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叫鬼 ジャミング・ビート VR 自然文明 (4) |
クロスギア:サムライ |
このカードがどのクリーチャーにもクロスされてない時、相手の呪文を唱えるコストは1多くなる。 |
呪文の効果で相手がバトルゾーンのクリーチャーを選ぶ時、相手はこのカードをクロスしたクリーチャーを選ぶことはできない。 |
DM-28で登場した自然のサムライクロスギア。
クロスされていなければ相手の呪文のコストを1上げ、クリーチャーにクロスすればそのクリーチャーを呪文限定のアンタッチャブルにすることができる。
クロスした時の能力が自然文明にしては珍しくアンタッチャブルを付加するものであり、戦略の幅が広がりそうな1枚である。
どちらも呪文を多用するデッキに刺さる能力であり、デッキタイプによっては中々厄介なカードとなる。対になっている種族のナイトに焦点を当てたようにも見える。
何も考えずにクロスすると文明は違うが《ペトリアル・フレーム》の下位互換になってしまうため、活躍させるには一工夫が要る。
クロスギア自体が戦国編以降下火となり、クロスギアを除去するカードを積んでいるデッキも少なくなったことから、むしろクロスせず、相手の呪文を唱えるコストを恒久的に1上げるカードとして使うほうがベターか。
幸い、侍流ジェネレートや《蒼狼の始祖アマテラス》で出すことが可能。銀の弾丸の要領で入れてみるのも良いだろう。
叫鬼 ジャミング・ビート R 自然文明 (4) |
クロスギア:サムライ |
クロス[自然(1)] |
相手の呪文を唱えるコストは1多くなる。 |
これをクロスしたクリーチャーは、呪文の効果で相手に選ばれない。 |
レアリティがレアになり、クロスするコストが1に、クロスしていても相手の呪文のコストを1上げるようになる能力方面が上方補正を受けた。
普通に【サムライ】で使用してもよいが、デュエル・マスターズ プレイスでは実装されていない《ペトリアル・フレーム》の代わりに、システムクリーチャーを守る戦略が取れるようになった。
クリーチャーの除去からは守れないが、クロスせずとも呪文妨害で仕事が出来る点と、何より1コストでクロス出来る点で、運用性が高くなっている。
分かりやすい所だと、《聖鎧亜キング・アルカディアス》にクロスすることが出来れば、非常に強固なクリーチャーロックを敷くことができる。呪文ロックと併合するよりも遥かに必要マナが少なく済み、進化元にあらかじめ余った1マナでクロスすることも出来るため再現性が高い。
《フェアリー・ライフ》→《ジャミング・ビート》→《霊騎幻獣ウルコス》&クロス→《聖鎧亜キング・アルカディアス》など、汎用性を保った構築でも5ターン目にはロック完成が狙える。
使用率の高い多色除去呪文である《策略と魅了の花籠》や《執拗なる鎧亜の牢獄》が効かない分、《聖鎧亜キング・アルカディアス》を除去する難易度だけなら夫婦ロックを上回り、明確な勝ち手段となるだろう。
他には《超絶究極神》にクロスしても強力で、《超絶神ゼン》にクロス出来れば堅牢な壁を作ることが出来る。《究極神アク》のモヤシである程度除去耐性があるとはいえ、天敵である《魂と記憶の盾》と《策略と魅了の花籠》を1コストで対策出来るのは大きい。《超絶究極神ゼンアク》となった後は、アタックトリガーのためにシールドに切り込むリスクも軽減できる。
バトルゾーンの制圧力に長けた《超絶究極神ゼンアク》が除去出来ない状況は相手にとっては致命的。《アクア・サーファー》などのバウンスはじめとして、《連珠の精霊アガピトス》やオールタップ、《衝撃のロウバンレイ》などブロッカー破壊、アンブロッカブル、《将騎 センジン・スタリオン》など対処・無視する手段自体は多く、突破力の高いビートダウンには安心できないが、散発的な攻撃しか出来ない相手を積ませるには十分な性能となる。
除去を呪文に頼り、アタックトリガーが武器である《邪眼皇ロマノフI世》には強烈なメタ性能を発揮する。