クロニクルデッキ [編集]
2015年から2022年の間、毎年夏季に発売されていた過去のカードをテーマにした構築済みデッキの総称。
現在でもデュエマで遊んでいたりかつてデュエマを遊んでいた高年齢層を対象としている為か、パッケージも大人よりの質素なイラストになっている。
- 収録されているカードはマークが付いていない。そのためブロック限定戦では使用することができないので注意。
- 「マスターズ・クロニクル・デッキ」が発売された「革命編の日本一決定戦では店舗予選から革命編限定戦を導入していた。カードプールを制限して新規プレイヤーが参加しやすくする」という公式の意図と、「懐かしのクリーチャーで楽しく遊べるように新規・再録カードを惜しみなく投入する」というデッキコンセプトがぶつかり合ってしまったための措置である。
- 内容に差異はあるが、年を追うごとに値上がりしている。当然内容も価格に見合った強力なデッキだったり、需要の高い強力なカードの再録が行われている。
- 2021年11月のデュエチューブの動画でDeadmanは「強いけどそんなに強すぎない」「みんなが懐かしいと思っている」「新カード入れたら生まれ変わりそう」という3点をクロニクルデッキの選定基準として挙げている。参考
マスターズ・クロニクル・デッキ(2015, 2016) [編集]
マスターズ・クロニクルと銘打たれた構築済みデッキのシリーズ。クロニクル・デッキの先駆け。
主に現行シリーズとのキャラクターの連動が強かったそれまでの構築済みデッキとは異なり、ボルメテウスやロマノフといった切札 勝舞やザキラなどの旧シリーズの人気キャラが使用したクリーチャーをメインテーマとしたデッキ内容という特徴を持つ。
ただかつての人気クリーチャーを収録するだけではなく、それらを強化する新規カードやそれらと連動する再録カードで構成されたデザイナーズコンボが組み込まれている。
スーパーデッキのように、それなりに戦えるほどの強さを持つがテーマや対象層の関係の都合で、環境入りを目指すというよりどちらかといえばしっかり戦えるファンデッキの方面が強い。無論人気クリーチャー目当てでなくてもパーツ取りとしても価値はある。
また、クロニクルデッキと同様にかつてのキャラクターを意識した収録内容のDMX-21 「マスターズ・クロニクル・パック 英雄決闘譚(コミック・オブ・ヒーローズ)」が販売されている。
価格はDMD-24〜DMD-26が1800円+税、DMD-32とDMD-33は2800円+税。
- このデッキの販売のタイアップとしてコロコロでも掲載されている、スマートフォンアプリゲーム「パズル&ドラゴンズ」とのコラボイベントが行われ、《ボルメテウス・ブラック・ドラゴン》が先行登場。これが縁でDMX-22ではパズドラ側のモンスターがカードとして登場した。
- ボルメテウスやロマノフは兎も角、わずかの期間しか登場せず、背景ストーリーでも全滅扱いで長らく再登場を望まれていたサバイバーがDMD-26で登場した際には予想外ということもあり特に話題となった。
- それまでの通常の新規カード込みの構築済みデッキとは異なり、DMD-24〜26はアニメ「VSR」劇中ではメインで扱われるどころか収録カードすら一切出ないという、販促的に異例の扱いを受けた。
続くDMD-32〜33ではコジロー戦の《大地と悪魔の神域》が新規カードとして登場したのみで、他はそれまでのシリーズで何度も登場していた《悪魔神ドルバロム》と、まじめ所ちょー戦の《聖霊王アルカディアス》のみ。CM宣伝も行われなかった。
- このような扱いになったのは大人向け対象に加え、勝舞やザキラ、牛次郎など原作の使用者が後々出番が控えており販売時期に登場できなかった事、「VSR」から販売時期の7〜8月は夏休みスペシャルと称して殆どデュエルを行わない展開が続いた事が影響している。
マスターズ・クロニクル・デッキ一覧 [編集]
クロニクル・レガシー・デッキ(2017, 2018) [編集]
マスターズ・クロニクル・デッキとの違いは
- マスターズ・クロニクル・デッキと同様、収録カード全てにマークがついてないのでブロック限定戦で使用することはできない。
- ちなみにレガシー(legacy)とは「先人たちの遺物」という意味の英語。
クロニクル・レガシー・デッキ一覧 [編集]
アルティメット・クロニクル・デッキ(2019) [編集]
クロニクル・レガシー・デッキと同様、収録カードの枠が新章以降の第三世代枠である。
また、マスターズ・クロニクル・デッキと同じく、デッキケースが付属されている。
4000円+税に値上がりした。
DMBD-10はその評価の高さから発売前より通販サイトでプレ値で販売されており、その後も再販が無いまま絶版になってしまった。
アルティメット・クロニクル・デッキ一覧 [編集]
クロニクル最終決戦デッキ(2020) [編集]
2020年8月22日に発売。
デッキケース付き。これ以降、パッケージを飾る「切り札」が3枚収録されるようになった。
4800円+税に値上がりした。ただし超次元ゾーンも含めた48枚のデッキなので、カード1枚辺りの値段は変わっていない。
人気・情勢による品薄と発生した問題 [編集]
強力なカードが揃い踏みしているのもあり、新型コロナウイルスの影響もあってか出荷数がかなり絞られており、予約による定価以上での販売や発売日を待たずに予約分で完売という店舗・通販サイトも相次いだ。
中には転売・パーツ取りを目的とした大量買い占めと言った事例もSNS上で報告され、品薄ゆえに問題視された。
中古サイトでの高額転売や悪質な詐欺[1]も横行しており、かつてのファイナル・メモリアル・パック2種を思い起こさせる。
クロニクル最終決戦デッキ一覧 [編集]
20th クロニクルデッキ(2021) [編集]
カードスリーブ42枚が2種類付属。
- ライバルキャラとの戦いをイメージした、1人で遊べる「強敵バトル」用カードがついている。
- 1人で遊べる「強敵バトル」用カードはクリーチャーカード10枚、キャラカード9枚、1人対戦用説明カード1枚の計20枚、合計60枚のカードが封入。値段は変わらず4800円+税。
- 「強敵バトル」のキャライラストは、原作者・松本しげのぶ先生書き下ろしが多数。
- 7月商品との連動要素が存在する。
20th クロニクルデッキ一覧 [編集]
クロニクル・ダークサイド・デッキ(2022) [編集]
2022年8月6日に発売。
背景ストーリーの巨大ラスボスをテーマとしたデッキで、それぞれに5枚組のゲーム開始時にバトルゾーンに存在出来るカードが収録されているのが特徴。
また、ジョー編が完結したためか、初めてジョー編のカードがクロニクルのテーマとなった。
ストレージボックス、カードスリーブ、超次元(DMBD-22の場合は超GR)用のスリーブが付属。4800円+税。
クロニクル・ダークサイド・デッキ一覧 [編集]
参考 [編集]
外箱だけをプレミア価格で売りつけるなど