《切札混成(きりふだこんせい) ドギラダンテ刈(アーサー)》 [編集]

切札混成 ドギラダンテ刈 SR 光/水/火/自然文明 (8)
クリーチャー:ディスペクター/メガ・コマンド・ドラゴン/エンジェル・コマンド・ドラゴン 13000
革命チェンジ:多色のコスト5以上のドラゴン
EXライフ
T・ブレイカー
自分の多色クリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。
このクリーチャーが出た時、このターン、相手はコスト7以下のクリーチャーを出せない。
ファイナル革命:このクリーチャーが「革命チェンジ」によって出た時、そのターンに他の「ファイナル革命」を使っていなければ、カードを1枚引く。その後、コスト6以下の多色カードを1枚、自分の手札またはマナゾーンからコストを支払わずに実行してもよい。

DM26-EX4で登場したディスペクター/メガ・コマンド・ドラゴン/エンジェル・コマンド・ドラゴン。

コスト5以上の多色ドラゴンを条件とした革命チェンジとEXライフを持つT・ブレイカー。常在で自身を含めた味方の多色クリーチャーにスピードアタッカーを与える。
cipにより、これが出たターン中相手はコスト7以下のクリーチャーを出せなくなる。

ここまでのテキストだけでも、大半の革命チェンジ獣とは一線を画す火力を有する。状況が整っていれば、合成元の《蒼き団長 ドギラゴン剣》や《時の法皇 ミラダンテXII》すら軽く凌駕するフィニッシュ性能を発揮する。

ロックの内容はそのままの意味で出せないであり、実行・非実行という境はない。《裏斬隠 テンサイ・ハート》や《鬼ヶ魔槍 ジャオウガ》などの実行扱いの手札誘発、《ヘブンズ・ゲート》などを介したコスト踏み倒し、《斬隠蒼頭龍バイケン》のマッドネスなどの置換による登場に至るまで、コスト7以下である限りはすべて封殺対象となる。
こちらが取りこぼした範囲は後述のコスト踏み倒し能力でカバーできるため隙が少なく、このクリーチャーの登場とそれに付随したアクションを受動的に咎める手段はかなり限定されてくる。

このロック自体はcipであるため、事前に他のファイナル革命を消費していても耐性付き封殺アタッカーとしての機能は失われない。また、S・トリガーの《ブレイン・スラッシュ》などで相手ターン中にコスト踏み倒しすると、シールドを増やして打点を受け止めながら後続を遮断することで最低限の防御力にもなる。

ファイナル革命では、1ドローした後、手札またはマナゾーンからコスト6以下の多色カードを1枚、実行扱いでコスト踏み倒しする。
革命チェンジの条件である多色ドラゴンを再発射するだけでも、相当な制圧力を加算できる。対象は《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》、《邪幽 ジャヴェール》、《流星のガイアッシュ・カイザー》などのいつもの面子に加え、《双龍覇王 モルトVERSUS》、《~世紀末の善悪~》、《超愛銀河クエーサー・ラブエクスパンジョン》と豊富。
カードタイプや進化・非進化という制限すら無く、《真気楼と誠偽感の決断》や《百鬼の邪王門》などの呪文、《デル・フィンの虹勲章》などのタマシード、果ては《ネオウェーブ・カタストロフィー》などの進化クロスギアまで、非常に多種多様な戦略との接続が考えられる。

カードの性質上、出たターン中の相手プレイヤーからの干渉を受けづらく、マッハファイターやタップキル展開から走れば堅実で裏目の無い盤面形成、シールドに向かえば逆転の芽を着実に刈り取る高圧的なフィニッシャーという2面性を帯びている。
どちらを通すにせよ、事前のリソース整理を十分に行ってこそ本領を発揮し、的確な強襲に移りやすい。必然的にデッキ内の多色比率も膨れ上がるため、強力なロック性能に囚われず、投入するタイミングや採用枚数などの調整を綿密に練ることが重要となるだろう。

環境において [編集]

