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蛇手の親分ゴエモンキー! R 自然文明 (4) |
クリーチャー:ドリームメイト 4000 |
W・ソウル |
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、そのターン、自分のマナゾーンからクリーチャーを召喚してもよい。 |
※殿堂入り |
cip能力で、自分のマナゾーンからクリーチャーを召喚できるようにする。
単体ではバニラ同然であり、自身のコスト4も決して軽い値ではない。
しかし、マナが十分に溜まった段階で使用すれば、序盤にマナに置いた高コストクリーチャーを呼び出すことができる。
また、各種コスト軽減の対象となるので、《大神秘ビシャモン》や《フェアリー・ギフト》、G・ゼロと組み合わせると大量展開に繋げられるだろう。
全軍をスピードアタッカー化させる《キリモミ・スラッシュ》も有効。
DM-36で登場して以来しばらく評価の低い状態が続いたが、【Nエクス】にて大量に増やしたマナを有効利用する使用法が確立されると、一気に脚光を浴びることになった。後述の裁定変更は【Nエクス】での活躍が一因である。
【Nエクス】は《サイバー・N・ワールド》を主要ドローソースとするが、ドローの前に手札をリセットするので、そのままではドローした5枚でソリティアに入ることができる保証はなかった。ところが引いた5枚の中にこのカードがあれば大量のマナゾーンを手札化することができるため、これにより【Nエクス】はドローしたカードに左右されにくい安定感を手に入れたと言える。
そして《邪帝斧 ボアロアックス》に頼らない【緑単ループ】が革命ファイナル環境に殴り込みをかけると立場は一変。
このカードをデッキに2枚以上搭載できると、マナゾーンに《ゴエモンキー》Aがある状態で《ゴエモンキー》Bを召喚することで、都合のいいタイミングでマナゾーンから追加で《ゴエモンキー》Aを召喚できる体制が整う。この状態で《S級原始 サンマッド》・《アラゴト・ムスビ》・《雪精 ジャーベル》らを何度も何度も召喚し、適宜、使用済みの《ゴエモンキー》Bをマナゾーンに送って、《ゴエモンキー》Aを召喚。これを交互に繰り返すことで、相手にターンを渡すこと無く、無尽蔵にメインステップを継続できる。《ベイB ジャック》の登場はこの流れに拍車をかけ、《龍覇 マリニャン》で《極真龍魂 オール・オーバー・ザ・ワールド》を作ってから《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》でフィニッシュしたり、《オール・オーバー・ザ・ワールド》を作っては壊して《曲芸メイド・リン・ララバイ》、作っては壊して《曲芸メイド・リン・ララバイ》という非常に手間の掛かる無限ループが考案された。
実際、このループは実績を残し、DMR-23発売直後のチャンピオンシップを総じて荒らした。
これを踏まえて、2017年2月26日より殿堂入りが決定。【緑単ループ】で《ベイB ジャック》と併用した場合、「マナゾーンから好きなクリーチャーを0マナで召喚できる」というテキストと化すも同然のための措置であろう。《邪帝遺跡 ボアロパゴス》殿堂入り後にも緑単系無限ループの恐ろしさを見せつける形となった。今後同じ挙動を実現するためには、《ゴエモンキー》cip解決前にその《ゴエモンキー》をマナゾーンに送らなければならない。これには必ず《邪帝遺跡 ボアロパゴス》によるサポートが不可欠であり、構築難易度が上がったといえる。
【白緑メタリカ】の現役時代は一部の型にリソース系スーパーサブとして使われる場合があった。
その後も、《ベイB ジャック》がプレミアム殿堂に至るまで【緑単ループ】における必須パーツの一つとして環境に居座った。
《ベイB ジャック》プレミアム殿堂後は初期型の【オカルトアンダケイン】に一瞬便利屋枠として使われた程度か。