《暗黒導師ブラックルシファー》 - デュエル・マスターズ Wiki

《暗黒導師(あんこくどうし)ブラックルシファー》 [編集]

月刊コロコロコミック2007年12月号付録として登場したデーモン・コマンド。

cipで一度に5枚ものカードを墓地に落とす能力を持つ。さらに、墓地を通じたパンプアップや破壊置換効果も備える。

能力の性質上、墓地回収やリアニメイトとの相性が良い。
自身も条件付きながら墓地回収能力を持っており、《悪魔神デスモナーク》とのコンボを意識したものと思われる。

デーモン・コマンドには《悪魔神グレイトフル・デッド》や《漆黒戦鬼デュランザメス》のような強力な墓地回収持ちや、《「謎」の頂 Z-ファイル》のようなリアニメイト持ちがおり、それらと組み合わせて使うのがいいだろう。《死神明王ガブリエル・XENOM》との相性も良好である。

自身で墓地肥やしした上に、自身の能力で進化デーモン・コマンドを回収できるためなかなか便利。除去への牽制になるほか、スーサイドと組み合わせて能動的に回収することもできる。

墓地のデーモン・コマンドの数だけパンプアップする能力も持っているので、単純にパワーの高いクリーチャーとして運用することもできる。

デーモン・コマンドの種族デッキでは墓地肥やし兼殴り手としてなかなかの活躍が見込めるだろう。運用の際は墓地肥やしが強制であることに注意したい。

ルール [編集]

• cip能力は強制なので、《リアルとデスの大逆転》《父なる大地》などで出し入れされると山札を削られてしまう。デッキに入れるとすれば2枚ほどに留めておきたい。

• 破壊される時に墓地から進化デーモン・コマンドを加える能力は置換効果である。よって、《緊急再誕》でこのクリーチャーを選び、置換効果で墓地回収した進化デーモン・コマンドをそのままこのクリーチャーに重ねるという芸当も可能である。

他のカード・デッキとの相性 [編集]

• 《母なる大地》が殿堂レギュレーション上使える時代はそちらが天敵であった。望まぬタイミングで引きずり出されてライブラリアウトする恐れがあったためである。登場当初は《母なる大地》が無制限であったため、非常に評価が低かった。

• このクリーチャーを《悪魔神デスモナーク》に進化させた場合、このクリーチャーも《悪魔神デスモナーク》が破壊された時リアニメイトされ、cipで強制的に山札が削られてしまう。墓地に他の《暗黒導師ブラックルシファー》が居た場合は一気にライブラリアウトの可能性があり非常に危険。このクリーチャーだけをリアニメイトしないという選択はできないので、墓地に他の《暗黒導師ブラックルシファー》が落ちて居ない状態で《悪魔神デスモナーク》を破壊するか、他のデーモン・コマンドを進化させたい。

• 《封魔の戦慄ジュマゾール》の能力を利用するのも面白い。墓地の進化グランド・デビルが自身の破壊置換効果で回収できたり、パンプアップ能力でこのクリーチャーのパワーが跳ね上がったったりする。

• 墓地肥やしが大きな戦略の一つとして注目されてきたエピソード3環境では、《カラフル・ダンス》と同じ枚数のカードを墓地に置く事ができ、その他の能力を無視しても安定したパワーを持つとして注目されたが、やや重い上相性のいい進化デーモン・コマンドを得られず、対して活躍することは無かった。この役目は軽いブロッカーの《白骨の守護者ホネンビー》などが受け継いでいる。

流通・再録について [編集]

• プロモーション・カードだったので入手しづらかったが、DMC-55やDMX-10などにノーマルで再録されたおかげで入手しやすくなった。

• ローソンにてDM-33を4パック買うごとにもらえるスペシャルパックにも収録されていた。こちらには黒城 凶死郎が描かれている。

メディアでの活躍 [編集]

• アニメ「VS」ではコジローが勝太が戦で使用。《爆竜勝利 バトライオウ》にバトルで破壊されそうになるが、置換効果で《悪魔龍王 デストロンリー》を回収し持ちこたえ、返しのターンに進化した。

