無限合体(むげんがったい) ダンダルダBB(ビッグバン) [編集]

無限合体 ダンダルダBB SR 水文明[ジョーカーズ] (4)
GRクリーチャー:ジョーカーズ/ワンダフォース 3000
このクリーチャーが攻撃する時、Jトルネードを最大2回する。そのようにして手札に戻したジョーカーズのコストの合計以下のコストを持つ呪文を1枚、自分の手札または墓地から選び、コストを支払わずに唱えてもよい。その呪文を唱えた後、墓地に置くかわりに山札の一番下に置く。(Jトルネード:自分の他のジョーカーズを1体、手札に戻す)

DMBD-11で登場したジョーカーズ/ワンダフォースGRクリーチャー

アタックトリガーJトルネードすれば戻されたジョーカーズの合計コスト分の呪文をタダで唱えられる。手札だけでなく、墓地からでも唱えられるのが凶悪であり、ハンデスに対しても強い。

唱える呪文に制約はなく、例えばコスト7である《ジョリー・ザ・ジョルネード》と何かしらのコスト4ジョーカーズGRクリーチャーをJトルネードすれば《オールデリート》を放つことも可能。
しかし、【ジョーカーズ】は元々呪文戦術を得意としているわけではないので、重量級呪文との組み合わせで活かすなら専用の構築になるだろう。

唱えるカードに悩むなら、軽量級の《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》がオススメ。このクリーチャーと合わせて連発すれば相手は殆どのS・トリガーを潰されてしまう。同時収録である《ポットパイハット小僧/シチュー引き回し》の呪文側を唱えても、ゲームを決めかねない程のアドバンテージを稼げる。

環境において [編集]

直前のDMEX-07期に【赤青ジョーカーズミッツァイル】が環境入りしており、即戦力としてそちらに組み込まれた。従来の《ジェイ-SHOCKER》《ジョジョジョ・マキシマム》のパッケージには《閃光の守護者ホーリー》などの高コストS・トリガー獣を止められない弱点があったが、流れでディスカードした《「本日のラッキーナンバー!」》をこのカードで墓地から踏み倒すことによって克服できるようになった。
元々ソリティアによってアンタップマナを3枚用意すれば《「本日のラッキーナンバー!」》を手打ちできないこともなかったが、このカードのおかげでソリティア失敗時のケアを手に入れ、より死角がなくなったと言える。

【バーンメアジョーカーズ】でも攻撃し終わったジョーカーズをコストに墓地の《“魔神轟怒”万軍投》《灰になるほどヒート》を再利用するのが強力で、比較的簡単にリーサルを形成できた。《バーンメア・ザ・シルバー》cipを使い回せる《せんすいカンちゃん》と共に【バーンメアジョーカーズ】の主力を務め、《バーンメア・ザ・シルバー》のcipでこれか《せんすいカンちゃん》が捲れたらほぼ勝ちとされるほどの高い決定力で猛威を振るった。

【クラッシュ“覇道”】もこのカードの登場後はこのカード、《鋼ド級 ダテンクウェールB》《超Ω級 ダルタニックB》《全能ゼンノー》の合計8枚を超GRに搭載する型がざらになり、このカードのJトルネードを活かすための構築に変化している。

2020年7月1日には《ヨミジ 丁-二式》《マリゴルドIII》プレミアム殿堂し、併用されることが多かったこのカードも間接的に弱体化した。特に《マリゴルドIII》から《グレープ・ダール》を呼び出すことができなくなり、墓地肥やし要求値が上がったことが痛い。
一方で超GRのスペースに空きが生まれたことは朗報だろう。種族デッキ以外でもジョーカーズGRクリーチャーとのパッケージで採用される余地が拡大した。

総じて超天篇後半のGRクリーチャーに相応しい豪快な能力を評価されていたが、《U・S・A・BRELLA》《とこしえの超人》といった手札以外メタの登場により、運用にはそれなりの下準備を要するようになった。
アビス・レボリューションでは《復活の祈祷師ザビ・ミラ》ループ型の【超神星DOOM・ドラゲリオン】【アカシック3】に投入される場合があったが、いずれもフィニッシュ前にメタカードを除去する手段を豊富に揃えていたがための採用である。

【白青赤BAKUONSOOO】が環境に進出すると、そちらにおけるカウンター封じ射出手段として使われるようになった。このデッキは上振れれば相手のメタカードが間に合わない速度でGR召喚ができる。
《♪立ち上がる 悪魔に天使 堕ちるかな》との相性は《「本日のラッキーナンバー!」》よろしく最高の一言。Jトルネード条件が厳しいと感じるならコスト3Jトルネードからでもアクセスできる《氷柱と炎弧の決断》を唱えるだけでも十分強力。《The ジョギラゴン・アバレガン》でもJトルネードできれば、あらかじめ唱えて墓地に落ちているはずである《“必駆”蛮触礼亞》をお替りできるため、大当たりと言える。

その他 [編集]

  • ツインパクトのジョーカーズを戻してコストを参照する際に、ジョーカーズ種族を持たない呪文側のコストを「手札に戻したジョーカーズ」として選べるかは不明。

関連カード [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]


公式Q&A

  • 能力について

Q.《無限合体 ダンダルダBB》の「Jトルネード」を使い、手札から呪文を唱えました。このとき、《無限杖 フェニクジャーラ》の効果でその呪文をもう一度唱えることは出来ますか?
A.出来ません。《無限合体 ダンダルダBB》で唱えた呪文は、《無限杖 フェニクジャーラ》の効果が発動するタイミングではすでに山札の一番下に置かれているため、墓地から唱えることが出来ません。
引用元(2019.11.15)

Q.《無限合体 ダンダルダBB》の「Jトルネード」を使い、《スペルブック・チャージャー》を唱えました。唱えた後、《スペルブック・チャージャー》はどこに置かれますか?
A.マナゾーンへ置かれます。《スペルブック・チャージャー》を唱えたタイミングで「チャージャー」の置換効果が先に発動しているため、その後《無限合体 ダンダルダBB》の「墓地に置くかわりに山札の一番下に置く」という置換効果が発動することはありません。
引用元(2019.11.15)

Q.自分のバトルゾーンに《無限合体 ダンダルダBB》《ブロッケン・ヴォーン》がいます。《無限合体 ダンダルダBB》の「Jトルネード」を使って呪文を唱えた後、唱えた呪文はどこへ置かれますか。
A.「Jトルネード」を使用したプレイヤーが、呪文をマナゾーンに置くか山札の一番下に置くかを選びます。
引用元(2019.11.15)