《ジャッジメント・タイム》 [編集]

ジャッジメント・タイム VR 光/水文明 (5)
呪文
次の相手のターンの終わりまで、相手のクリーチャーは攻撃もブロックもできず、アンタップしない。
光のコスト4以下の呪文を1枚、コストを支払わずに自分の手札から唱えてもよい。
この呪文を唱えた後、自分の墓地に置くかわりに山札の一番下に置く。

DMR-22で登場した/呪文

確実に2ターンの間、相手クリーチャーの攻撃ブロックを禁止し、ついでにアンタップを封じる。さらに、コスト4以下の呪文の発動を誘発し、置換効果で、このカード山札の下に置く。

5コストで相手の攻防を封じ、さらにそこから呪文コスト踏み倒しで詠唱するので、デザイナーズコンボとなっている《ファイナル・ストップ》と組み合わせると、相手は次のターンドローと、マナチャージと、クリーチャーを出すことしかできなくなる。このコンボは、《奇天烈 シャッフ》コスト指定がなくなった能力、と考えれば分かりやすいだろう。
さらに、この呪文自体を《時の法皇 ミラダンテXII》から唱えられるため、あちらのファイナル革命と組めばコスト7以下のクリーチャー召喚も封じられ、相手はほぼ身動きができなくなる。

ただし、この呪文は詠唱後に山札の下に行くので、《目的不明の作戦》等で再利用しにくい弱点も持つ。流石にこの呪文ループされようものなら相手はなにもできなくなってしまうので、その対策だろう。

追加で連鎖する呪文には、様々な選択肢がある。デザイナーズコンボ通り、《ファイナル・ストップ》もしくは、それに近しい《ミラクルストップ》を唱えるのもよいだろう。

しかし、ここでこの呪文アンタップしないという部分に注目したいところ。つまり、

となり、この場合、《フリーズ・チャージャー》を打ちながら1ドローできたことになる。

今まで自分のターンにただ打つだけでは、しょっぱい思いをしていたタップ呪文が、この呪文との連鎖でフリーズに生まれ変わってしまうのだ。
制圧力を意識するなら、《連唱 ジャンヌ・スパーク》を唱えれば、相手のクリーチャー2体フリーズして更に攻防も封じ、しかも返しのターン呪文リサイクルをかませるオマケつきとなる。

この、タップフリーズに変えるシステムは、この呪文を相手する際に、注意しておきたいところ。

踏み倒しの候補としては以下の通り。

やや手札消費が激しいので、予め手札を多く保持するか、最後にドロー効果のある呪文唱えると息切れしなくなる。
ハンデスに弱いので、《聖鐘の翼 ティグヌス》《時の秘術師 ミラクルスター》などを採用するのもいいだろう。

後に登場した《ドレミ団の光魂Go!》とも非常に相性が良く、あちらのS・トリガーでこの呪文を唱えることができる。

総じて、「タイムストップデュエル」を名乗るカード群の一端として十分な性能を持つカードである。

  • 相手ターン中に唱えた場合、相手のクリーチャーの動きを止められるのはそのターンの終わりまでである。[2]
  • 「ジャッジメント・タイム(Judgement Time)」は、フレーバーテキストにもある通り「裁きの時間」の英訳。スーパー戦隊シリーズの『特捜戦隊デカレンジャー』での決め台詞の一つとしても有名。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]


[1] ただし、大元のこの呪文山札の下に置かれる前に唱えるので、今唱えた《ジャッジメント・タイム》をそのまま回収することはできない
[2] 《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ/「未来から来る、だからミラクル」》の公式Q&A参照