《「この(わたし)のために(はな)()かすのだ!」》 [編集]

「この私のために華を咲かすのだ!」 C 自然文明 (2)
呪文
S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
自分の山札の上から1枚目を、裏向きのままマナゾーンに置く。(マナゾーンにある裏向きのカードは、マナの数字が1の無色カードとして扱う。その持ち主はそれをいつでも見てもよい)

DM23-EX3で登場した自然呪文

ついに登場した《フェアリー・ライフ》相互互換マナブーストしたカード水晶マナとして置かれる以外は、そちらと全く同じ効果である。

水晶マナ多色でもアンタップインマナゾーンに置かれるため、唱えた後は必ず1マナ追加で使用できる。手札使いたいカードコスト2マナブーストがあり、余分なマナは1枚だけという状況は【ビッグマナ】では頻出だが、この呪文はそうした場合でも気がねなく唱えられる。
《零獄接続王 ロマノグリラ0世》《自然の四君子 ガイアハザード》バズレンダ持ちなど、【ビッグマナ】フィニッシャーは過剰なマナブーストによって能力が強化されるものも多い。多色事故の可能性が付きまとう《フェアリー・ライフ》と異なり、常に実質コスト1で使用できるのは侮れないメリットと言える。

また、水晶ソウル3以上のゼニスとの組み合わせでは、マナ数修正>この呪文のコストとなるため、疑似コスト軽減としても扱える。この時、実際にコストを減らしているわけではないので《煌ノ裁徒 ダイヤモン星》能力には引っかからない。1マナでエターナル・Κクリスターナル・Κコストを用意できる点も優秀。

一方で、水晶マナ文明の支払いを行えないため、序盤から3色カードを使うデッキなどの場合、従来通りに《フェアリー・ライフ》《フェアリー・Re:ライフ》を採用した方が構築がまとまりやすい。
この呪文を唱えるために自然マナを消費して、本来使いたかったカードが使えなくなったら本末転倒だろう。【ゼニス・セレス】では終盤マナゾーン水晶マナだらけになることは珍しくないため、特に意識する必要がある。

他のカード・デッキとの相性 [編集]

環境において [編集]

登場から【ゼニス・セレス】の初動マナブーストとして各地のCSで結果を残している。
やはり文明の支払いに問題を抱えているためかDM23-EX3期時点では自然(無色)の2色デッキが主流で、3色以上の混色はあまり見られない。

DM23-EX2期時点では4マナ帯にそれほど相性の良いカードがないため、《フェアリー・Re:ライフ》などこのカード以外のコスト2マナブーストは不採用で《Dの寺院 タブラサ・チャンタラム》4枚積みが主流。

その他 [編集]

サイクル [編集]

ゾロスター改めツラトゥストラがカードに描かれているサイクル。
フレーバーテキストの順でつながっている。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]