンコヲル》のようにツインパクトのコストの小さい側のコストを参照し、コストの大きい方をプレイする挙動を取ることができるカードとも好相性。
ゼニスを持つため《「俺獅」の頂天 ライオネル》のS・トリガー付与、《天頂と停滞と水晶の決断》で踏み倒すゼニスと一緒に回収可能等のメリットがある。
「水のコスト99以下の呪文」の範囲内ということに着目して《卍 新世壊 卍》で《クリスタル・ドゥーム》を唱える運用もある。《卍 新世壊 卍》の置きドローで手札にアンノウンとゼニスを集めやすいためシナジーもある。
変わった所では【ジェームズゾルゲ】とも相性が良い。
《水晶の祈り》の手札交換でパーツを揃えつつ、下側の《クリスタル・ドゥーム》で《偽りの名 ジェームズ》と《偽りの名 ゾルゲ》を揃えてフィニッシュに移行できる。
《ジェームズ》のバトル勝利時効果で《終斗の閃き マトリクス》をリアニメイトし、《ゾルゲ》効果で《ジェームズ》と《マトリクス》をバトルさせれば《マトリクス》の効果を無限にストック出来る。
そして《マトリクス》効果ストックを消費して上側の《水晶の祈り》を唱え相手に3ドローを無限に行わせてライブラリアウトさせられる。割り込み型山札回復は3ドローに対して2枚しか捨てられず、そのため山も2枚しか回復できないため山札回復を貫通してライブラリアウトができる。
【ジェームズゾルゲ】で《ジェームズ》《ゾルゲ》を揃えられる《龍素記号wD サイクルペディア》+《ブレイン・スラッシュ》と比較すると、こちらは並べるために膨大なマナが必要だが、最序盤の手札交換に使える。
《終末縫合王 ミカドレオ》+《引き裂かれし永劫、エムラクール》を同時に召喚することで、勝利出来る。
具体的には、《ミカドレオ》、《エムラクール》、他ゼニス2体以上を召喚し、追加ターン開始時に《ミカドレオ》の能力で勝利出来る。
《Q.Q.QX.》の特殊勝利を構えた時点で《水晶の祈り》で相手に3枚引かせれば、ドローステップ込みで確実に自身の山札の横向きのカードを手札に加えることになる。
登場早々【白青赤ゴスペル】のフィニッシャー呼び出し用呪文として使われるようになった。
《水晶の祈り》で相手を対象にすることで行える山札破壊戦術も、主に【アーテルマトリクスループ】で認知度を広めた。
2024年3月11日殿堂レギュレーション改訂直後、これを軸としたゼニス型【青魔導具】が従来の型のリペアに使われた。
『"。"で区切られた別のイベント』という部分から、一部チャンピオンシップでは《サイバー・K・ウォズレック》で《水晶の祈り》側を選んでから《クリスタル・ドゥーム》側を唱える【ウォズレッククリスタル・ドゥーム】なるデッキも使われるケースもあった。
後に、《サイバー・K・ウォズレック》経由ではフットワークが軽すぎると判断されたためか、『カードタイプ(呪文、クリーチャーなど)が指定された効果でツインパクトカードの片側を選んでから』には『"。"で区切られた別のイベント』の考え方は適用されないという後出しQ&Aが公開され運用不可能になった。
Q.《ローゼス・イノベーション》の「水晶武装4」で手札から《水晶の祈り/クリスタル・ドゥーム》を捨てました。
捨てた《水晶の祈り/クリスタル・ドゥーム》を、《クリスタル・ドゥーム》として墓地から唱えられますか?
A.はい、唱えられます。《ローゼス・イノベーション》の「水晶武装4」は、手札からコスト5以下の呪文を捨てた後、"。"で区切られた別のイベントでその呪文をコストを支払わずに唱えます。
ツインパクトカードの場合、片側がコスト5以下の呪文であれば捨てられ、もし捨てたカードのもう片側も呪文だった場合、そちらを唱えることもできます。
そのため、まずコスト3の呪文である《水晶の祈り》を捨て、その後コスト11の《クリスタル・ドゥーム》をコストを支払わずに唱えられます。
引用元(2024.2.16)
Q.自分の手札が3枚の状況です。
《劇場戦艦 カァテンコヲル》の「出た時」の能力で自分の手札から《水晶の祈り/クリスタル・ドゥーム》を選び、《クリスタル・ドゥーム》をコストを支払わずに唱えられますか?
A.はい、唱えられます。《劇場戦艦 カァテンコヲル》の「出た時」の能力は、自分の手札の枚数以下のコストを持つ水か火のカードを1枚選んだ後、選んだカードをコストを支払わずに使います。ツインパクトカードを選ぶ場合、手札の枚数以下のコストを持つ水か火のカードである側を一度選んだ後、コストや文明に関わらず好きな側をコストを支払わずに使えます。
そのため、まずコスト3の水のカードである《水晶の祈り》を選び、その後、コスト11の《クリスタル・ドゥーム》をコストを支払わずに唱えられます。
引用元(2024.2.16)
Q.《サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》の「出た時」の能力で、墓地にある《水晶の祈り/クリスタル・ドゥーム》を選び、《クリスタル・ドゥーム》側を唱えられますか?
A.いいえ、唱えられません。《サイバー・K・ウォズレック》の「出た時」の能力は、墓地からコスト3以下の呪文を選んだ後、それを唱えます。このように、カードタイプ(呪文、クリーチャーなど)が指定された効果でツインパクトカードの片側を選んでから唱える場合、実際に唱える際にも選んだ側の呪文しか唱えられません。この状況で唱えられるのは、選んだコスト3以下の呪文である《水晶の祈り》のみです。
引用元(2024.3.13)