石像男(せきぞうおとこ) [編集]

石像男 R 闇文明 (6)
クリーチャー:ヘドリアン 5000
バトルゾーンにある自分のクリーチャーで、すべての文明が揃っている時、相手は自分自身の「S・トリガー」を使えない。

DM-24で登場したヘドリアン

バトルゾーンにある自分のクリーチャーによって5文明すべてを揃えている時に限り、相手のS・トリガーを完全に封じる能力を持つ。

種族文明の違いを除けば《呪紋の化身》を下方修正した性能。
《呪紋の化身》S・トリガー封じに一切の条件がなく、W・ブレイカーも持ち合わせたフィニッシャーとして十分な性能であった。それに対しこちらは、5文明を揃えるという条件を満たさなければフィニッシャーどころか完全なバニラとなってしまう。

後に《呪紋の化身》プレミアム殿堂となったが、S・トリガー封じとしてのライバルは《無双恐皇ガラムタ》(こちらも後に殿堂入り)や《超神龍バイラス・カースド》のほか、封じ込めの範囲は異なるが《呪紋のカルマ インカ》《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ/「未来から来る、だからミラクル」》などまだまだ存在する。
どれも使い勝手は大きく異なるが、バトルゾーンに5文明を揃えるという条件は特に難しく、このクリーチャーが優先されることは少ない。

数少ない強みは相手の暴発に対してメタを張れる事。
しかし自身のコストが重く、相手の《暴発秘宝ベンゾ》《音感の精霊龍 エメラルーダ》召喚に間に合わないのが痛いか。

ルール [編集]

環境において [編集]

【イメンループ】の全盛期において、S・トリガー封殺要員として稀に使用された。5揃える条件は《電流戦攻セブ・アルゴル》《次元流の豪力》からサイキック・クリーチャーの展開で賄われていた。《無双恐皇ガラムタ》と比べると、《威牙の幻ハンゾウ》などに除去されて無効化される危険性はあったものの、タップイン《調和と繁栄の罠》などに妨害されないというメリットがあった。また、当時はスーパーレア《無双恐皇ガラムタ》と比べていくらか入手しやすいという事情もあった。

DMBD-19DMBD-20期に、主に《蒼き守護神 ドギラゴン閃》《天災 デドダム》を参照してロックを発動させる型の【青黒赤緑邪王門】が結果を残した。

他のカード・デッキとの相性 [編集]

その他 [編集]

  • 独特な能力を持ち一部のデッキで採用されることもあったが、勝舞編時代のレアであり長期間一切再録がなく、かなり入手が難しかった。その後めでたくDM23-RP1で銅及び黒トレジャーとして、約16年ぶりに再登場することとなった。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

  • DM-24
    これぞ五行結界なり! 貴様の妖術はもはや使えぬでおじゃる!――石像男
  • DM23-RP1
    ワシの五行結界はまだまだ現役でおじゃる!――石像男

収録セット [編集]

参考 [編集]