【暗黒王デス・フェニックス】 (デュエプレ) [編集]

概要 [編集]

召喚酔いしないシールド焼却にして、除去されればオールハンデスを放つ《暗黒王デス・フェニックス》のデッキ。
主流は黒赤またはそれにタッチで、黒赤緑も存在している。

【ヘブンズ・ゲート】 (デュエプレ)のメタとして存在している。
【速攻】にはS・トリガーが生命線となり、【除去コントロール】には進化元が壊滅されデッキが機能不全になるという大きな穴も存在する。

New Divisionでは、DMPP-11が実装されると同時に《暗黒王デス・フェニックス》が使用不可能になった。

必須カード [編集]

《暗黒王デス・フェニックス》説明不要
《神滅翔天ザーク・ゼヴォル》種族・文明・手札交換がすべて《デス・フェニックス》に噛み合っている
《ボルシャック・バディ・ドラゴン》軽量ドラゴンを出しつつ進化元を手札に補充できる
《コッコ・ルピア》《ゼヴォル》、《バディ》などの加速に
《神滅竜騎ガルザーク》入れない理由はないサブフィニッシャー 闇ブロッカー/ドラゴンと相性も良く、《デス・フェニックス》の苦手なバトルゾーンに干渉できる
《黒神龍メギラ》軽量ブロッカー/ドラゴン
《黒神龍ゾルヴェール》攻撃できドラゴンの墓地回収もできるブロッカー/ドラゴン

候補カード [編集]

カード名文明解説
《アクア・サーファー》青タッチならこれが入る
《エマージェンシー・タイフーン》《デスフェニ》の自己サルベージ、《デラセルナ》と相性が良い
《黒神龍グールジェネレイド》破壊されやすいドラゴンが多いのでサブフィニッシャーに
《黒神龍ジャグラヴィーン》攻撃できるので《ドルザーク》入りなら《メギラ》よりこちらが優先されるかも
《デーモン・ハンド》攻撃の邪魔になる相手を排除していけるS・トリガー
《デス・チェイサー》ブロッカーなどアンタップした相手になら《デモハン》より手打ちが楽
《ヤット・パウル》対速攻を捨てる場合の進化元
《パッピ・ラッピー》探索運に左右されないフェニックスサーチ
《ピアラ・ハート》1000火力とS・トリガー持ち進化元
《地獄スクラッパー》5000割り振り火力のS・トリガー
《爆炎竜舞》防御札
《龍炎鳳エターナル・フェニックス》《デスフェニ》より盤面に干渉できる
《コッコ・パルサ》自然自然入りならほぼ確定採用
《ナチュラル・トラップ》自然デッキの色バランスを考えた《デモハン》枠
《プラント・トラップ》自然《デス・チェイサー》枠
《フェアリー・ライフ》自然マナを伸ばすなら
《緑神龍アーク・デラセルナ》自然《エマタイ》と相性が良い
《緑神龍ジオドラン》自然マナカーブが合わずほとんど採用されない
《憎悪と怒りの獄門》闇/火対速攻
《竜極神》闇/火進化元の展開とサブフィニッシャー。
《腐敗勇騎ガレック》闇/火ブロッカー破壊
《翔天魔獣ギガッピ》闇/火2000以下ラインで破壊されないファイアー・バード
《電磁翔天ピピッピ》水/火同上
《無双竜機ドルザーク》火/自然ドラゴンの制圧性能を高める フェニックスの攻撃時には発動しないので注意
《無双竜機ボルバルザーク》火/自然万が一試合が10ターン以上に長引いた場合の保険に

このデッキの回し方 [編集]

相手にファイアー・バードが除去されないように進化元を出していく。
パワー2000以下は破壊されやすいので、先にドラゴンを出しておき、6マナ溜まった時点でコスト2ファイアー・バード+《デス・フェニックス》と出す方法もある。

相手のシールドに脅威となるS・トリガーが少ないと見るなら、《デス・フェニックス》以外でも積極的に攻撃し、素早く試合を終わらせることも視野に入れたい。

長所 [編集]

《デス・フェニックス》が、相手にS・トリガーを使わせないカードの中では最軽量である。
コントロールを相手取る場合、早期に出せればシールドを焼かれ続けるか手札を全て失うかの決断を迫る事ができる。
また、自身の墓地回収能力により、除去されても再召喚のチャンスは十分ある。
《デス・フェニックス》でシールド焼却している暇がないと感じれば、《神滅竜騎ガルザーク》で攻めたり除去能力を発動させるプランも取れる。
闇中心のデッキのため、《悪魔神ドルバロム》を出されたときの被害は少ない。

必要なスーパーレアが少なめで組みやすい部類に入る。
イベントで手に入れた《神滅竜騎ガルザーク》と、自力で当てた《暗黒王デス・フェニックス》が1枚あれば、追加で《デス・フェニックス》を1、2枚生成するだけで、とりあえずの形は出来上がる。

短所 [編集]

あくまで「S・トリガーを使わせずに」という観点では最速だが、決着までのターン数は決して短くはない。
焼却開始までの速度に全振りしていて、相手からの妨害に対する耐性も低い。
防御力が低いため、【速攻】ビートダウンの対面は不利中の不利。

【除去コントロール】が相手だと、墓地にある《デス・フェニックス》を手札に戻せないことも少なくない。

意外にもデッキパワーは低めである。
複数の能力を持つ《ザーク・ゼヴォル》も、捨てたい手札がないなら手札交換できないし、進化元としてバトルゾーンに残しておく場合にはスレイヤーがほぼ無駄になってしまう。

《デス・フェニックス》《ザーク・ゼヴォル》《ガルザーク》と、基礎の時点で多色が多めに含まれており、あまり多色を増やせない。
色事故が起こると最速でシールド焼却できるという強みを潰してしまう。

その他 [編集]

第1回「バトルアリーナ」では使用率が4位(DMPP-01〜DMPP-05環境 (デュエプレ)参照)のデッキタイプだったが、幅広く戦えるデッキタイプではないため、あまりアーキタイプが共有されていない。
とはいえ、デザイナーズコンボを軸に戦うデッキなので基盤となる部分は必然的に固定される。

参考 [編集]