【ジョーカーズ】 (デュエプレ) [編集]

概要 [編集]

DMPP-31で登場したジョーカーズを中心にしたデッキ。無色のサポートカードと小型ジョーカーズでリソースを稼ぎ、各種フィニッシャービートダウンコントロールする。

ジョリー・ザ・ジョニー MAS 無色[ジョーカーズ] (7)
クリーチャー:ジョーカーズ 10000
スピードアタッカー
マスター・W・ブレイカー
バトルゾーンに出た時、ゲーム外から《アリゾナ・ヘッドショット》、《ジョジョジョ・ゼロショット》のいずれか1枚を手札に加える。
バトルゾーンまたはマナゾーンに自分のジョーカーズが5枚以上あれば、このクリーチャーはブロックされず、攻撃の後、相手のシールドもクリーチャーもなければ、自分はゲームに勝つ。
ゼロの裏技ニヤリー・ゲット UC 水文明 (4)
呪文
G・ゼロ : バトルゾーンに自分の無色クリーチャー1体以上
自分の山札の上から3枚を表向きにする。 その中から無色カードをすべて手札に加え、残りをランダムな順番で山札の一番下に置く。

主要カード [編集]

《ジョリー・ザ・ジョニー》フィニッシャー1。《アリゾナ・ヘッドショット》のエレメント除去と《ジョジョジョ・ゼロショット》のワンショットを使い分ける。
《超特Q ダンガンオー》フィニッシャー2。《ジョリー・ザ・ジョニー》より小回りがきかないものの、より早く安定して大量シールドブレイクが狙える。
《「誣」の頂 ウェディング・イノセンス》フィニッシャー3。展開に使用したジョーカーズをハンデスに変換できる。
《ヤッタレマン》コスト軽減獣。展開のサポートに。
《パーリ騎士》マナ加速獣。《ヤッタレマン》と併用でジョーカーズレベルをサポートしつつフィニッシャーを早期召喚。
《ヘルコプ太》盤面のジョーカーズに応じてドロー。
《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》ほぼ0コスト3ドロー。ウィニーの展開で減った手札を補充する。
《ジョジョジョ・ジョーカーズ》序盤は初動。後半はフィニッシャーを回収したい。《「誣」の頂》は回収不可
《戦慄のプレリュード》フィニッシャー早期召喚サポート。

候補カード [編集]

《透明妖精リリン》非ジョーカーズ。基本的には5枚目の《ヤッタレマン》だが《「誣」の頂 ウェディング・イノセンス》を軽減できる。
《チョコっとハウス》効果にやや癖がある2コスト無色ジョーカーズ。
《洗脳センノー》優秀なコスト踏み倒しメタジョーカーズ。
《ツタンカーネン》キャントリップ持ちジョーカーズ。
《ボールぺんぎん》シールド化メタ。こちらの《イノセンス》にも影響するので併用の際は注意。
《ドツキ万次郎》軽量除去ジョーカーズ。

S・トリガーなど [編集]

《バイナラドア》ほぼ無条件で山札送り+1枚ドロー。
《タイム・ストップン》山札送り+スーパー・S・トリガー
《ウラNICE》手打ちは癖のない1ドロー、スーパー・S・トリガー時は味方を巻き込む全体除去
《ゲラッチョ男爵》器用だが防御札としてはささやか
《終末の時計 ザ・クロック》ほぼ確実に1ターンしのぐ非ジョーカーズS・トリガー。クリーチャーが残る、手打ちのしやすさ、《音精 ラフルル》で封じられない、《荒ぶる大佐 ダイリュウガン》を止められるなど環境を考慮して好みのものを。
《閃光の守護者ホーリー》
《ノヴァルティ・アメイズ》
《DNA・スパーク》

このデッキの回し方 [編集]

