《ヴェネラック-
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ヴェネラック-F5 UC 光文明 (2) |
クリーチャー:メカ・デル・ディネロ 2000 |
相手のターン中に、相手のクリーチャーが相手のマナゾーンのカードをタップせずに出た時、それをシールド化してもよい。 |
相手のターン中に、このクリーチャーが離れた時、相手のクリーチャーを1体選び、タップする。次の相手のターンのはじめに、そのクリーチャーはアンタップしない。 |
DM24-RP1で登場した光のメカ・デル・ディネロ。
相手のターン限定でマナゾーンのカードがタップせずに出たクリーチャーをシールド化するコスト踏み倒しメタ能力と、これまた相手のターン中に離れた時相手クリーチャーをフリーズさせる能力を持つ。
メカにおけるコスト2のメタクリーチャーには《星姫械 マリハダル》くらいしか確実性の高いものが居なかったため、追加の選択肢として頼りになる存在である。
置換効果などではないためcipを使われる、ビートダウンデッキである【白黒メカ】にとって相手のシールドが増えるのはあまり喜ばしいことではない、暴発で出たS・トリガークリーチャーはシールド化し難いなど手放しで使えるものではないが、それにしてもメタ範囲や除去としての質は高く、強力なものだと言える。
離れた時のフリーズ能力は殴り返しであったり、普通にクリーチャーを並べるデッキの除去に対しての牽制となる。
低パワーのクリーチャーを寝かせてタップキルしたりブロッカーを排除してカウンターパンチを決めたりと、除去することにリスクをつけられるため、メタクリーチャーでありながら安易に除去できない状況を作りやすい。
特に侵略や革命チェンジに対しては強烈に刺さり、コスト踏み倒しメタが刺さっているからといって露払いとしてこのクリーチャーを除去されても侵略及びチェンジ元のクリーチャーをフリーズさせられるので、再展開までの時間を作ってくれる。
離れた時のタップで攻撃の的を作れるため、アタックトリガーとのシナジーもある。
登場以降【白単メカ】、【白黒メカ】で使われる。【白赤アーマード・サムライ】の戦力としても加入している。
『DMGP2024-1st』終了後のオリジナルで【白単ウイング】がポツポツと結果を出したが、そちらでの実績が見られるようになった。
2024年5月下旬のオリジナルでは【赤白ドギラゴン閃】に4枚積みされる事例もあった。《支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー》や《頂上連結 ロッド・ゾージア5th》が入る後寄せのレシピであったため、多少これで相手のシールドが増えてもどうということはなかった。
種族デッキの濁りということは度外視して、色が合うので【白赤緑ドリームメイト】で3枚〜4枚積みされることもあった。
召喚扱いのGR召喚やメクレイドにも対応した「マナゾーンのカードをタップせず」という反応条件が重宝される理由だが、当然ながら着地置換効果ではないため、出てから1回除去を耐える相手やcip目的の踏み倒しには弱い。《星姫械 エルナドンナ》でメタ能力を耐えられることもしばしばである他、【青緑ジャイアント】諸々のウルトラ・セイバーや地道なマナブーストからの通常召喚でこのカードを踏み越えられるため、通常環境は当然のこと2ブロック構築でも過信はできない。
【白青赤BAKUONSOOO】が流行すると、ミラーマッチのGR召喚連鎖を事実上シャットアウトできることから、次第にそちらに投入されるようになった。
DM24-RP1のコスト踏み倒しメタサイクル。相手のターン中に離れた時の能力を持つ。光、水、自然の3文明のみ存在する。