《黒蟲奉行》 - デュエル・マスターズ Wiki

《黒蟲奉行(くろむしぶぎょう)》 [編集]

DMX-12で登場した墓地進化パラサイトワーム。

cipで非進化クリーチャーを除去するW・ブレイカー。
《暗黒の悪魔神ヴァーズ・ロマノフ》の相互互換であり、種族以外は同じスペックである。

《魔獣虫カオス・ワーム》と同じく、除去と共に現れる進化クリーチャーと言うだけで十分強力。出すだけで確実に仕事をこなしてくれるため、《狼虎サンダー・ブレード》や《ボルメテウス・ブラック・ドラゴン》同様誤算なく使える。

召喚酔いの無いW・ブレイカーでもあるので、アタッカーとしても有能。邪魔なブロッカーを破壊して強引に攻め込んでいくのでもいい。

墓地進化であるため、場にクリーチャーが居ない状況からでも反撃に出ることが可能。終盤ともなれば適当な闇のクリーチャーが1体以上墓地に落ちているのは珍しくない。気になるならば《白骨の守護者ホネンビー》や《怒りの赤髭 ゴセントラス／目覚めし鋼牙のブレイン》などで墓地肥やしすると確実だろう。

優秀なcipを持つが、進化クリーチャーを除去できない点には注意したい。

• 《暗黒の悪魔神ヴァーズ・ロマノフ》と相互互換であるが、こちらはデーモン・コマンドのサポートが受けられない、封印を外せないかわりに、《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》のようなコマンドメタに狙われずにすむ。また《魔光蟲ヴィルジニア卿》でリアニメイトできる。

• 週刊少年サンデーで2017年まで連載されていた『常在戦陣！！ ムシブギョー』に登場する「蟲奉行」というキャラクターを描いたコラボカードである。
  イラストも作者の福田宏氏が担当。種族はパラサイトワームだが、変態して蝶の形になっていたり、そもそも人の形をしていたりと、グロテスクな芋虫の面影は見られない。元々蟲奉行というキャラは百年以上生きており、毒を発するなど蟲[1]の能力を有することからタイトル含め種族がパラサイトワームになったのだろう。

• イラストでは黒い服装と髪の毛だが、本来の蟲奉行は白い服装と髪の毛である。彼女が本気で戦う時にイラストのように黒く染まる「黒揚羽」という姿になり、通常時より強力な毒を敵味方問わず広範囲に展開するという《悪魔神バロム》を連想させるような能力を持つ。狙ったか偶然かは不明だが、実際に作者の師匠でもある藤田和日郎氏は同弾で《悪魔神バロム・エンペラー》のカードイラストを担当している。

• 同型再販元の《暗黒の悪魔神ヴァーズ・ロマノフ》はノーマルカード再録などで入手しやすいのに対し、こちらはDMX-12の中でも当てづらいbのフォイル枠であり、加えて完全新規・ゲストイラストレーターカードということもあり、シングルカード価格はかなり高騰している。DMD-25での再録を最後に5年以上再録されていない為どちらの絵柄も揃えにくい。

• NEO進化クリーチャーは進化クリーチャーであるため破壊できないので注意。

• DMD-25版では新しいイラストとなり、いかにもパラサイトワームらしいグロテスクな虫の姿で描かれている。DMX-12版の姿が一種のお遊びだったことを考えると、こちらが本来の姿ということになるのだろう。とはいえ、頭部の形状や羽のデザインなど、一応オリジナル版の面影は所々残っているため、合わせて見比べてみるのも一興である。

• 漫画「Z」においては復活したばかりのザキラが使用。DMD-25での仕様で登場した。実体化し、ザキラが復活した島の偵察に来ていたヘリコプターを喰らいついて破壊した。

相互互換 [編集]

収録セット [編集]

• illus.福田宏
  • DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」（7/???）
• illus.Mikio Masuda
  • DMD-25 「マスターズ・クロニクル・デッキ ロマノフ煉獄からの復活」（5/17）

参考 [編集]

• パラサイトワーム
• 進化クリーチャー
• 墓地進化
• cip
• 非進化
• 除去
• W・ブレイカー
• コラボカード