緊縛(きんばく)(かげ)バインド・シャドウ》 [編集]

緊縛の影バインド・シャドウ C 闇文明 (1)
クリーチャー:ゴースト 1000
このクリーチャーはタップしてバトルゾーンに置かれる。
闇のクリーチャーはタップしてバトルゾーンに置かれる。

DM-16で登場したゴースト

自身を含むすべてのクリーチャータップインさせる状態定義効果を持つ。

《闇戦士ザビ・クロー》と並んで数少ないコスト1で2ターン目に攻撃できるクリーチャーなので、入りの【速攻】においてしばしば採用される。
デメリット墓地進化と噛み合わないこと以外はほぼ気にならず、むしろ相手の《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》《墓守の鐘ベルリン》などの厄介なを含むブロッカータップインさせられるメリットになる。

1ターン目のこのクリーチャーと3ターン目の《停滞の影タイム・トリッパー》で妨害と速攻を両立するのが【黒緑速攻】における強力な動きの1つである。

ルール [編集]

他のカード・デッキとの相性 [編集]

環境において [編集]

発売当初から長年全く光の当たらないカードだったが、覚醒編あたりから【墓地進化速攻】に投入され、注目されるようになった。

ドラゴン・サーガ環境まではデメリットに味方を巻き込んでも2〜3ターン目辺りまではミラーマッチでもない限りほとんど殴り返されなかった。

ドラゴン・サーガ終期から革命編に活躍した【黒単ドラグナー】新章デュエル・マスターズ終期に成立した【デ・スザーク】など、【黒単コントロール】への対策として投入されることもあった。

DM24-RP2で成立した【ブラックXENARCH】にも採用され、アドバンスを中心に活躍。

DM24-BD5DM24-BD6期にはハイパーエナジー【ブラックXENARCH】が流行したが、早期に零龍卍誕すればデメリットが生じにくかったため引き続き採用された。

その他 [編集]

  • コモンとはいえ古い弾のカードなので入手困難になっていたが、DMX-12で待望の再録となった。

デュエル・マスターズ プレイスでは [編集]

DMPP-09で実装。レアリティアンコモンになった。

【黒緑速攻】では《超神星 DEATH・ドラゲリオン》メテオバーンでの全滅を先送りしたり、《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》などの闇ブロッカーをタップインさせたりできる。相手の《暗黒凰ゼロ・フェニックス》を1ターン遅延することもできる。

ただし、自分の闇クリーチャーもタップインするため、《死神術士デスマーチ》《鬼面妖蟲ワーム・ゴワルスキー》の長所を殺してしまう点は注意したい。

闇の進化クリーチャーをあまり使わない速攻なら《緊縛の影バインド・シャドウ》が味方の妨害をしてしまうことを防げる。例えば《ヤット・パウル》軸の赤黒【カゲキリ速攻】ならメインアタッカーの《火ノ鳥カゲキリ》タップインさせない。ただしタップしている《ヤット・パウル》から進化させると位相を引き継いでタップインにはなる。

自分が《超次元リュウセイ・ホール》を使う場合、このクリーチャーや《制御の翼 オリオティス》対策で超次元ゾーン《ブーストグレンオー》を用意しておくと得することがある。

ルール [編集]

  • アンタップしている《緊縛の影バインド・シャドウ》を進化元にして、闇を持つ進化クリーチャーをバトルゾーンに出すと、出てくる進化クリーチャーは《緊縛の影バインド・シャドウ》の能力によりタップインする。
+  解消済みの不具合

環境において [編集]

コスト1の闇クリーチャーなので、こちらでも【黒緑速攻】で活躍した。

DMPP-13期には【大邪眼B・ロマノフ】のメタとして、【黒緑速攻】以外でも仕事も得た。
【5色コントロール】でも使われるケースがあったが、やがてより場持ちの良い《銀界の守護者ル・ギラ・レシール》にシェアを譲った。

フレーバーテキスト [編集]

  • DM-16
    あまりのおぞましさに皆逃げ惑った。
  • DMX-12DMPP-09
    こう見えて、結構やるんだぜ。――緊縛の影バインド・シャドウ

収録セット [編集]

デュエル・マスターズ [編集]

デュエル・マスターズ プレイス [編集]

参考 [編集]


公式Q&A

Q.《緊縛の影バインド・シャドウ》と自分のアンタップ状態の《龍神ヘヴィ》がバトルゾーンにいる状況で、自分は《龍神メタル》をリンクした状態でバトルゾーンに出しました。このリンクした《龍神ヘヴィ》《龍神メタル》はタップ状態になりますか?
A.いいえ、アンタップ状態です。バトルゾーンに出る《龍神メタル》は火のクリーチャーです。《緊縛の影バインド・シャドウ》は、実際に出るクリーチャーの情報のみを参照しますので、《緊縛の影バインド・シャドウ》の状態定義効果は適用されません。

+  総合ルール 803.1d

引用元(2021.9.7)

Q.《緊縛の影バインド・シャドウ》がバトルゾーンにいる状況です。マナゾーンから《虹速 ザ・ヴェルデ》を召喚した場合、アンタップ状態でバトルゾーンに出ますか?
A.はい、アンタップ状態でバトルゾーンに出ます。《虹速 ザ・ヴェルデ》はバトルゾーンに出てから、すべての文明を持つためです。状態定義効果は元あったゾーンの状態を見て、効果を適用するかを決定します。
引用元(2021.12.17)

Q.自分の《薫風妖精Re:コートニー》《緊縛の影バインド・シャドウ》がバトルゾーンにいる状況です。自分はマナゾーンから《再生妖精スズラン》を召喚した場合、アンタップ状態でバトルゾーンに出ますか?
A.いいえ、タップ状態でバトルゾーンに出ます。状態定義効果は元あったゾーンの状態を見て、効果を適用するかを決定します。
引用元(2021.12.17)

Q.《緊縛の影バインド・シャドウ》がバトルゾーンにいる状況です。自分の《アカシック・パラレル》の「自分のターンのはじめに」の能力で、相手の《天災 デドダム》を選びました。
この《アカシック・パラレル》《マニフェスト <リーフ.Star>》に進化する際、《緊縛の影バインド・シャドウ》の効果によってタップ状態で出ますか?
A.いいえ、アンタップ状態で出ます。状態定義効果は元あったゾーン(この場合、手札)の特性を参照します。出た後は闇のクリーチャーである《天災 デドダム》になっていますが、出すクリーチャーは水のクリーチャーである《マニフェスト <リーフ.Star>》ですので、アンタップ状態で出ます。
引用元(2022.2.18)