【クランヴィアデリート】 [編集]
概要 [編集]
《不夜城艦 クランヴィア》の能力で《オールデリート》を踏み倒すデッキ。
運良く踏み倒すことができれば、《禁断〜封印されしX〜》本体は山札送りにならず、封印はすべて外され禁断解放でき、《伝説の禁断 ドキンダムX》のダイレクトアタックで勝利できる。
しかし《クランヴィア》の能力では下に任意の呪文が置けないようになっている。
勝ち筋がそれだけだとただの運ゲーであるため、《オールデリート》に依存しすぎない柔軟な勝ち筋がある構築が望ましい。
不夜城艦 クランヴィア SR 水文明 (4) |
クリーチャー:ムートピア 4000 |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札をシャッフルする。その後、上から3枚を表向きにし、その中の呪文をすべて、このクリーチャーの下に置く。残りを墓地に置く。 |
自分の手札から呪文を唱えた時、唱えた後で墓地に置くかわりに、このクリーチャーの下に置いてもよい。 |
このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下から、自分のマナゾーンにあるカードと同じ文明を持つ呪文を1枚、コストを支払わずに唱えてもよい。 |
オールデリート P(VR) 闇文明 (11) |
呪文 |
各プレイヤーは、バトルゾーン、手札、シールドゾーン、墓地にある自身のカードをすべて山札に加えてシャッフルする。 |
事故回避 [編集]
このデッキコンセプトで勝つには、以下の事故をすべて回避する必要がある。
- 手札に《不夜城艦 クランヴィア》が来ない事故
- マナの色が揃わず呪文を踏み倒しできない事故
- 《不夜城艦 クランヴィア》のアタックトリガーが使えない事故(召喚酔いした《不夜城艦 クランヴィア》が、相手のターンにマッハファイター等で除去される等)
- ハンデスで召喚前の《不夜城艦 クランヴィア》が墓地に置かれる事故
- 《不夜城艦 クランヴィア》のcipで強い呪文が仕込まれない事故
特に5に関しては少しでも確率を高くしたい場合、《オールデリート》が山札のどこかにある状態で山札圧縮する必要がある。
《不夜城艦 クランヴィア》のcipを解決する時点で残り山札は18枚である。
このようにお膳立てをしてやることで、《オールデリート》を仕込める可能性は格段に上昇する。
主要カード [編集]
候補カード [編集]
多色 [編集]
【サンダー・ムーンクランヴィア】 [編集]
序盤は手札交換によって墓地と手札に必要なパーツを集め、最速4ターン目に《キリモミ・ヤマアラシ》で《クランヴィア》をスピードアタッカー化。そこから《奇天烈 ガチダイブ》に侵略。《奇天烈 ガチダイブ》のcipから解決し、《阿修羅ンチュラ/傀儡が来る!》を《クランヴィア》の下に仕込む。
それから《クランヴィア》のcipを解決し、《傀儡が来る!》を踏み倒して《神羅サンダー・ムーン》を《奇天烈 ガチダイブ》の上に重ねる。そして、《神羅サンダー・ムーン》の能力でマナゾーンの《オールデリート》を唱えて勝ち確定に持ち込む。
環境において [編集]
それまでこれといった活躍は無かったが、2022年明け頃からアドバンスでチャンピオンシップ4位以内入賞報告が続々為された。《不夜城艦 クランヴィア》登場当時と異なり、スピードアタッカー化を伴う早出し手段である《「時空さえも突き抜けろ!」》、リソースの鬼である《T・T・T》などの優秀なカードがカードプール上に加わっており、サブフィニッシャー呪文である《煌銀河最終形態 ギラングレイル》と《オールデリート》の8枚体制によってデッキが安定するのも大きい。
初期型には《侵略開始!!にゃんこ軍団/にゃんこ砲発射!》もサブフィニッシャーに使われていた。
その後DMRP-20にて新たなカードタイプのキング・セルである《新世界王の権威》が登場。呪文ではないが、《クランヴィア》で唱えたい呪文の文明を確保できる上に、多色にもかかわらずタップインしないというこれまでの問題点だった色事故を見事に解消するカードを手に入れたことで安定性が向上した。
参考 [編集]