【驚天トリガービート】 (デュエプレ) [編集]
概要 [編集]
DMPP-08EXで登場した《驚天の超人》を中心としたビートダウンデッキ。
《驚天の超人》とそのデメリットのケアを目的とするS・トリガー獣で構成される。
「驚かせる」という字面からネタっぽさが醸し出されているが、コンスタントに3ターン目に召喚酔いしたT・ブレイカー、あるいは条件付き4マナがあれば序盤・中盤・終盤問わずスピードアタッカー持ちT・ブレイカーでリーサルすら狙えるデッキは第8弾EX環境ではこれのみ[1]であり、環境のトップメタとして活躍していた。
自然と火文明を中心に、他3文明から優秀なS・トリガー獣を選択するためデッキビルディングの幅は比較的広い。
- こちらがまだシールドブレイクをしていない序盤で《驚天の超人》を出す前提の構築だったが、2021/6/10に行われた《驚天の超人》のナーフにより、3ターン目に召喚したり《運命の選択》で踏み倒したりすることができなくなったためデッキタイプとして消滅した。
※このページは召喚コスト変更前の《驚天の超人》を前提に書かれた古いページです。
驚天の超人 SR 自然文明 (3) |
クリーチャー:ジャイアント 13000 |
このクリーチャーがバトルゾーンに出たとき、相手は自分自身の手札から進化でないクリーチャーを、コストの大きい順に2枚バトルゾーンに出してもよい。(同じコストのカードが複数あるなら、その中からランダムに選ぶ。また、バトルゾーンに出ることによって起こる効果はすべて無視する) |
T・ブレイカー |
主要カード [編集]
必須カードと言えるものは以下の2種×4枚の8枚。他は各プレイヤー次第でありデッキビルディングの幅は広い。
《驚天の超人》 | 自然 | 主力。強烈なデメリットを持つため、プレイング難易度は比較的高め。 |
《運命の選択》 | 自然 | 《驚天の超人》をリクルートできる。デッキがバレた時点でこのカードも採用していることはバレバレだが、それを覆せるほど4マナでT・ブレイカーSAは凶悪。 |
候補カード [編集]
デッキコンセプト上、20枚前後の多くのS・トリガーを採用する。
S・トリガー枚数の決定に、こちらのページを参考にすると良いだろう。
(AD:All Division)
他文明 [編集]
このデッキの回し方 [編集]
3マナで直接、あるいは4マナで《運命の選択》を経由して《驚天の超人》を出し、相手のシールドを削る。《大冒犬ヤッタルワン》などを採用していれば、最速3ターン目に3枚削れる。
残りの2枚は《驚天の超人》かS・トリガー獣、スピードアタッカーで勝負を進めていく。
粘られると厄介なので、《驚天の超人》に代わるサブプランは用意すると良い。
3ターン目に《驚天の超人》を召喚した際に大した相手クリーチャーが出てこなければ、相手の手札は削れているので勝負を急がずに2枚目以降の《驚天の超人》のデメリットの帳消しを考えよう。
《驚天の超人》のデメリットで出てきた相手クリーチャーは自分のS・トリガー獣で対処しつつ打点を確保してダイレクトアタックを狙う。
また、デメリットで出てくるクリーチャーが《連珠の精霊アガピトス》等のcipが強力なものであれば相手の目論見を大いに崩すことができるので最速の召喚を目指すべきだろう。
念頭に置くべきなのがこのデッキの天敵である《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》の存在である。
パワーアタッカーでパワー14000になって《驚天の超人》を倒すことができ、頼みのS・トリガーも意味を成さない。
一応、《転倒専機コロビナー》等と合わせれば《驚天の超人》で倒すことができるが、出されないようにするのが一番であろう。
確実な方法ではないが、1~2ターン目にマナチャージするカードは他デッキでも採用されるようなカードにして自分のデッキが【驚天ビート】だと悟られないようにし、《サファイア》をマナゾーンに置かせるように誘導すべきである。
長所 [編集]
多く積まれたS・トリガーのおかげで粘り強く、どのようなデッキにもある程度戦っていける。
……とは言え、結局のところ運でありデッキのご機嫌次第である。日頃から功徳を積んでおこう。
《驚天の超人》のデメリットに目が行きがちではあるが、相手のcipを無視する効果が非常に強力である。
特に、DMPP-08EX環境のトップメタである《連珠の精霊アガピトス》や採用率の高い《霊騎幻獣ウルコス》等のcipでアドバンテージを稼ぐデッキには良く刺さる。
《驚天の超人》は他に無いダイナミックな動きが魅力であり、Amazingな決闘展開が期待できるだろう。
短所 [編集]
こちらのマナチャージ=公開ゾーンで《驚天の超人》を使うことがほぼバレてしまうが、《驚天の超人》のメタカードは相手の手札=非公開ゾーンに存在している。
【驚天トリガービート】が環境で使われていた時期には、特定のカードを手札に抱え続けることで対策されていた。逆に、以下の対策カード以外を《驚天の超人》の効果で2体出すことになったとしても【驚天トリガービート】側が有利な試合展開になっていた。
- 《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》
- パワーアタッカーで《驚天の超人》の殴り返しができる。
また、シールド焼却でS・トリガーを使わせずにダイレクトアタックを決められる。
- 《緑神龍ダクマバルガロウ》
- 《驚天の超人》にパワーで勝て、パワード・ブレイカーでのワンショットやアタックトリガーのリソース補充で試合に勝つことを狙う。
- 《幻想妖精カチュア》
- タップスキルで、実質前述のメタカードを手札に抱えていたのと同じ働きが期待できる。
【カチュアシュート】は、デッキ構築を歪めずに《サファイア》や《ダクマバルガロウ》を投入できる。
- 《剛撃聖霊エリクシア》
- 《驚天の超人》にパワーで勝てるブロッカー。
- 《魔聖デス・アルカディア》
- T・ブレイカーで攻撃してもシールド1つの焼却で攻撃が終了してしまう。
- 《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》の進化元
- 《アポロヌス・ドラゲリオン》に進化すれば《ホーリー・スパーク》など、単純に1ターンの延命目的のS・トリガーを貫通する。
先行有利の度合いが強い。
相手の手札次第ではあるが、先行3ターン目に採用率の高い《霊騎幻獣ウルコス》のcipを潰せるかどうかは展開に大きく関わってくる。
サンプルレシピ [編集]
DMPP-09期のNew Divisionに準拠した、比較的低コストで組む場合の闇抜き4色【驚天トリガー+烈流神ビート】。
SRは《驚天の超人》のみで、《アクア・サーファー》は構築済みデッキに収録されていて手に入れやすいハズである。
※あくまで一例であり、スタンダードではありません。【水抜き4色】、【光火自然3色】など色々あります。※
参考 [編集]