リモートデュエマカップ [編集]

リモートデュエマをそのままチャンピオンシップに導入したフォーマットのこと。

2020年新型コロナウィルス感染症による世界規模の危機によりGP-10thを初めとする多くの公認大会が中止となった事を受け、新しく公式が正式に採用したフォーマット。参考
リモートデュエマという文化そのものは、新型コロナウィルス感染拡大以前からあったものの、この手法が感染を拡大させずに対戦できるとしてこの対戦形式に公式が乗っかった形でこのフォーマットが誕生した。

このフォーマットにおいて使用できるカードは、最初はオリジナルと全く同じであった。そのためオリジナル環境を語る時、特に十王篇期はこのリモートデュエマカップも含まれることがはとんど。

課題と対策 [編集]

通常の対面形式のフォーマットと比較すると、ネット上でのやりとりになりそこに敷居が高く感じるプレイヤーが少なくない為、参加者が圧倒的に少ない。
そのため、主催者が赤字を負ってしまうこともある。ましてや、ネットでの振り込みが多いため、参加費を回収するのに数か月かかることもあるので、最終的に黒字になるとしても、一時的に赤字経営になるのは必然である。

また、このフォーマットでは監視がないため、手札をすり変えたり、カードをシールド山札に積み込むなど、対面時より不正が横行しやすい。
不正への対策は主催者の判断によるが、一例として

  • 手札の裏面を必ず映し続ける
  • シールドチェックを画角の中で行う(カードを画面外に持っていかない)
  • 上位景品をランダム配布にする

等が上げられる。

余談 [編集]

  • このフォーマットで、最初はオリジナル形式を採用していたのは、画面に映せる限界や、不正防止の目的があると思われたが、最終的にはアドバンスも行えるようになったため自由度があがった。
  • お互い離れているため、《マインド・サーチ》の様に相手に見させないで相手のシールド山札ピーピングするカードの扱いには注意。
    「相手にも見られてしまうのなら見ることを破棄する」か、「相手の良識を信じて、相手自身には見えないように見せてもらう」か、「見られてしまうのは仕方ないと割り切り、相手にも見せる処理にする[1]」か、予め考えておこう。

参考 [編集]


[1] 相手が本当に見てないか不毛な言い争いをするより、「自分の損になるが公開させる」処理の方が建設的という考え