【無色ゼニス・セレス】 [編集]
無色の優秀な水晶マナブースト・生成を活かし、ゼニス・セレスを早出しして制圧する【ビッグマナ】。
「セレス」を訳して単純に【無色ゼニス】と呼称されることも多い。
DM24-BD6で《策士のシダン ニャハン》を獲得したことにより【緑零ゼニス・セレス】から緑が抜けて成立。
既存ゼニス・セレスと比較しても攻撃面に重きを置いているのが特徴。
主要カード(その他) [編集]
候補カード [編集]
このデッキの回し方 [編集]
《策士のシダン ニャハン》、《水晶設計図》、《Dの寺院 タブラサ・チャンタラム》、《シャングリラ・クリスタル》などでとにかく水晶マナを生成し、4ターン目に《「無」の頂天 タブラ=ラーサ》や《「無上」の頂天 シャングリラ・ファンタジア》の着地を目指す。
特に《タブラ=ラーサ》を立て、《「奇妙」の頂天 クリス=バアル》のG・ゼロを達成しながら2枚出来た水晶マナを使って《タブラサ・チャンタラム》を出し、Dスイッチから他のゼニス・セレス達を連鎖的に展開するのはこのデッキの理想ムーブである。
そこまで上手く回らなかった場合でも、《タブラ=ラーサ》の全体パワー低下や《黙示録の水晶》の山札の下送りで盤面を吹き飛ばしたり、《「胡乱」の頂天 クリス=ビュート》で相手のマナ基盤を崩して妨害するなどで時間を稼ぎゼニス・セレス着地までの時間を稼ぐ。
最終的には大量に並べたゼニス・セレスを《「無上」の頂天 シャングリラ・ファンタジア》効果で即時打点へと変換し、過剰打点と《蠅の王 クリス=タブラ=ラーサ》を使いながら勝利する。
長所 [編集]
何よりの長所は初動事故率が低かった【緑零ゼニス・セレス】に輪をかけて安定性が高い事と色事故のリスクがなくなった事。
一見すると《「これは命懸けのデュエルなのです」》が使えなくなった事で安定性が下がっているように感じられるが、《「戦鬼」の頂天 ベートーベン》を使わなくなったことでマナの要求値が大きく下がった事も含めて4ターン目ゼニス・セレスの着地が成功しやすくなった。
具体的にいうと、2コスト初動→《シャングリラ・クリスタル》と動ければ例外なく12マナの無色ゼニス・セレスに繋がる上、《シャングリラ・クリスタル》が引けなかった場合でも引き次第では着地が間に合う。
+
| | 《シャングリラ・クリスタル》を引けなかった場合
| 考え方として、4ターン目に「水晶マナ×3+通常マナ×3」または「水晶マナ×4」を用意できれば着地が待に合う。
前者の条件を満たすのなら
の動きで、後者の条件を満たすのなら
の動きで達成できる。
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また、デッキを無色で統一できる点は大きい。
他の【ゼニス・セレス】のように色事故のリスクが一切ない上、《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》、《「無」の頂天 タブラ=ラーサ》や《「胡乱」の頂天 クリス=ビュート》等のカードのフルスペックを発揮しやすい。
ゼニス・セレスを一頻り並べた後《「無上」の頂天 シャングリラ・ファンタジア》を立てられれば一気に耐性持ち打点が揃うのでオールタップ系や攻撃ロック以外では止まりづらい。
その関係上、必要なタイミングまで《蠅の王 クリス=タブラ=ラーサ》を温存して相手が手札誘発を使ってくるタイミングでオールハンデスでカードを叩き落とす立ち回りも取りやすくなった。
短所 [編集]
【緑零ゼニス・セレス】の時からの課題であった、前半戦の弱さ、呪文ロックへの耐性問題は据え置き。
手札の問題はかなり改善しているが、4ターン目まで相手が好き勝手動けるという点は変わっていない。
その他、防御の脆さがかなり悪化している。
構築次第にもよるが、受け札が《ニャハン》と《シャングリラ・クリスタル》のG・ストライクしかないのもザラ。
一応《天運ゼニスクラッチ》や《「水晶よ、大地より我が配下を創れ!」》から《「無」の頂天 タブラ=ラーサ》を捲れば殆どの盤面は返せるだろうがあまりにも運頼みである。
また、相手への妨害手段が《黙示録の水晶》や《「無」の頂天 タブラ=ラーサ》、《「胡乱」の頂天 クリス=ビュート》程度しかいない。
これらの妨害が刺さらないデッキ、そもそも4ターン目まで待ってくれないデッキ相手には受け札の薄さもあり基本貫通される。
また、元々絶望的相性だった【ジョーカーズ】に更に弱くなった。
《黙示録の水晶》や《「無」の頂天 タブラ=ラーサ》が無色以外を除去できない関係上《ベイビーポンの助》を出された時点で殆ど負けが確定している上、よしんば《ポンの助》がいなくても《破界秘伝ナッシング・ゼロ》や《ジョジョジョ・マキシマム》に殴られるだけでもう返せない状態になってしまう。
参考 [編集]