その他 [編集]

• 派生カードとして《邪眼銃士ダーク・ルシファー》が存在する。種族がダークロード/ナイトに変化し、墓地回収の対象も進化ダークロードになっている。
  • さらに後年《ルシファー》が登場。《原罪の悪魔龍 グルデムボウ》で「ルシファー」を宣言することで、《ダーク・ルシファー》と共に回収できるようになった。なお《ルシファー》は光/水呪文であり、《ブラックルシファー》の派生カードではない。

• このクリーチャーは「○○の××」という称号が入るデーモン・コマンドの命名ルールから外れているが、《邪獄ギリアム》などプロモーション・カードにはこの傾向が強いようだ。ちなみにルシファーとは、ルシフェル(Lucifer、堕天使)の英語読み。

デュエル・マスターズ プレイスでは [編集]

DMPP-06で実装。レアリティがスーパーレアになり、墓地回収がランダム化し、パワード・ブレイカーを習得した。

• カードでは読み取れないが、自分の手札が10枚ある場合、「かわりに手札に戻す」ということを行わずに、そのまま破壊される。置換効果の「置換した後の行動が実行できない場合、置換することはできない」ルールによるものと思われる。
  • この挙動により、パワー低下で永続的に破壊され続ける状態になると、手札が10枚になるか墓地の進化デーモン・コマンドがなくなることで必ず破壊されてしまう。

• DMPP-08実装前の《剛勇王機フルメタル・レモン》の裁定から、このクリーチャーが破壊に対して無条件で不死身化[1]するかに思われたが、配信当日に不具合だと発表され、《ブラックルシファー》が不死身化するようにはならなかった。

関連カード [編集]

• 《邪眼銃士ダーク・ルシファー》
  イラストレーターも同じToshiaki Takayama氏である。

• 《凍結の魔天ダイイング・メッセージ》

フレーバーテキスト [編集]

• DMPP-06、DMPS-03
  暗黒導師は悪魔神の威光を知らしめるべく、世界を恐怖と混沌に落とす。

収録セット [編集]

デュエル・マスターズ [編集]

• illus.Toshiaki Takayama
  • DM-29+ 「戦国編 第2弾 戦国英雄伝(ロックオン・ヒーローズ)+1DREAM」（1/3）
  • DMC-55 「コロコロ・レジェンド・7」（8/84）
  • DMX-10 「デッキビルダー鬼DX キラリ！レオ編」（8/56）
  • DMX-16 「超王道戦略ファンタジスタ12」（18/84）
  • DMX-21 「マスターズ・クロニクル・パック 英雄決闘譚(コミック・オブ・ヒーローズ)」（40/70）
  • DMEX-04 「夢の最＆強!!ツインパクト超No.1パック」（34/75）
  • DMEX-16 「20周年超感謝メモリアルパック 技の章 英雄戦略パーフェクト20」（40/100）
  • ドカンとデュエマ革命パック（P16/Y14）（アルトアート）
  • プロモーション・カード（P28/Y6)
  • プロモーション・カード（P39/Y8)

デュエル・マスターズ プレイス [編集]

• CV:三瓶雄樹
• illus.Toshiaki Takayama
  • DMPP-06 「超獣の転生 -INVINCIBLE RAGNAROK-」
  • DMPS-03 「リターン・オブ・デーモン」

参考 [編集]

• デーモン・コマンド
• cip
• 山札の上
• 墓地肥やし
• パンプアップ
• 破壊置換効果
• 進化クリーチャー
• 墓地回収
• W・ブレイカー

公式Q＆A

• 4つ目の能力について

Q.相手の《封鎖の誓い 玄渦》がバトルゾーンにいる状況で、自分の《暗黒導師ブラックルシファー》が破壊される際、その「破壊される時」の置換効果は使えますか？
A.いいえ、使えません。《封鎖の誓い 玄渦》の効果で墓地にあるカードは墓地を離れませんので、《暗黒導師ブラックルシファー》の置換効果を適用できません。
引用元（2021.7.16）