《イセカイ・プログラム》 [編集]
イセカイ・プログラム R 水文明 (5) |
呪文 |
S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい) |
クリーチャーを1体選び、破壊する。その後、その持ち主は、選ばれたクリーチャーよりコストが小さいクリーチャーが出るまで、自身の山札の上からカードを表向きにする。その持ち主は、そのクリーチャーを出し、山札をシャッフルする。 |
DMEX-17で登場した水の呪文。
自分または相手のクリーチャーを山札にあるコストの小さいクリーチャーに変換するS・トリガー。
《転生プログラム》の調整版というべきカードで、相手に使う際の除去としての側面が強化された。代わりにコストは2上がり、自分のクリーチャーに使ってアドバンテージを得るハードルが高くなっている。
《転生スイッチ》と非常に近い性能であり、手札に踏み倒し先を用意しなければならないそちらと違って、低コストクリーチャーをデッキに入れないだけで準備が完了するのが利点。また対象に取ったクリーチャーが破壊されてpigを発動できるのも大きいか。
水の7コスト以下の呪文なので《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》のDスイッチにも対応している。相手クリーチャーを対象にとって召喚酔いしたクリーチャーに変換することで打点ずらしができる。
《恐気の覚醒者ランブル・レクター》と好相性。解除を持つ高コストデーモン・コマンドなので、そちらをコストにして《悪魔神ドルバロム》や《偽りの悪魔神王 デス・マリッジ》を呼び出しつつ重ねることができる。
ルール [編集]
- 表向きにしたカードは墓地に置かない。もしも墓地に置くのであれば、相手のコスト1クリーチャーを破壊したらコスト0が出るまで山札破壊ができた。《零龍》にカウンターで撃てば、確定ライブラリアウトにもなってしまう。もっとも、そのような《ヴォルグ・サンダー》並の山札破壊が許されるわけがないので、当然と言えば当然か。
環境において [編集]
2024年の正月明けに、これを《ガチャンコ ガチロボ》の墳墓避けかつ7コストクリーチャーを踏み台にしての2体目の《ガチャンコ ガチロボ》呼び出しに利用した型の【7軸エンジェルロボ】がオリジナルのチャンピオンシップで4位入賞。
その他 [編集]
- 名前の元ネタはファンタジー創作ジャンルの一つ「異世界転生」。
関連カード [編集]
収録セット [編集]
参考 [編集]
公式Q&A
Q.《イセカイ・プログラム》の効果でバトルゾーンに出すクリーチャーが、山札の一番下にある《聖魔連結王 ドルファディロム》だったのですが、「EXライフ」の処理はどうなりますか?
A.シールド化はせずに《聖魔連結王 ドルファディロム》をそのままバトルゾーンに出します。
《イセカイ・プログラム》の効果で表向きにした山札は、他の効果の影響を受けません。山札にあるカードはすべて表向きになっているので、「EXライフ」でシールド化できるカードはありません。
引用元(2021.10.22)