《ブルータル・リベンジャー》 [編集]

ブルータル・リベンジャー UC 水文明 (3)
クリーチャー:マーフォーク 3000+
ブロッカー
このクリーチャーは攻撃することができない。
メタモーフ
MM−このクリーチャーのパワーは+2000される。
MM−このクリーチャーの「このクリーチャーは攻撃することができない」という効果を無効にする。

DM-14で登場したマーフォーク

3マナ3000という平均的なサイズ攻撃できないブロッカーだが、メタモーフ達成時の能力は強力。パンプアップ+2000と自身の持つデメリットを打ち消した上で、プリン効果速攻メタG・ストライク攻撃されない能力などのあらゆる攻撃ロックを貫通して攻撃できるようになる。

この能力は召喚酔いも無効にできる[1]ため、7マナある時に出せば疑似スピードアタッカーでもある。《一王二命三眼槍》鬼エンドなどでおまけ感覚でもバトルゾーンに出てきたら即攻撃に参加でき、G・ストライクが効かないダイレクトアタック要員として機能する。
また、召喚酔いを無効にしているだけでスピードアタッカー能力を持っているわけではないため、相手の《その子供、可憐につき》がいてもタップインしないという地味な利点もある。

約18年後に登場した《同期の妖精/ド浮きの動悸》は同じくG・ストライク対策として採用される強力なライバルだが、ブロッカーを持ち各種リアニメイトS・トリガーと相性が良い点や、パンプアップにより全体除去焼かれにくい点で差別化は十分。
実際、《同期の妖精/ド浮きの動悸》登場後のDM23-RP4期にも、《同期の妖精/ド浮きの動悸》とこのカードを2枚ずつ採用した【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】オリジナルの64人規模のCSで優勝している。
当時は《ボン・キゴマイム/♪やせ蛙 ラッキーナンバー ここにあり》の全盛期で、速攻メタが効かないこのカード《キユリのASMラジオ》を絡めたビートダウンは多くのデッキ刺さった

総じて、《セブンス・タワー》と並んでメタモーフ最強格と囁かれるのも納得できる強力クリーチャーである。王来篇以降速攻メタG・ストライクを持つカードは増え続けているため、それらのメタとして将来性にも期待が持てる。

収録セット [編集]

参考 [編集]


[1] 《ダイヤモンド・カッター》注釈文召喚酔いも無効に含むとあるため、括弧書きが省略されていた場合はそちらに準拠して召喚酔いも含むという解釈になっている。召喚酔いを無効にしないものは、《雷電の覚醒者グレート・チャクラ》などを見れば分かる通りテキストに明記されている。