蹴断の閃き(ヒラメキック) マトリクス》 [編集]

蹴断の閃き マトリクス VR 水文明 (6)
クリーチャー:アウトレイジMAX 6000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手のクリーチャーを1体破壊してもよい。そうした場合、相手は、自身の山札の上から、破壊されたクリーチャーのコスト以下の進化ではないクリーチャーが出るまで、カードをすべてのプレイヤーに見せる。相手はそれをバトルゾーンに出す。その後、相手は自身の山札をシャッフルする。
W・ブレイカー

DMR-09で登場したアウトレイジMAX

名前が示す通り、cip《ヒラメキ・プログラム》に似た効果を発動する。
あちらとの効果の違いは、「破壊したクリーチャー以下のコスト」を持つクリーチャーをバトルゾーンに出すというもの。

非常にユニークな能力であるが、このカードの欠点は「対象が相手のクリーチャーのみ」である点に尽きるだろう。
特に「破壊したクリーチャー以下のコストなら進化クリーチャー以外何でも出せる」という自由度の高さが致命傷となっている。cipクリーチャーが出て逆に状況を悪化させたり、破壊したのと同じクリーチャーが普通に出されることも大いに考えられる。
何より、最終的に相手の場のクリーチャーの数は変わらないというのが痛い。
同コスト帯には定番の《アクア・サーファー》を筆頭に優秀なカードがひしめいているため、わざわざ好んで使われることは少ない。

一応、《百発人形マグナム》《早撃人形マグナム》と組み合わせる運用法も無くはない。単体で運用するとやはり上記の《アクア・サーファー》《狼虎サンダー・ブレード》等に安定性で劣るため、種族などをフルに活用する必要があるだろう。

  • マトリクス(matrix)とは、数列を意味する英単語。このカードの能力に因んでいる。
    アウトレイジはSF要素にちなんだ名前が多いことから、名前の由来は映画「マトリックス」から来ているのかもしれない。

関連カード [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]