角古 れく太 [編集]
切札 勝舞の幼なじみで大親友。眼鏡をかけた、身長の低い少年。
名前の由来は「カードコレクター」→「かどこれくた」。
漫画「デュエル・マスターズ」初期から登場する名脇役。リアクションや読者への説明・補足などを担当する地味ながら欠かせない存在である。
続編の「FE」と「SX」にもレギュラーで登場。
アニメにも勝舞時代は常にレギュラーで登場しており、デュエルをしての活躍は少ないものの、漫画とアニメともに登場は勝舞の次に多い。
CV:今井由香→加藤英美里(※今井氏は2018年8月を以って声優業を引退している)
番外編ではメインで活躍する話が度々あり、れく太のデッキに関するストーリーは主にそちらで描かれる。
44話のれく太外伝では近所の幼稚園児に敗北。
その際、強力なクリーチャーを持っていないせいで勝てないと考えたが、変装した勝舞の発言で「弱いカードでも組合せ次第で強いクリーチャーにも勝てる」と考えを改めた。
その後の再戦では相手の《キング・オリオン》をS・トリガーの《スパイラル・ゲート》から《ゴースト・タッチ》へ繋げて撃破し、リベンジを達成している。
れく太のカード資産は謎が多く、44話で《ボルシャック・ドラゴン》を求めてエキスパンション(恐らくDM-01)を箱買いしても満足なカードは入手出来なかったかと思えば、別の番外編で《聖剣炎獣バーレスク》をエキスパンションで引き当て、とてつもなく驚いた事もある。
レクチャー漫画ではなんと《浄化の精霊ウルス》を所有していたが、デッキを強化するためのトレードに出されている。
カードの知識が豊富という設定だが、劇中で初登場のカードに驚くなど、リアクション役が多い。
外伝ではその弱さをネタにされたり酷評される事が多く、44話のれく太外伝では幼稚園児に「本気でやってんの?」「天才的に弱っ!!」、勝舞には「かわいそうだな」、ミミには「教えても無駄よ!! あんた弱すぎ!!」、65話の翔外伝では伍大 翔に「おまえ弱そう」と言われている。
「いきなり負けた~!!」と叫んでいるコマで、「日本最弱デュエリスト」と解説が付けられた事もある。
7ページの番外編では、ザキラにそっくりな姿に変身してザキラのデッキを使うも、デュエル場面が描かれず勝舞に惨敗。
かなり強いザキラのデッキを用いてもあっさり負けてしまうあたり、れく太の弱さは尋常ではないのだろう。
そのストーリーでは1日に100連敗している事も判明。
番外編では調子に乗って態度が大きくなる事があり、「最強れく太様参上!!」、「無駄じゃ!!」、「これが覚醒獣の力じゃあーっ!!」など、別人のような発言もある。
しかしいずれも結局は敗北している。
漫画での目立った活躍の1つは、X (キサナドゥ)に洗脳された状態での切札 勝舞とのデュエルだろう。
Xに一目で「クソデッキ」と言われる程度のデッキ構成(カードの繋がりがバラバラなジャンクデッキ)だったが、Xの脳医学によって大天才になったれく太は、勝舞の戦略を見通して互角に戦う。
あまりポピュラーではないカードをピンポイントの対策で使うという、相手の戦術を知り尽くした上で成り立つ戦法をあっさりやってのけた。
勝舞の《チッタ・ペロル》に《獅子幻獣砲》を撃ったり、《スピア・ルピア》に《グシャット・フィスト》を放ちながら勝舞の下準備を無力化。
《紅神龍バルガゲイザー》への対抗手段はまさかの《銃神兵ディオライオス》で、これには勝舞も「なぜそんな古いカードが!?」と驚いていた。
《火之鳥ピルドル》がいる状態で《爆進イントゥ・ザ・ワイルド》を唱えたり、当時の最新カードもいくつか使われている。
切札は《天使と悪魔の墳墓》からの《黒神龍アマデウス》。
勝舞の《アルティメット・ドラゴン》2体とマナゾーンの大半を破壊し、《コッコ・ルピア》1体しかいない焼け野原へアマデウスを降臨させた。
この活躍で、こういった戦術もアリかも、と考えたプレイヤーも多いはず。
この場面は印象的だったためか後にツインパクトカードのイラストに使われている。
その後は勝舞が《ボルシャック・NEX》を召喚するが、Xに頭を爆発させられてデュエルは決着がつかずに終わり、れく太は死亡する。
その後、稼動するタワーを止めるために数々の切り札クリーチャーが集結する中、れく太の切り札として呼び出したと思われるのは《シビレアシダケ》。
マナブースト以外に能力のないこのクリーチャーが選ばれた理由は謎である。
この時のデッキカラーは光/闇/火/自然。
水が入っていたかは不明だが、5色のジャンクデッキなど本当の意味で使われないだろう。
彼自身の実力での活躍として、勝舞のデッキを作る時間を稼ぐためにT (トト)の部下クレオバトラーを迎え撃っている。
この時は《護法の精霊アムシオン》をサポートに据えたダイナモデッキを使用。デッキカラーは光/水/火。
T (トト)の地獄の城に閉じ込められた子供達1000人で作ったデッキであり、洗脳時のデッキと異なりジャンクデッキではない。
このデュエルでは子供達の応援に奮い立たされ、《古の羅漢バグレン》のパワー低下を《護法の精霊アムシオン》で乗り越え反撃する。
しかし《護法の精霊アムシオン》によるパワーアップを《悪魔神デスモナーク》のpig発動に利用され、リアニメイト能力によって敗北してしまった。
漫画「SX」の最終回で16歳になっているが、外見は全く変わっていない。
映画第2作の後日談では、切札 勝舞と行動を共にする神月 ルナに嫉妬している場面や、神月 ミカド共々凍りついている場面もある。
アニメでも非常に弱く、「チャージ」で勝舞に真中 紗雪とまとめて「弱すぎ」と言われており、れく太はその紗雪にさえ全く勝てない。
しかしゲストキャラクターを圧倒する事もあり、勝舞は漫画ではれく太と対戦する時に手加減しているが(キサナドゥ洗脳状態は例外)、アニメでは手加減している様子は見られない。
れく太が勝舞に勝つ事は基本的になく、ザキラの手下ともほぼ戦っていないが、れく太の実力もなかなかのものとなっている事が窺える。
また、漫画との違いとして、誰に対しても敬語で話し、敬称が異なる人物もおり(例、「ミミちゃん」→「ミミさん」、「天地」→「龍牙さん」)、カードの解説をする事が多い。
勝舞ほどではないがドラゴンが好きなようで、「チャージ」では《緑神龍ガミラタール》が、デメリットを気にせず使いたいほど、大のお気に入り。
「クロス」では《ボルメテウス・剣誠・ドラゴン》や《緑神龍ディルガベジーダ》がデッキに入っている。
他に、《超銀河剣 THE FINAL》やケングレンオー系がお気に入り。
- アニメ「VS」第33話ではラストシーンで、勝太が勝舞の銅像を見上げる場面に彼らしき人物が登場。SXの後日談と同じく、その姿は本編から全く成長していないようである。その後「キングMAX」最終話の写真ではかなり背が伸びた姿で登場。作中時間推定20年以上越しの遅すぎるにも程がある成長期だった。
戦績 [編集]
アニメ「デュエル・マスターズチャージ」 [編集]
参考 [編集]