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灼熱の演奏 テスタ・ロッサ C 火文明 (3) |
クリーチャー:マジック・アウトレイジMAX 1000 |
スピードアタッカー |
このクリーチャーが出た時、自分の手札からマジックまたはアウトレイジを1枚捨ててもよい。そうしたら、カードを2枚引く。 |
DM23-EX1で登場した火のマジック・アウトレイジMAX。
cipでマジックかアウトレイジを1枚捨てれば2枚引けるスピードアタッカー。
コスト3で手札の減らないスピードアタッカーというだけで破格のコストパフォーマンスで、パワーの低さも革命チェンジで補える。
【青赤マジック】における《AQvibrato》と《灼熱の演奏 テスタ・ロッサ》は3ターン目の《芸魔隠狐 カラクリバーシ》への革命チェンジ元だが、状況によってどちらが正解か変わる。
《AQvibrato》は3ターン目のメインステップをコスト踏み倒しメタなどを倒す行動に回せるが、除去されたら3ターン目に革命チェンジできない。《灼熱の演奏 テスタ・ロッサ》は、逆に2ターン目のメインステップに《♪やせガエル 負けるなケローラ スパイラル》で手札の質を上げたり、コスト踏み倒しメタを立てたりができるが、相手に《ボン・キゴマイム》を出されているとスピードアタッカーが腐る。
DM23-RP2までの【青単マジック】視点では、火のマジック自体が未知数でありむしろ既存のマジックとの相性は良いとはいえず注目度は低かった。
DM23-SD3〜DM23-RP3から参戦した革命チェンジにより、cipで手札損失がないチェンジ元として使いやすく評価が上がった。
なお、革命チェンジ登場前のDM23-EX1時点でも、【青赤マジック・アウトレイジ】の打点で使えたり、《灼熱連鎖 テスタ・ロッサ》の灼熱ドロン・ゴーで踏み倒されて手札交換したりで活躍していた。
2023/8/12以降のオリジナルCSでこのカードを入れた【テスタ・ロッサ】が度々上位入賞の記録を残している。
DM23-RP3発売以降からは【青赤マジック】も同様に好成績を残している。ただしこれをプレイする場合は、ディスカード用のカードを確保しながらメインの動きのパーツをキープしなければならず、メタカードまで残す余裕があまりないため、プレイ優先順位は比較的低め。
DM23-RP4で《氷柱と炎弧の決断》が登場すると、これまで4枚積み確定枠だった《灼熱の演奏 テスタ・ロッサ》が4枚必須ではない枠に降格するというブレイクスルーが起こった。
3ターン目に《灼熱の演奏》がスピードアタッカーで革命チェンジするのは手札の質が低いということで、《AQvibrato》の5枚目以降を多数投入し、3ターン目は《氷柱と炎弧》で手札を整えるターンと再定義されたのである。よってコストが被るこのクリーチャーの採用枚数が削られる結果となった。
流石に全抜きされた時期はなく、大抵3枚は投入される。
DM23-EX3期時点では2ターン目コスト2のマジック、3ターン目《氷柱と炎弧》からの《芸魔隠狐 カラクリバーシ》革命チェンジ、そちらで《瞬閃と疾駆と双撃の決断》踏み倒しでコスト3以下横展開というパターンで呼び出せば、2枚目以降の《芸魔隠狐 カラクリバーシ》でまた同様に《瞬閃と疾駆と双撃の決断》を踏み倒してウィニーを横展開することで除去系デッキに強気に出られるようになる上に、cipでドローや手札交換を加速させてリソースも稼げることが周知された。魔導具系に対してはそのようなゲーム運びで除去が追いつかないようにすることができる。