《シェル・アルカザール》 [編集]
cipでコスト3以下のエレメントをマナ送りするS・トリガー獣。 最大の特徴はコスト2S・トリガーでありながら相手エレメントに撃てば除去、味方エレメントやこのクリーチャー自身に撃てばマナブーストになる汎用性だろう。 マナブーストそれ単体では直接的な防御札にならずS・トリガーを役立てにくいという《フェアリー・ライフ》の弱点を、マナ送り除去としての性質を持たせる事で解決した、《フェアリー・Re:ライフ》とはまた違ったアプローチの防御札になる2マナマナブーストと言える。 ただし初動マナブーストとして使う場合、《同期の妖精》に除去を吸われて自軍をマナ送りできなくなることには注意が必要。 除去にもなるマナブーストとしては選べる対象も全く同一の《竹馬の超人/テイクバック・チャージャー》が競合となる。あちらはどちらの使い方をしてもチャージャーとして1マナブーストが確約されるが、送りたいエレメントがおらず空撃ちせざるを得ない事も多いので見た目ほどのカードパワーはなく、空撃ち時との比較なら純粋に1マナ軽くS・トリガーもあるこちらが優位。 【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】のような青黒緑ウィニー基盤に入れても良い味を出すかもしれない。マナブーストからメタカードの除去まで八面六臂の活躍が期待できる。また、初動マナブーストと真っ当な除去、スター退化手段を兼ねていることから、【5色ガイアハザード退化】にも適性がある。5枚目以降の《生魂転霊》として採用されていた《わかりミーア♥》をこちらに入れ替えても良いだろう。 環境においては事前の期待とは裏腹にあまり使われていない。というのもマナブーストするデッキの大半が《ヨビニオン・マルル》を取り入れた事により、クリーチャーである事が災いしてヨビニオンの濁りになってしまうからである。《マルル》入りでの2マナ帯はとりあえず《地龍神の魔陣》を4枚突っ込み5枚目以降を非クリーチャーマナブーストから選ぶという構成が定番であり、元祖の《フェアリー・ライフ》の方がまだマルル入り【ブレスラチェイン】などで暴発要員として使われている。
関連カード [編集]フレーバーテキスト [編集]
収録セット [編集]
参考 [編集]タグ:
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