《チェーン・デスマッチ》 - デュエル・マスターズ Wiki

《チェーン・デスマッチ》 [編集]

DM-32で登場した火の呪文。

テキストがやや複雑だが、要するに「バトルゾーンにある一番パワーが高いクリーチャーとその次にパワーが高いクリーチャーをバトルさせる」という効果である。

「二番目にパワーが高いクリーチャー」が自分のクリーチャーであるとき以外は、基本的に除去呪文として使える。
トリッキーなように見えるがS・トリガーも付いているため、意外と使い勝手は悪くない。

しかしながらバトルゾーンへの依存度が高く、状況によっては味方の自滅や同士討ちも起こしかねないのが欠点。
比較対象は《カツドン「やったるで！」》あたりか。あちらは相手のクリーチャー同士をぶつけることはできないが、味方の同士討ちを起こさないため安定性では大きく勝る。

クセがあるとはいえ相手のバトルゾーンにしかクリーチャーがいなくても使用できる点やシールド・トリガーを持つ点が優位にはたらき、インフレが著しい火単色呪文プールの中でも長らく上位互換が登場することはなかった。
だがこのカードが刷られてから12年後のDMRP-19にて、ついに上位互換となる《轟戦!爆戦!!超決戦!!!》が登場。このカードの役目はそちらに譲ることとなった。

• 《キサナティック・X》とは違い対象となったクリーチャーをタップはしない。

• 《時空の火焔ボルシャック・ドラゴン》の覚醒に役立つかもしれない。この手の効果のカードの中では比較的軽く、相手がクリーチャーを召喚していなくても覚醒できるのは強みであろう。

• チェーンデスマッチとはプロレスのデスマッチのひとつで、イラストのように両者を鎖の長い手錠でつなぐものである。

デュエル・マスターズ プレイスでは [編集]

バトルの対象が各プレイヤーのクリーチャー1体ずつに変更され、コストが1増えた。

DMPP-13期に、単純な除去呪文ではなく、効果バトルが登場したというのは《時空の火焔ボルシャック・ドラゴン》を《勝利の覚醒者ボルシャック・メビウス》に覚醒させるのが狙いだろう。

• DMPP-13のカードプールで、このカードを用いて最速で《勝利の覚醒者ボルシャック・メビウス》に覚醒させるには以下の手順がある。
  1. 4ターン目までに、バトルゾーンに《爆獣ボルカグレンオー》ともう1体進化元を用意する。
  2. 5ターン目に《暗黒皇グレイテスト・シーザー》を5マナで召喚し、墓地にある《超次元ボルシャック・ホール》と《チェーン・デスマッチ》を1枚ずつ唱える。
  3. 《超次元ボルシャック・ホール》で出た《時空の火焔ボルシャック・ドラゴン》が《チェーン・デスマッチ》によるバトルで勝てば覚醒し、召喚酔いがなくなった紫電効果でリーサルとなる。

• 《煉獄邪神M・R・C・ロマノフ》の登場後はより簡単に《勝利の覚醒者ボルシャック・メビウス》まで可能。バトルゾーンに進化元が要る進化Vよりも墓地進化GVのほうが妨害されにくいため、そちらのほうが実戦向き。
  • 《特攻人形ジェニー》→チャージャー→《ヴォルグ・サンダー》→《M・R・C・ロマノフ》で5ターン目にメテオバーンを使う。墓地にある《超次元ボルシャック・ホール》と《チェーン・デスマッチ》を1枚ずつ唱える。

• デュエプレで初となる効果バトルの効果を持つ呪文。

関連カード [編集]

• 《爆竜トルネードシヴァXX》
• 《カツドン「やったるで！」》

フレーバーテキスト [編集]

• DMPP-13
  覚醒の力を手に入れた四文明連合軍によって、闇の恐気なる賢者、ランブルは一気に劣勢となった。

収録セット [編集]

デュエル・マスターズ [編集]

• illus.Hiroshi Tanigawa
  • DM-32 「神化編(エボリューション・サーガ) 第1弾」

デュエル・マスターズ プレイス [編集]

• illus.Hiroshi Tanigawa
  • DMPP-13 「超次元開放 -PSYCHIC SHOCK-」

参考 [編集]

• S・トリガー
• バトルゾーン
• パワー
• クリーチャー
• 効果バトル