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堅牢の翼 アリシオン C 光文明 (3) |
クリーチャー:ジャスティス・ウイング 2000 |
ブロッカー |
このクリーチャーは相手プレイヤーを攻撃できない。 |
エスケープ |
DMR-15で登場したジャスティス・ウイング。
エスケープ持ちのブロッカー。
除去耐性を持つが、登場当時はブロッカーとエスケープのかみ合わせが悪く使いにくいと考えられていた。チャンプブロックでの破壊をシールド回収で耐えられるが、「攻撃からシールドを守る」というブロッカーの仕事を考えた場合本末転倒とも言えてしまう。別段パワーが高いわけでもなく、ビートダウンもできない。その上、2000ラインのパワー低下は多数存在するため、使われることは少ないと思われていた。当時は進化先も乏しく、その点でも評価を落としていた。
しかし、チャンプブロックによってある程度意図的に相手のターン中にシールドを手札に戻せる点から、S・バック呪文の《パニッシュ・ホールド》と組み合わせることでドラゴン・サーガ環境のトップメタであった【グレンモルト】に高い耐性が持たせられることが分かると、【白単速攻】の防御要員として積極的に採用されるようになる。強力な進化クリーチャーである《聖球 リブリバリア》の登場も追い風となった。
さらに革命編に入ると、シールドが少なさを発動条件とする革命能力が登場。シールドの枚数を調整しやすくなるエスケープはより重宝された。特に同時期に登場した侵略速攻によるW・ブレイカー、T・ブレイカー、Q・ブレイカーの猛攻をシールドひとつの犠牲で済ませられるのは強力の一言。革命は主に進化クリーチャーが持つ能力であり、ブロッカー、兼進化元としての活躍が期待された。
しかしその矢先に、より軽い《時の玉 ミラク》がDMR-18で登場する。一応パワー2000ラインと相打ちを取れるという利点はあるものの、
などの理由から、ほとんどのデッキで《時の玉 ミラク》に置き換えられることとなり、5枚目以降の《時の玉 ミラク》の地位に甘んじることとなった。環境とカードプールに翻弄され続けた一枚といえる。