《ドルマゲドン・ビッグバン》 [編集]

ドルマゲドン・ビッグバン SR 闇/火文明 (9)
呪文
相手は自身のクリーチャーすべてに封印を1つ付ける。
闇または火の、進化ではないコマンドまたはイニシャルズを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出す。このターン、そのクリーチャーに「スピードアタッカー」を与える。(カードを封印するには、自分の山札の上から1枚目を裏向きのままそのカードの上に置く。コマンドがバトルゾーンに出た時、その持ち主はそのコマンドと同じ文明を持つ自身のカードから封印を1つ、墓地に置く。クリーチャーが封印されている間、両プレイヤーはそのクリーチャーを無視する。)

DMEX-01で登場した/呪文

敵全員を封印した後、または進化ではないコマンドまたはイニシャルズを1体、スピードアタッカーを付けてリアニメイトする。

リアニメイトの前に問答無用で全体除去を放つのでコスト踏み倒しメタが怖くない。アンタッチャブルである《異端流し オニカマス》も処理できる。
おまけにスピードアタッカーも与えるので痒い所に手が届いている。アタックトリガーを発動するのにタイムラグが生じるファッティを踏み倒すのにも有効。
敵戦力をゼロにした上でこちらの切り札を叩き込んでしまえるのだから、フィニッシュ力には眼を見張る物がある。

5色で組んだ【オールデリート】に入れて《邪眼大帝 ラスト・ロマノフ》からのフィニッシュを始動させるのに使うのもよし、《天罪堕将 アルカクラウン》を主軸としたデッキの隠し味に使うのもよしと、様々な利用法が考えられる。

類似カードに《ドキンダム・アポカリプス》が存在する。
あちらとは呪文である点・自身の場には影響しない点・追加でクリーチャーを出せる点が異なる。

弱点はコスト9と重いことであり、《偽りの王 ヴィルヘルム》等を絡めてマナを伸ばせるデッキでないとおいそれとは使えない所か。《お清めシャラップ》の様に墓地をリセットしてくるカードも増えており、昨今のリアニメイト戦術が難しくなってきてるのも痛い。
なお、《勝利宣言 鬼丸「覇」》など素でスピードアタッカーを持つクリーチャー踏み倒すとスピードアタッカー付加効果が腐りやすいが、その程度は大した弱みではないだろう。
また、単純な全体除去であれば条件こそあるもの6マナと軽く、S・トリガーを持つ《アポカリプス・デイ》という対抗馬もいる。
封印という様々な除去耐性をすり抜ける点を有効活用したい。

いずれにせよ、「使えば勝ち」という類のパワーカードであることには間違いない。

環境において [編集]

登場当初は稀に【準赤単】系統における破壊除去に対するケア札として1枚積みされることがあった。

王来篇環境以降でも稀にEXライフスター進化対策として利用される場合があり、主な居場所は【5色ドキンダンテ】。

また《地封龍 ギャイア》など着地置換効果を持つクリーチャーの増加でクリーチャーcipで処理できない場面やアビスロイヤルなどの破壊することが効果的ではないカード・テーマが増えたため、それらをまとめて封印できる点がこのカードの強み。

アビス・レボリューション環境時点では稀に【5色蒼龍】【5色ディスペクター】で入賞実績を出す程度。

その他 [編集]

関連カード [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]