《究極の虚 ジャシン＝ヴリドガルド》 - デュエル・マスターズ Wiki

《究極の虚(アルティメット・シェル) ジャシン＝ヴリドガルド》 [編集]

DM25-RP2で登場した闇/火/自然のG-NEOデーモン・コマンド/アビスロイヤル。

超魂レイドを持つ唯一のG-NEOクリーチャーであり、出した時点で一回分の除去耐性が確保される。
マッハファイターのスレイヤーなので、相打ちしながら自分だけ耐性で生き残れる。
また、カードが自分のクリーチャーの下を離れる度に相手へのセルフハンデスと、誰かのシールドブレイクができ、上記の運用でセルフ誘発できる。
超魂レイドとG-NEO進化の両方を使って2枚仕込めば、「カードが自分のクリーチャーの下を離れた時」の誘発が2回分狙える。

最大の目玉は下のカードが離れることに反応するセルフハンデスとシールドブレイクだろう。
自分自身や他のG-NEO進化でも誘発できるが、メテオバーンや《不夜城艦 クランヴィア》など、下のカードを捨てる戦術と相性が良い。
特に《暗黒神星アポロデス・フェニックス》のように複数枚捨てられるカードなら捨てたカードの枚数の数だけ効果を発揮できる。

自身よりパワーの低いG-NEO進化クリーチャーにはスレイヤーとバトルによる2度の破壊を叩き込めるので一発で解体できる。
G-NEOと相性の良い超魂レイドを持ち、味方のG-NEO進化クリーチャーをサポートしながら相手のG-NEO進化クリーチャーには滅法強いというG-NEO進化を強く意識した能力構成となっている。

自分のシールドもブレイクできるので、S・トリガーやS・バックとコンボする。相手の《パクリオ》などにシールド送りされたカードを回収する役割も持てる。

• DM25-RP4にてこのカードを指定する専用強化カードである《邪心タル悪魔神ノ禍魂》、《暗雲タル漆黒ノ魔剣》、《凶乱タル月光ノ夜鏡》が登場した。この3枚をすべて進化元とすることが出来た場合、その能力は以下のようになる。

• 結果として、「アタックトリガーでの墓地回収」「ターン1のマナ召喚権」「アタックトリガーでの全体除去&疑似∞ ブレイカー」を得る。
  ひとつひとつの能力の方向性は一見バラバラに見えるが、序盤に使用した《夜鏡》へ進化しマナ召喚と超魂レイドで《禍魂》《魔剣》をかき集めることができ、そのまま相手のシールドとバトルゾーンを一掃し、除去S・トリガーを踏んでもG-NEO進化の耐性で回避しながら逆に3ハンデスを押し付け、そのままダイレクトアタックできる強力なフィニッシャーとなる。仮に耐えられたとしても墓地回収で後続を確保でき隙が無い。

ルール [編集]

「カードが自分のクリーチャーの下を離れた時」について [編集]

• G-NEO進化の耐性やメテオバーンなど、クリーチャーの下からのみ離れた場合にトリガーする。
  進化クリーチャー等がクリーチャー除去を受け、進化元もろとも離れた場合は、トリガーしない。（裁定）
  • 進化クリーチャーもろとも離れた際にでも発動できるタイプとの書き方の違いは十分把握したい。トリガーできるものは、《～戦え！歯車のために～》や《電磁封魔ルチアーノ》、《魔誕亡者ボーン・アミーゴ》などの書き方である。
• G-NEO進化を持つクリーチャーのパワーが0以下にされた場合は、トリガーする。
  結果的に一番上にあったクリーチャーもパワー低下により破壊されるが、そこに至るまでの過程でG-NEO進化の耐性が一瞬だけ機能するためである。（裁定）

その他 [編集]

• シークレット版のイラストはマヤ文明の壁画を彷彿とさせるものになっている。迫り来る《ヴリドガルド》と、下部が切断されたシルヴァー・グローリー、シリンダータワーがへし折られたアカシック3、迎撃活動を行う火山要塞ヴァルなど、衝撃的な内容が描かれている。
  また、超魂レイドの注釈テキストが省略されている。
  • イラストレーターによる投稿イラストでは、テキストに隠れていたり、見切れていた部分も確認できる。火のついているフィオナの森や、《聖霊王アルカディアス》や《大勇者「ふたつ牙」》など勝舞編初期の高レアリティのクリーチャーが多数描かれている。
  • シルヴァー・グローリー、アカシック3、火山要塞ヴァル、フィオナの森はいずれも勝舞編初期の各文明の拠点兼兵器としてインビンシブル呪文に描かれていたロケーション。このイラストは闇を除く4文明が《ヴリドガルド》に決戦を挑み、敗北したかのような内容となっている。

• カード名の「究極」は対となる《至高の魂 アビスベル＝ジャシン帝》と合わせて、漫画「美味しんぼ」における「究極VS至高」のパロディとなっている。
  また、よく見ると名前にガルドの文字が入っている。メディアミックスではこのカードの使用者がボルシャック使いと戦っているということを考えるとなかなか数奇な名前である。

• 漫画『WIN』では忌神 サバトの切り札として登場。
  第34話では分裂したサバトが世界大会出場者達に対して使用。超魂レイドによって2回攻撃、ハンデス、シールド焼却と能力を使い分けていたが、超魂レイドの説明をしなかったためモニターで観ていた大会運営は「同じクリーチャーのはずなのに能力がバラバラ！？」と困惑していた。
  その後も一時共闘するウィンやカイザを苦戦させたが、ウィンの奮闘により記憶を取り戻したカイザに追い詰められ、最終的に《片翼の魂 アビスベル》と《竜皇神 ボルシャック・バクテラス》に撃破された。
  サバトが敗れてもなお呪いをかけるかのようにウィンとカイザを取り込もうとしたが、カイザが呼び出した《王闘竜皇 ボルシャック・ドラゴン》の攻撃を受けるとウィンが救出され、カイザだけが取り込まれた。

関連カード [編集]

• Prev
  • 《堕チシ八叉ノ蛇神》

• 《究極の蛇神 ヴリドガルド》

• 《アビスベル＝ジャシン帝》
• 《片翼の魂 アビスベル》

• 《邪心タル悪魔神ノ禍魂》
• 《暗雲タル漆黒ノ魔剣》
• 《凶乱タル月光ノ夜鏡》

• このクリーチャーが描かれているカード
  • 《虚ト成リシ古ノ蛇神ノ咆哮》
  • 《黒キ感情ガ宿ル月ノ五剣》

収録セット [編集]

• illus.Kogaratsu
  • DM25-RP2 「王道W 第2弾 邪神vs邪神Ⅱ ～ジャシン・イン・ザ・シェル～」（OR1/OR1）
• illus.Hisashi Momose
  • DM25-RP2 「王道W 第2弾 邪神vs邪神Ⅱ ～ジャシン・イン・ザ・シェル～」（㊙1/㊙24）

参考 [編集]

• G-NEOクリーチャー
• デーモン・コマンド
• アビスロイヤル
• G-NEO進化
• 超魂レイド
• マッハファイター
• スレイヤー
• W・ブレイカー
• クリーチャーの下
• 離れた時
• セルフハンデス
• ブレイク

• ジャシン
• 【黒赤緑デーモン】