最初に結果を出したのはアドバンスの【5色ドギラダンテ刈】と【5色テレポートドギラダンテ刈】(83人参加、それぞれ準優勝、3位入賞)。
いずれもリソース型のグッドスタッフ構築にこれを突っ込んだ単純明快な構築。
両者は登場同期の《NIGHTMAREの逆転撃》と共闘している他、後者はデッキ名の通り《鬼修羅と跳次元の決断》と共演。
前者は《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》を採用した型であった。

【白青赤ヒカリスマ】のパーツとしては、若干課題が残っていた詰め性能を大幅アップさせるものとなった。

一番の主流の座に躍り出たのは【白青赤緑ドギラダンテ刈】。
強力なドラゴンやエンジェル・コマンドで基盤を作ったデッキで、基盤の強さで自身のスペックを押し付けるものとなっている。
自身での呼び出し先に同期の《切札電融 デス・フェルザーク》が存在しており、【白青赤緑ドギラダンテ刈】は《剣轟の団長 ドギラゴン王道》でのエスケープ付与をも活かして確実に《切札電融 デス・フェルザーク》で追加ターンを獲得する構築となっている。
【白ガイアッシュ覇道】の延長でこれを2枚程度挿しただけの型も存在し、同様に既存の【白青赤緑テレポートドギラゴン王道】に無造作に突っ込んだレシピも。
《切札電融 デス・フェルザーク》に関しては程無くして【5色ドギラダンテ刈】にも使われるように。

【白青赤緑モルト】も、3ターン目の革命チェンジで《切札混成 ドギラダンテ刈》を着地させて《双龍覇王 モルトVERSUS》で一気に畳み掛ける、それができるかどうかのスピード勝負へと変貌。

白青赤緑カラーとしては【白青赤緑アルファディオス】にも入る。呼び出し先がほとんど存在しなくとも、それ以外の能力で十分お釣りがくるほど強い。

《切札混成 光隼 蒼斬丸》を獲得した【白青緑カウンターニバイケン】にこれを投入した【白青緑蒼斬丸ドギラダンテ刈】なる型も。

【5色Q.E.D.】に《切札混成 ドギラダンテ刈》を入れた型も報告されている。
超次元やGRを余すところなく使ってリソース力確保からフィニッシュ力増強までを実現しており、これでもかというほど外部ゾーンを活用している。

【白青黒緑ドギラゴン逆】や【白青黒緑オーパーツ銃】のような白青黒緑カラーでの実績も見かけられる。
他にも【白赤緑ドギラダンテ刈】の入賞も存在する。

基本的に、白青赤緑、白青黒緑、5色のフィニッシュに攻撃を必要とするデッキタイプであればあらゆるデッキに入り、何なら色の若干合わないデッキであっても革命チェンジ元と呼び出し先さえあればある程度違和感なく入る。
それどころかこれを使いたいがために【白青赤庵野】を白青赤緑構築に変えた【白青赤緑庵野ドギラダンテ刈】まで登場。

アドバンスでは《覇王の特権大使、キサラギ》をデュエリスト・リンクさせてから《復活の祈祷師ザビ・ミラ》を呼び出してループする【青黒赤緑ドギラダンテ刈】なるデッキも存在する。
【5色テレポートドギラダンテ刈】の環境進出は、【5色テレポート】系統のパーツとして《ロイヤル・エイリアン 〜熱奏のファーザー〜》が再雇用される状況を作った。

ここまで登場第2週末までの経過だが、いかに多くのデッキで使われているかが窺い知れよう。

その他 [編集]

《蒼き団長 ドギラゴン剣(バスター)》と“時を超えて降り立った奇跡”「奇跡王」《時の法皇 ミラダンテXII》を合成した『混成』ディスペクター。

+  合成元との関係
  • カード名に含まれる「刈」(かる)は、《ドギラゴン剣》から「剣」のりっとう(刂)部分を、《ミラダンテXII》から「X」を抽出し繋ぎ合わせたものに近い漢字。
    また元々「刈」という漢字自体が「XII」と似た形になっているため、上記を含め両クリーチャーのディスペクターとしてはちょうどいい塩梅となっている。
    ルビの「アーサー」は、叙事詩『アーサー王伝説』における12席の忠臣・円卓の騎士をイメージして名付けられたと推察される。

関連カード [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]