《アクア・マスター》 [編集]

アクア・マスター SR 水文明 (6)
クリーチャー:リキッド・ピープル 4000
このクリーチャーが相手プレイヤーを攻撃してブロックされなかった時、相手のシールドをひとつ選び、表向きにする。(シールドゾーンにある間、そのシールドは表向きのままプレイする)

DM-09で登場したリキッド・ピープル

相手プレイヤーを攻撃してブロックされなければ、シールド表向きにするという珍しい能力を持つ。

シールドを永続的に表向きにするという能力自体は面白いが、直接アドバンテージが取れない効果であり、コストに対してパワーがかなり低いこのクリーチャーがプレイヤーに攻撃を通すという難易度に全く釣り合っていない。

一応「表向きにしたシールドがS・トリガーなら別のシールドをブレイク」「S・トリガー以外ならそのシールドをブレイク」というプレイングでS・トリガーを踏みにくくできるが、S・トリガーの把握だけが目的ならば《リキッド・スコープ》《処罰の精霊ウラルス》等、cip能力や呪文などの即効性・確実性に優れる選択肢がある。

おまけにパワーが低くW・ブレイカーも無い為、生存力・決定力ともに低い。アドバンテージが取れない能力コスト論的に3000ものパワーを失っているこのカードよりは、6コストパワー7000のW・ブレイカー持ち準バニラの方がまだ使いやすいだろう。

そもそもシールド確認をするならささやかながらS・トリガー対策にもなる上にキャントリップまで付いている《堕呪 ウキドゥ》で十分。

  • 「相手のシールドを表向きにしてゲームを続行する」ので、シールド・プラスなどで多重化されているシールドを指定した場合には、そのすべてを表向きにすることが可能(多重化したカードの束を1枚のシールドとみなす為)。ただし「本来は相手にも非公開のシールドが公開情報になる」ので、相手側が《音感の精霊龍 エメラルーダ》などのカードをデッキに入れていた場合、シールド操作などの手助けをしてしまうなど裏目に出ることもある。

「弱さ」ネタについて [編集]

スーパーレアでありながらコモンのカードにも劣りうる[1]スペックの低さから、プレイヤーたちの間では「明確に『弱い』カード」として知られると同時に、「デュエル・マスターズではレアリティと強さが必ずしも一致しない」という教訓の好例としても挙げられている。
スーパーレア欲しさに9弾箱買いし、このカードを引いた時のプレイヤーの落胆ぶりは想像に余るものがある。

このようにデュエルでの性能は散々ではありながら、上述のスーパーレアというレアリティToshiaki Takayama氏による秀逸なイラスト、そして非常に強気なフレーバーテキストを持つ。このギャップから、ネタカードとしての立場を確立するに至った。

「弱さ」の真相 [編集]

登場から17年以上経った2021年12月31日に、実は開発当初のこのカードの能力は「強すぎてそのままでは製品として出せない」能力だったことが明かされている。
その能力とは『相手プレイヤーを攻撃してブロックされなければ追加ターンを得る』というもの。これはデュエル・マスターズの前身であるMagic:The Gatheringにおいて追加ターンが水文明に相当する青の能力とされていたためだが、開発当時で既に強かった水文明追加ターンを与えるのは危険すぎたために変更されたとのこと。
結果、追加ターンを得る能力は同弾収録の《聖剣炎獣バーレスク》に移され、このクリーチャーには「せめてデュエル・マスターズ史上初の何かをしよう」ということでデュエル・マスターズ史上初のシールドを表向きにする能力が与えられた。

漫画・アニメでの活躍 [編集]

  • 別冊コロコロコミックで連載されていた「D・M激王伝 ゲット」では敵キャラクターの一人として登場。負傷しない液体の身体を活かして《特攻隊長マイキー》を始めとする火のクリーチャー達を襲撃した。その後ゲットと戦闘し彼を苦しめるも、雷が弱点である事を見抜かれて倒された。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

  • DM-09
    「己の弱さが敗北させるのだよ!」 ――アクア・マスター
  • DMX-12
    相手が強かったのではない。己が弱かっただけだ!――アクア・マスター

収録セット [編集]

参考 [編集]


[1] シールド表向きにする能力が独特なため完全に劣ると断言できないものの、例えば前弾《緑神龍グレガリゴン》《バトルシップ・ワイバーン》は同パワー、より軽いコスト+バトルに影響するメリット能力を持つため、それらの方がコストパフォーマンスは高いと考えるのが一般的