《水蜃 フカフチノカミ》 [編集]
| 水蜃 フカフチノカミ SR 水文明 (6) |
| クリーチャー:ミズガミ/ロスト・クルセイダー 8000 |
| このクリーチャーを[水(3)]支払って召喚してもよい。そうしたら、このクリーチャーが出た時、自分のクリーチャーを1体手札に戻す。 |
| W・ブレイカー |
| 自分のロスト・クルセイダーが出た時、カードを1枚引いてもよい。 |
| 相手のターンに1度、相手がカードを実行した時、自分の手札の枚数以下のコストを持つ水のロスト・クルセイダーを1つ、自分の手札から出してもよい。 |
DM26-EX2で登場したミズガミ/ロスト・クルセイダー。
3マナで召喚した場合に自分のクリーチャーをセルフバウンスする代替コスト能力と、自分のロスト・クルセイダーに疑似キャントリップを与える置きドロー能力、相手ターン中に相手のカード実行に誘発して手札から踏み倒しできる能力を持つW・ブレイカー。
テキストに「他の」などの条件がないため、このクリーチャーが出た時も置きドローは誘発する。代替コストのバウンスを使用した場合、これによって手札が1枚増え、4つ目の能力に繋がる。
4つ目の能力はコストを参照するための値が自分の手札なので、手札を増やして選択肢を増やすことが出力増加も兼ねる。相手視点一切カードを使わないで盤面だけで除去するか、上手くハンデスでロスト・クルセイダーを引っこ抜く以外に後腐れなく対処する方法がない。
手札が6枚あれば2枚目の《フカフチノカミ》も踏み倒せる。その場合2体分の置きドローによって大量の手札を稼ぎ、次の踏み倒しをより強力なものにできるだろう。
類似能力の《ウィリデ・ゴル・ゲルス》や《魔力妖精バーベナ》と異なり、踏み倒す前のドローが無いように見えるが、そもそも置きドローが反応するので順序は異なれど手札が減らないことには違いない。
踏み倒しにより展開力が倍増する上に置きドローで手札が減らなくなる、むしろ手札が増えれば展開力も増すというデッキを水のロスト・クルセイダーで固めさえすれば自己完結したハイスペックなシステムクリーチャーである。
これを代替コストを使えば最速3ターン目に設置可能。戻したクリーチャーも水のロスト・クルセイダーであれば手軽に再展開できるため、余程のことがなければこれを活用すべきだろう。
難点として上述のハンデスは中々重く、ピーピングハンデスやオールハンデスは勿論のこと、先にドローできないので今の手札枚数でギリギリ出せるロスト・クルセイダーしか抱えられていない場合はセルフハンデスでも能力が腐る可能性がある。
どうしてもマナが余る場合は自身を即バウンスすることで何度でもキャントリップが誘発し、ハンドアドバンテージ上は疑似《エナジー・ライト》として実行できる。が、ハンドアドバンテージが同じだけであくまで1枚ずつ引くため、山札の特定のカードを探す効率は《エナジー・ライト》の半分である。
- 4つ目の能力は《ウィリデ・ゴル・ゲルス》と似ているが、実戦においては差は小さくない。
- ターン1なのは同じだが、《ウィリデ》は「ターンのたびに、最初の1回の『エレメントが出るor呪文を唱える』に強制で反応」する。《フカフチ》は「ターンのたびに、いつでも1回だけ『エレメントを実行するor非エレメントを実行する』に任意で反応」できる。
- 前者は、メインステップに一切行動せず攻撃ステップで革命チェンジから入った場合、そのチェンジ後のコストを見て反撃する。後者は革命チェンジのみで展開してくる相手には1度も誘発しない。
- 前者は、始めの1枚を小さいコストのカードを用いることで被害を小さくできるが、後者はどんな順番で出したとしても極端に被害を小さくすることはできない。なお、どちらの場合でも《ロスト・ソウル》でターン1を誘発させれば、今引き依存もしくはオールハンデス後の手札の枚数依存にできて被害を最小にできる。
- 前者は呪文以外の非エレメント(例:G城)には一切反応できないが、後者は実行なら反応できる。
- 元ネタは古事記に登場する神、深淵之水夜礼花神(フカフチノミヅヤレハナノカミ)だろう。布波能母遅久奴須奴神と日河比売の間に産まれた神であること以外にほとんど情報がなく、名前から水に関する神であると推測されている。
- 見た目のモチーフはシュモクザメだろう。また四つの飛び出した目と顎の突起物から顔が神社の鳥居のようにも見える。ミズガミのモチーフを考えると意図したものの可能性がある。
- 蜃とは、中国、日本の伝承にある伝説上の生物。蜃気楼の単語の語源とされており、その正体は巨大なハマグリであるとも、はたまた竜の類ともされている。水蜃と続けて読む読み方は存在しないがこれは《水神 ミヅハノメノカミ》に倣って、同音の様に意図的に近しい語感に寄せたネーミングだろう。さながら水神でないのにそう自らを騙る生物にも、はたまた本当に同等の存在の様にも取れる、《ミヅハノメノカミ》と同じミズガミのスーパーレアとして実に秀逸なネーミングである。
ルール [編集]
- 名称指定ではないターン1は発生源ごとに使用済みかを判定するため、バウンスに対しては以下の処理となる。
- 自分の手札が5枚以上あり、相手が自身のターンに《スパイラル・ゲート》や《アクア・サーファー》などを実行してこちらの《水蜃 フカフチノカミ》を手札に戻し、バトルゾーンから《水蜃 フカフチノカミ》がいなくなった。
このあと、自分の手札が6枚以上のためコスト6で水のロスト・クルセイダーである《水蜃 フカフチノカミ》を出し直すことができる。
ここで、「相手のターンに1度、相手がカードを実行した時」は、あくまでバトルゾーンに存在していた《水蜃 フカフチノカミ》が誘発していた能力となるため、一度手札に戻ってからバトルゾーンに再び来た《水蜃 フカフチノカミ》とはルール上別個体になる。したがって、今バトルゾーンにある《水蜃 フカフチノカミ》はターン1を未使用の状態の扱いとなるので、次に相手がカードを実行した場合にも能力を誘発させることができる。
環境において [編集]
DM26-EX2発売初日からDM26-EX2初出の水単色ロスト・クルセイダー基盤で【青単サイバー革命チェンジ】のロスト・クルセイダー版のような【青単ロスト・クルセイダー】がオリジナルの50人参加のチャンピオンシップで準優勝。そちらにこのカードが中軸として入っていた。
収録セット [編集]
参考 [編集]