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魔誕妖精スイセン UC 光/自然文明 (3) |
クリーチャー:デーモン・コマンド/スノーフェアリー 3500 |
S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい) |
このクリーチャーが出た時、次のうちいずれか1つを選ぶ。 |
▶相手のコスト6以下のエレメントを1つ選び、持ち主のマナゾーンに置く。 |
▶自分の山札の上から1枚目をシールド化する。 |
DM24-RP4で登場した光/自然のデーモン・コマンド/スノーフェアリー。
cipでコスト6以下の相手エレメント1つマナ送りと、シールド追加の2つの内モードを選ぶS・トリガー獣。
相手ターン中にシールド追加ができる防御札で、生き残ったらコマンドを活かして《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター》にP侵略できるという、役割だけ切り取ったら《呪われし悪魔のミッシツ》とよく似たカードだが、約4年分のインフレにより多数の付加価値が付け加えられている。
まず、エレメント除去の存在。コスト6以下とそこそこの範囲に有効で緊急時に1打点止める程度なら苦労しない。アドバンスでは全種類のドラグハート・ウエポンが範囲に入るため、【モルト NEXT】系統に対しても一定の有効性がある。
次に名目コストの軽さ。手打ちでも《超英雄タイム》感覚でメタカードの除去に使える。【シールドプリズン】で天敵の《鬼星の絆 フウジン天&ライジン天》や《呪紋のカルマ インカ》にシールド追加、S・トリガーの使用を止められた際、わずか3マナで除去できるのは魅力的。
シールド追加のできるS・トリガーは今までコスト4以上だったためコスト3という時点で唯一の性能なのだが、そこからさらに除去も選べる・コマンドのクリーチャーが残るという点で色々とシールド追加S・トリガーの水準を逸脱気味なカードである。
最後に自然との多色である点。【シールドプリズン】は《偽衒学者の交渉》や《理想と平和の決断》を採用する関係で十中八九白青の基盤に必要に応じて他の文明をタッチしていく形になるが、このカードと《調和と暴動の混乱》を入れるだけで気軽に5色揃うようになった。
恩恵を受けるのは主にアドバンスで、コントロールデッキのミラーマッチになった時に無類の強さを発揮する《勝利の頂上 ヴォルグ・イソレイト6th》をリンク前を1枚ずつ超次元召喚するやり方で出しやすくなった。同じことができる自然の候補カードの中ではこれが一番汎用性が高く、メインの動きを邪魔しない。
相性の良いデッキは何と言っても【シールドプリズン】。上記の白青タッチ黒赤緑型の他に、《プリンセス・パーティ ~シラハの絆~》などを採用した白青緑型でも出番があるだろう。
他にもスノーフェアリーに注目した種族デッキへの起用や《S級原始 サンマックス》に侵略できることを活かしたビートダウンなど、多数の使い道が考えられる。
DM24-RP4で登場した、種族にデーモン・コマンドと「ファンタジーBEST」でフィーチャーされた5種族の1つをそれぞれ持つS・トリガー獣サイクル。