(かな)しみの(よる) シンベロム・カタルシス》 [編集]

哀しみの夜 シンベロム・カタルシス SR 自然文明 (11)
クリーチャー:デーモン・コマンド 17000
ハイパーエナジー
ガードマン
T・ブレイカー
相手のクリーチャーが攻撃する時、可能ならクリーチャーを攻撃する。
このクリーチャーが離れる時、かわりに自分のマナゾーンにあるカードを3枚、好きな順序で山札の下に置いてもよい。
自分の他のクリーチャーが相手プレイヤーを攻撃する時、このターン、そのクリーチャーのパワーを+6000し、「パワード・ブレイカー」を与える。

DM24-RP3で登場した自然デーモン・コマンド
ハイパーエナジーによる自己軽減クリーチャーへの攻撃誘導ガードマン、味方の相手プレイヤーへの攻撃時にパンプアップしつつパワード・ブレイカー付与離れる時に置換効果マナカード3枚を山札の下に置くととどまる能力を持つ。

コストハイパーエナジーの中でも指折りの重さとなっており、クリーチャーを並べたターンに浮いたマナでそのまま召喚という流れは取りにくい。
その分このクリーチャーの召喚に1ターンを割いたとしても攻撃誘導ガードマンによって相手の攻撃の選択肢を狭め、このクリーチャー自体への対処も置換効果による耐性で困難になるため、安全にターンを返して貰いやすくなっている。
同弾の《ヨビニオン・マルル》から《天災 デドダム》などのコスト3以下でマナブーストできるクリーチャーを出すことで次のターンに7マナ溜まり、《ヨビニオン・マルル》マナブーストクリーチャーハイパーエナジーの種にすることでそのまま召喚できる。恐らくはデザイナーズコンボだろう。
これだけの高コストかつ相応の攻撃ロックフィニッシャー性能を併せ持ちながら、《流星のガイアッシュ・カイザー》に頼らずとも召喚が可能な点はビッグマナ系の選択肢として有用。
とはいえ《流星のガイアッシュ・カイザー》がいればそれ一枚のみのハイパーエナジーでも5マナでの召喚が可能になるため基本的には併用したい。
《流星のガイアッシュ・カイザー》効果ハイパーエナジーの種が1つ増えることによる軽減が、ちょうど《流星のガイアッシュ・カイザー》コストと同じ6となるため同一ターンの横並べもしやすい。

攻撃誘導は「可能ならクリーチャー攻撃する」というテキストであるため、タップしているクリーチャーが存在しない場合などは攻撃誘導ができない点に注意。
ただ、ハイパーエナジータップされた攻撃対象を用意でき、ガードマンで自身をタップしながら高パワークリーチャー攻撃から守れる等、他の効果と噛み合っているためあまり心配はいらないか。
また、バトルゾーンに出たターン、相手プレイヤーを攻撃できるタイプの疑似スピードアタッカー効果クリーチャー攻撃できないため攻撃誘導をすり抜ける。上述の《流星のガイアッシュ・カイザー》を並べておけば防げることも合わせて覚えておきたい。

パンプアップ耐性も噛み合っており、味方にシールドブレイクさせつつ除去S・トリガーから耐え、最後のダイレクトアタックを任せるのに最適である。
マナを3枚回収の難しい山札の下へ送る必要があるが、ビッグマナ系のデッキは総じて山札の損耗が激しいため、受動的ではあるが一種の山札回復になるという見方もできる。

環境において [編集]

登場早々【青黒緑マルル】に居場所を見つけた。攻撃誘導《九番龍 ジゴクバンカー Par459》マッハファイターと組み合わせると無駄がない。2→4→7の動きが成功しつつ《ヨビニオン・マルル》により2体並び、尚且つ《流星のガイアッシュ・カイザー》の疑似侵略ZERO誘発すれば、先攻4ターン目にこちらと《九番龍 ジゴクバンカー Par459》2体が並ぶ。

開発秘話 [編集]

  • デュエチューブでの開発秘話によると、最初は敗北回避能力としてデザインされたが、攻撃誘導に変更された製品版のスペックの方が寧ろ負けにくくなっているとのこと(参考)。

サイクル [編集]

DM24-RP3スーパーレアハイパーエナジー持ちサイクル

関連カード [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]