《龍素記号Cg ダイシャリン》 [編集]
龍素記号Cg ダイシャリン SR 水文明 (6) |
クリーチャー:クリスタル・コマンド・ドラゴン 7000 |
自分が唱える呪文は「チャージャー」を得る。 |
W・ブレイカー |
DMX-19で登場した水のクリスタル・コマンド・ドラゴン。
自分が唱える呪文にチャージャーを付与する能力を持つ。
単純なマナブーストとしてよりもコンボを決めるカードとしての運用が期待される。
呪文の数だけ可能性があるが、例として次のようなコンボがある。
テクニック [編集]
- マナに《深緑の魔方陣》Aがある状態で《深緑の魔方陣》Bを唱える。効果で《深緑の魔方陣》Aをシールドにする。《深緑の魔方陣》Bはダイシャリンの能力でマナゾーンに置かれる。
- シールドに仕込んだ《深緑の魔方陣》Aがブレイクされたら、1の動きをA・Bを逆にして繰り返す。
- ダイシャリンが存在する限り《深緑の魔方陣》A・Bがシールドとマナを循環し、ブレイクされてもシールドが減らないコンボとなる。
- マナに《セイレーン・コンチェルト》Aがある状態で《セイレーン・コンチェルト》Bを唱え、マナの《セイレーン・コンチェルト》Aを手札に戻す。唱えた《セイレーン・コンチェルト》Bはダイシャリンの能力でマナゾーンに置かれる。
- マナ回収した《セイレーン・コンチェルト》Aを唱え、1の動きをA・B逆にして繰り返す。
- 手札が尽きない限り2枚の《セイレーン・コンチェルト》を唱え続けてマナを膨大に増やすことができる。《氷牙レオポル・ディーネ公》があれば山札切れするまで繰り返せる。
- 2019年7月1日付で《セイレーン・コンチェルト》が殿堂入りした。
ルール [編集]
- このクリーチャーがいる状態でマナゾーンから呪文を唱え、再びマナゾーンに置く際、そのカードが多色であるかどうかに関わらず、唱える前にタップされていればタップ状態で、アンタップであればアンタップ状態でマナゾーンに戻る。結果的にゾーン移動を行っていないため、その位相が保存される。
- 《革命の鉄拳》など、唱えた後に墓地以外のゾーンに置かれる能力を持った呪文を唱えた場合、その指定されたゾーンに置くか、マナゾーンに置くかを選ぶことができる。
- これは、このカードの能力が、“唱えた呪文の移動先を置換する能力”ではなく、“唱える呪文に追加で能力を付与する能力”であるため[1]。後述の《ブロッケン・ヴォーン》とは明確な差別点であり、あちらでは出来なくなった《生命と大地と轟破の決断》とのコンボも問題なく可能。
- 尤も、《生命と大地と轟破の決断》 で踏み倒せない、6コストという絶妙な重さがネックではあるのだが。
その他 [編集]
- 非常に珍しい能力ではあったが、後に似た能力を持った《ブロッケン・ヴォーン》が登場した。ただし、能力の処理の方法は大きく異なる。
- 実際のカードでは龍素記号のルビが「りゅうそうきごう」となっている。
- 名前の由来は麻雀のローカル役「大車輪」だろう。冠詞の「Cg」はチャージャー(Charger)に因んでいると思われる。
関連カード [編集]
- DMX-19、DMPP-24
魔力をあますことなく使い切り、まるで車輪のように魔力をループさせ続ける。これぞ、龍脈術の極意なり。 ---龍素記号Cg ダイシャリン
収録セット [編集]
参考 [編集]
総合ルール609.8aが適用されるかどうかが異なる