《Treasure cruise》 [編集]
Treasure cruise P 火文明 (5) |
クリーチャー:ドリームメイト 1000 |
As you put this creature into the battle zone,you may put this creature on top of your head and say."shichifukujin is coming!" If you do,let it fall from your head into the battle zone,and when it lands,put all your opponet's cards in the battle zone that this creature is touching into his graveyard. (このクリーチャーがバトルゾーンに出る時、それを頭の上に乗せて「七福神のお出ましだ!」と言ってもよい。そうしたら、頭の上のこのクリーチャーをバトルゾーンに振り落とし、それに触れている相手のクリーチャーをすべて持ち主の墓地に置く。) |
2016年の新年を記念して2015年の年末にデュエル・マスターズの関係者限定で配布され、後にDMX-22で一般販売された火のドリームメイト。
いわゆるジョークカードの一種である。
もし真面目にこのカードが存在する環境を考えるなら、全てのクリーチャーをカード一枚の対角線の長さより広く離してプレイすることが望ましい。
あるいはジョークカードとしての側面に目を向けるなら、触れたカードの下にあるカードは直接触れてはいない事を利用して、どうしても破壊されたくないカードを別のカードで守ってしまうのもいいかもしれない。
破壊するのはクリーチャーのみであるため、重ねる際の上の方にはクロスギアやドラグハート・ウエポン、ドラグハート・フォートレスあたりが使いやすいだろう。特にジャンボカードは強力に働く。
- 前作・前々作と異なり、左下部に書かれていた「このカードは公式大会では使えません。」の一文が削除されている。後に一般販売もされたため、各地のチャンピオンシップ主催者の頭を悩ますこととなった。主催者権限で使用禁止になるのもやむを得ない能力であるため、大会に参加する際はよくルールを確認しておきたい。
- カード名の元ネタはMagic:The Gatheringに存在する《宝船の巡航/Treasure Cruise》及び《Shichifukujin Dragon》、能力は同《Chaos Orb》、能力内の台詞は《Infernal Spawn of Evil》が元ネタだろう。それぞれが非常にユニークな逸話や能力を持つカード達である。
- このカードをコンセプトとしたデッキ同士の対戦動画がタカラトミー公式チャンネルにて公開されている。デッドマンによる詳しい使い方や裁定に関する説明もあるので、興味のあるプレイヤーは目を通しておくと良いだろう。
なお、デッドマン曰く「1時間くらい(頭から落とす)練習した」とのことだったが、動画では全て不発に終わっている。
- 動画では使用宣言後にクリーチャーを卓上で自由に動かしていいと言及されているが、事務局確認によると、使用宣言後にクリーチャーを動かしてはならないと全く正反対の裁定が出されている。どちらに準ずるべきかは各大会のヘッドジャッジの判断に委ねられる。
- 対面での対戦を前提としたカードである為、オンライン大会といった非対面型の対戦だと、相手のクリーチャーにこのカードを振り落とせない。新型コロナウイルス感染症の蔓延によるとばっちりを食らったカードの1枚である。
- 登場からしばらくはジョークカードの域を出ず、環境で使われることは無かった。
しかしDM24-EX1が発売し、【白赤緑ドリームメイト】が環境に登場すると評価が一変、「《森夢のイザナイ メイ様》や《龍后幻獣パティシエ・メイ様》などから出せる、コスト5以下で確定除去を持ち、さらに貴重な赤単色マナにもなるドリームメイト」という性能が評価され、登場から約8年の時を経て大真面目に環境で使用されるようになった。
そのためこのカードによる複数体の破壊をケアするために、全てのクリーチャーをカード一枚の対角線の長さより広く離してプレイするプレイヤーも見られるようになった。
ただし、大型大会などではこの手の特殊なカードは使用禁止に指定されていたり、「使用を宣言したらその場でジャッジを呼ぶ」など特殊なルールが設けられていることもあるため、大会でこのカードを使用する場合は事前にその大会のレギュレーションを念入りに確認する必要がある。
ルール [編集]
- このクリーチャーがcipで「上にカードを置くことができない」能力を持つ《スペリオル・シルキード》の上に乗ってしまった場合、《シルキード》の能力が適用され、このカードは触れていないものとして扱われる。当然破壊することもできないため、《シルキード》はこのクリーチャーの能力に対して事実上の耐性を持つことになる。
- カードを選んでいるわけではないため、ジャストダイバーなどのアンタッチャブル能力を貫通する。上手く使えば、アンタッチャブル持ちのクリーチャーを狙って破壊することもできる。
関連カード [編集]
収録セット [編集]
参考 [編集]
公式Q&A
Q.《ボルシャック・ドギラゴン》の「革命0トリガー」で《Treasure cruise》が表向きになった時、《Treasure cruise》が持つ「このクリーチャーがバトルゾーンに出る時」の能力は、《ボルシャック・ドギラゴン》に進化してから処理しますか?
A.いいえ、まず、「このクリーチャーがバトルゾーンに出る時」の能力を処理します。その後、《ボルシャック・ドギラゴン》に進化します。
引用元(2020.2.26)