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命の集う聖域 フィオナの森 R 自然文明 (4) |
ヒストリック・フィールド |
自分のクリーチャーが出た時、カードを1枚引いてもよい。 |
自分のターンの終わりに、自分の手札をすべてマナゾーンに置く。 |
DM23-EX2で登場した自然のヒストリック・フィールド。
DM-02から背景ストーリーに登場していたフィオナの森が何度目かのカード化。施設モチーフなら《Dの森域 フィオナ・ザ・ハート》以来の2枚目となる。
自分のクリーチャーが出た時に1ドローでき、ターン終了ステップに強制で手札をすべてマナに置く。
D2フィールドではないので他のフィールドが出ても墓地送りにならない。
2→4の動きで最速展開した次のターンは、ブレイクによる手札補充がなければドローステップでの手札1枚、マナゾーン6〜7枚という状況になるため、そのような状況で機能するデッキを組むことが使いこなす第一歩となる。
展開した次のターン以降は今引き限定になってしまう[1]ものの、マナが許す限りクリーチャーを並べられる。
《霞み妖精ジャスミン》や《桜風妖精ステップル》は疑似的に1マナ1ドローの手札交換カードとして扱え、2ターン目に召喚した場合はマナカーブも繋がるため相性が良い。
短期的に見た場合、返しのターンに《邪招待》などの汎用性の高いエレメント指定除去やカード指定除去でこのカードを除去されれば自分に《大樹王 ギガンディダノス》のオールハンデスをしたのと同じで、長期的に見た場合はキープしたいカードがあっても問答無用でマナ落ちする(デッキの構築上、キープしなければ使えないカードを投入しないだろうが)ため、総合的に考えてデメリットは無視できない。
このカードをキーカードとするなら類似カードがないため4枚積み必須だが、今引きで非クリーチャーのこれを引いてしまったらキャントリップが使えないというかなりの裏目もある。一応2枚目を出しておけば次のターンから1体ごとに2枚引けるようになるが、無防備なターンが連続するのは悠長。
ゆえにその手札事故でも復帰できる《再生妖精スズラン》や《マーチングバトン ダイダイ》といった軽量マナ召喚能力持ちは入れるべきだろう。
使うなら同じコストの《恋愛妖精アジサイ》にはできないすべての種族に対応したドローソースであることと、手札を失うことをメリットに変換できるデッキで採用したい。また、相手に妨害される前に決着をつけられるスピーディーさも欲しいところ。