序盤に《ヤッタレマン》などの低コストクリーチャーを召喚。手札にあれば《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》もあわせて使い手札と盤面を整えていく。フィニッシャーを召喚できるようになるくらいにマナを増やしたら、守りの薄いデッキが相手の場合は《ジョリー・ザ・ジョニー》《超特Q ダンガンオー》ワンショットを狙いに行く。展開に利用した小型ジョーカーズが残っていることがほとんどのため、1枚の単体除去S・トリガーくらいは乗り越えられるはず。反対に守りの固いデッキの場合は、《ヘルコプ太》《ニヤリー・ゲット》で《戦慄のプレリュード》を集め《「誣」の頂 ウェディング・イノセンス》の召喚を狙う。《イノセンス》で手札と盤面をシールド化し制圧後シールド焼却で詰めていく。

長所 [編集]

《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》《ジョジョジョ・ジョーカーズ》のおかげで高い再現性でフィニッシャーを展開できる。また、フィニッシャーはコスト軽減で呼び出すので各種コスト踏み倒しメタカードの影響も受けにくい。

短所 [編集]

ウィニーデッキの宿命として全体除去を苦手とする。《ヘルコプ太》が出てくる前に盤面を一掃されると立て直しが困難になることも。コスト踏み倒しメタに耐性がある一方《制御の翼 オリオティス》形式のメタカードは《パーリ騎士》が絡まないと厳しい。
除去手段を破壊以外に頼っているため不動効果の突破が厳しい。唯一の破壊手段であるマスター・W・ブレイカーも相手プレイヤーへの攻撃を通す必要があり、対【メタリカ】は厳しい試合展開を要求される。

環境において [編集]

DMPP-31で登場。TCGの同時期の【無色ジョーカーズ】を参考に多くのユーザーに初期型の【ジョーカーズ】が作成される。TCGでの実績もありデュエプレでの活躍も期待されたが、登場時点の環境で【5色耐久ジョリー】【ドルマゲドンX】といった防御札の厚いデッキが活躍していたため《超特Q ダンガンオー》《ジョリー・ザ・ジョニー》でのワンショットはほぼ通らず、むしろ起点にされカウンターされることもままある状態であった。

さらに、同じくDMPP-31で実装されたメタリカの周辺パーツがTCG版より上方修正を受けたこともあり【メタリカ】が環境で台頭。対【メタリカ】において、《ヤッタレマン》コスト軽減《絶対の畏れ 防鎧》メタ、《ダンガンオー》《ジョリー・ザ・ジョニー》によるワンショットは攻撃曲げに阻まれ、《バイナラドア》《タイム・ストップン》《アリゾナ・ヘッドショット》などの山札送り除去は《気高き魂 不動》で無力化されるといったことから厳しい戦いになることも向かい風であった。

DMPP-31実装からしばらくして開拓が進み《「誣」の頂 ウェディング・イノセンス》を採用することで序盤に使用したウィニーを《イノセンス》のハンデスに変換できることが広まり、《イノセンス》採用型【ジョーカーズ】として環境での立ち位置を良くしたもののこれまでの環境デッキのシェアを奪うほどではなかった。

このような状況を考慮してかDMPP-31実装約1か月後のアップデートで《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》《アリゾナ・ヘッドショット》の上方修正(と《Dの禁域 ドキンダム・ゾーン》の下方修正)が行われた。特に《ニヤリー・ゲット》の上方修正によってTCGでも見られた《ヤッタレマン》からの《ニヤリー・ゲット》で2ターン目から圧倒的な手札補充を行う動きが可能となり環境でも大きく躍進、DMPP-31期に行われた「BATTLE ARENA 2025 SUMMER」では「1次予選ラウンド FINAL STAGE」「2次予選ラウンド」共に【メタリカ】に次いで使用率2位を記録した。参考
ただし躍進してメタを張られる立場になったことや使用率1位を記録した【メタリカ】相手が不利なことは変わってないなどのことからかBATTLE ARENA決勝トーナメントでの使用者は0名であった。

参考 [編集]