【超無限墓地退化】 [編集]
《邪神R・ロマノフ》を剥がす【ドリアンロックロマノフ】を2021年3月16日ルール改訂に対応させたもの。
再構築では1体しか出せないが、下にはカードがそのまま残っている1体として生成できることに着目したコンボデッキ。
また、《邪神R・ロマノフ》の超無限墓地進化には文明指定がない。墓地進化などでは文明指定があるせいで下に仕込む候補にできないカードでも仕込むことができる。
2021年3月30日に、このデュエル・マスターズ Wikiで草案が作成されたが、現時点では実用性に関して精査はされていない。
邪神R・ロマノフ P 闇/火文明 (8) |
進化クリーチャー:ゴッド/ダークロード/ナイト 9000+ |
超無限墓地進化−クリーチャーを1体以上自分の墓地から選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。 |
W・ブレイカー |
トライ・G・リンク《邪神M・ロマノフ》の右横または《邪神C・ロマノフ》の左横、またはその間。 |
超神星DOOM・ドラゲリオン SR 闇文明 (12) |
進化クリーチャー:フェニックス/デーモン・コマンド/ドラゴン・ゾンビ 12000 |
このクリーチャーの進化元クリーチャー1体につき、このクリーチャーの召喚コストを1少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。 |
超無限墓地進化:クリーチャーを1体以上自分の墓地から選び、このクリーチャーをその上に重ねつつ出す。 |
T・ブレイカー |
メテオバーン:このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚、墓地に置いてもよい。そうしたら、相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、その選んだクリーチャーのパワーを-9000する。その後、進化ではないクリーチャーを1体、自分の墓地から出す。 |
主要カード [編集]
退化のために採用するカード(以下から選択)
候補カード [編集]
このデッキの動き [編集]
墓地肥やしを行いつつ《魔光蟲ヴィルジニア卿》で《邪神R・ロマノフ》を出す。これにより、下に大量にカードがある進化クリーチャーを用意できる。
続けてカード指定除去により《邪神R・ロマノフ》を剥がし、すぐ下のクリーチャー1体を場に残す。
要するに【墓地退化】デッキの派生であるのだが、あちらが一連の動きにかかるコストが軽い分退化先の文明が限定されていたのに対し、こちらは手間こそ大きいものの種族や文明を問わず場に残すことができる。
このコンボの大きな特徴は、「好きな種類・枚数のクリーチャーを進化元のように下に持つ1体のクリーチャー」を作り出せるという点にある。
それでどのような結果になるか、という具体例としては以下の通り。
この他にも《卍堕呪 ゾグジグス》でドロー・バウンス・呪文ロックの幅を広げたり、《双流星キリン・レガシー》でメテオバーンに使った名前のクリーチャーを踏み倒したりと、アイデア次第でやれることは非常に多い。
なお、ルール変更前は墓地肥やしカードと再構築で大量展開したいクリーチャーをそれぞれ用意する必要があったが、変更後はフィニッシャー1体さえ用意できればあとは墓地肥やしに使用したクリーチャーをそのまま疑似進化元として再利用でき、デッキスロットを圧縮しやすい。
従って、墓地肥やしに使用するカードは可能な限りクリーチャーで固めたい。その点呪文として使用後は即座に墓地に行くツインパクトクリーチャーは非常に相性が良く、特に《龍装鬼 オブザ08号/終焉の開闢》は墓地肥やし・墓地回収に加え相手のコスト踏み倒しメタクリーチャーの除去まで熟せるので便利。
総じて、「実質の大量リアニメイト」だったかつてのような派手さは無くなったが、その分独創性とロマン具合は非常に強くなったと言える。
通常では考えられないような構成枚数のクリーチャーも作り出せるので、ファンデッキとして振り切って面白さを追求した自分好みのカードを入れてみてもいいだろう。
弱点 [編集]
爆発力を墓地の枚数に依存するため、当然ながら《龍素記号Xf クローチェ・フオーコ》等の墓地利用メタは天敵。
要求パーツの多いコンボデッキの常として、ハンデス、特に《解体人形ジェニー》の様なピーピングハンデスにも非常に弱い。
また、大量墓地肥やしを行う割に主要パーツが多く代替も利かないので、それらが一緒に墓地に落ちてしまうだけでコンボ成立が難しくなる可能性がある。
退化元である《R・ロマノフ》自身もパワー9000の準バニラにすぎないため、1ターンでコンボを完成できなかった場合に返しのターンで除去されるのも辛い。
そして必要パーツの多さから、これらに対する対策カードも搭載し難い。
あくまでファンデッキとして割り切ろう。
参考 [編集]