《イシカワ・ハンドシーカー/♪()くだけで 才能(さいのう)バレる このチューン》 [編集]

イシカワ・ハンドシーカー C 水文明 (2)
クリーチャー:マジック・マーフォーク 1000
ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
メガ・ラスト・バースト(このクリーチャーが離れて、手札、マナゾーン、または墓地に置かれた時、このカードの呪文側をコストを支払わずに唱えてもよい)
♪聞くだけで 才能バレる このチューン C 水文明 (3)
呪文:マジック・ソング
カードを2枚引き、自分の手札を1枚捨てる。

DM23-RP4で登場したマジック・マーフォーククリーチャーマジック・ソング呪文ツインパクト

クリーチャー側はメガ・ラスト・バーストを持った2マナ1000の攻撃できるブロッカー《背水の野獣 カメハラ》上位互換

呪文側は《ローレンツ・タイフーン》からコストが1重くなった、2ドロー1ディスカード手札交換。単体で見ればただのコストパフォーマンスの悪い呪文だが、メガ・ラスト・バーストで使うことを前提に考えれば気にならない。

ブロッカーと遅延性のある手札交換能力しか持たないと言えば地味に聞こえるが、これ1枚でかなり器用な立ち回りができる。
現代では「ブロッカーブロッカー破壊に狙われるからデメリット」という意識が限りなく薄くなっている(そもそもブロッカーを持っていなくても低パワー・低コスト獣は簡単に除去される)ため、緊急時にブロックできるという部分が純粋に評価点になる。

また、能力を使う前に除去されると役に立たない《歌舞音愛 ヒメカット》と異なり、除去されてもメガ・ラスト・バーストによる2ドローでリソースを復帰でき、コスト3のスピードアタッカーマジックが手札に来る確率を上げられるため、相手からしたら生かすか殺すかの判断に迷う。

他のカード・デッキとの相性 [編集]

環境において [編集]

DM23-RP4発売日から【青赤マジック】で活躍。早々に《AQvibrato》に匹敵する2ターン目の理想の動きとなった。

ただし引くタイミングから3ターン目のメインステップの自由度では負けるため、基本的な採用枚数は《AQvibrato》≧《イシカワ・ハンドシーカー》であり、《AQvibrato》《歌舞音愛 ヒメカット/♪蛙の子 遭えるの何処?好きと謂ひて》に次ぐ9枚目以降の枠。2024年5月時点では2枚積みがデフォルトである。

《氷柱と炎弧の決断》の登場以降は2ターン目にマジックを立ててから3ターン目に《芸魔隠狐 カラクリバーシ》革命チェンジして《氷柱と炎弧の決断》を唱える方向に【青赤マジック】がシフトしたため、9枚目以降のコスト2枠が必要になったということである。

その他 [編集]

  • クリーチャー側の名前の由来は歌人の「石川啄木」とその歌集『一握の砂』より「はたらけど はたらけど猶 わが生活 楽にならざり ぢつと手を見る」。
    呪文側は《レる このチューン》ということで同じ手札交換呪文である《サイバー・チューン》を意識していると思われる。

関連カード [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]