闘魂編背景ストーリー (デュエプレ) [編集]
該当弾 [編集]
概要 [編集]
5つの文明が共存していた太古の昔、そこは、この世のどんな場所よりも活気に溢れ、平和だったと言われている。
5つの文明は互いを尊重し、決して交わることが無かった。
誰もが心のままに暮らし、どの文明も独自の文化を育んでいた。
しかし、やがて戦乱の扉が開いた。闇文明は自然文明に矛先を向け、侵攻を開始したのだ。
瘴気渦巻く大地の奥底から恐ろしい生物パラサイトワームが湧き出し、自然文明の本拠地フィオナの森へと雪崩込み暴虐の限りを尽くした。
平和を愛し争いを避ける傾向が強い自然文明の民ではあったが、闇文明の暴挙に対して家族と森を守るために《銀の拳》は銀髭団を結成して奮戦。
その命と引き換えにパラサイトワームからフィオナの森を守った。
森の危機に、《大昆虫ジェネラルマンティス》らジャイアント・インセクトたちは擬態をやめて応戦を開始。
また大地をゆるがす咆哮とともにホーン・ビーストの王《咆哮するグレート・ホーン》も立ち上がり、闇文明に対して反撃を開始した。
そして森の住民たちの願いに応え、大地の支配者と呼ばれる《不落の超人》らジャイアントが覚醒。
圧倒的な巨体と豪腕によって闇文明の刺客は粉砕され、自然文明は闇文明を撤退させることに成功する。
一方、水文明も封印された12のプログラムを入力することでリキッド・ピープルの精鋭を生み出し、火文明への侵攻を開始した。
最初に上陸を試みたリキッド・ピープルの軍は火文明が擁するロック・ビーストによって大地に触れたとたんに蒸発させられる。
水文明の支配者サイバーロードは水の最大生物である《キング・マゼラン》らリヴァイアサンを兵器に転用してこれに対抗。
ロック・ビーストたちの大半はリヴァイアサンの強襲で壊滅し、残ったものは新たな一個の集合体《超巨岩獣ドボルガイザー》へと合体し徹底抗戦した。
更に水文明が海岸線に配備したアースイーターに対して火文明はアーマロイドを援軍として派遣、戦火と混乱は増大した。
その一方で、火文明は光文明への侵攻を計画した。
アーマード・ワイバーンを主力とする火文明の空戦部隊は光文明の本拠地へ向けて飛び立ち、これに対して守護聖天と呼ばれる巨大なガーディアンを空母とした大量のガーディアンたちが守護者として火文明を迎え撃つ。
光文明の守りは堅かったが、それにすら風穴を穿つ《クリムゾン・ワイバーン》の飛来は火文明に窮地の中の希望を見出させた。
そしてついに火文明は白き伝説《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》らアーマード・ドラゴンを送り出し、光文明もエンジェル・コマンドを動員して迎え撃つ。
ドラゴンの炎が天を焼き精霊の光線が大地をえぐる戦いが七日七晩に渡って続いた。
しかし、火文明の苛烈な攻撃の前に光文明は豊潤の証とされるスターライト・ツリーまで戦線に投入することを余儀なくされる。
さらなる強固な防御を築かなければならない事を悟った光文明は自身の技術力を模索した末、転送手段である《ロジック・キューブ》を応用。
瞬時に制圧兵器やエンジェル・コマンドを戦場に届け、《聖霊王アルカディアス》すら想像していなかったほどの大戦果を挙げる。
最終的に光文明は火文明を撤退に追い込むことに成功し、水文明では戦争の火種すべてを密かに撒いていた《エンペラー・ジュニア》がほくそ笑んでいた。
この頃、度重なる文明の無意味な戦役を憂う火と自然の若者によって、《無垢の宝剣》をリーダーとして「バーニング・ビースト」が結成される。
バーニング・ビーストの目的とは、古代に封印されたとされる3種類のドラゴンを復活させることにより、その力で戦争を続ける各々の文明の軍勢を破壊することだった。
《沈黙するバックラー・ホーン》が掟を破って案内した滝で《怒髪の豪腕》が封印の剣を引き抜くと、滝つぼからアース・ドラゴンが目覚める。
さらに森の大振動に触発され、大気さえ燃やす灼熱の溶岩からボルケーノ・ドラゴンが、闇の地下世界からドラゴン・ゾンビがそれぞれ復活する。
しかしそれらのドラゴンさえ露払いに過ぎなかった。
生命を司る龍《超神龍バイラス・テンペスト》、死を司る龍《超神龍アブゾ・ドルバ》、そして破壊の化身《超竜バジュラ》。
伝説として語り継がれる3体の「超神龍」たちが顕現し、世界は大いなる龍たちの力に晒されることになった。
伝説のドラゴンの復活を予見していた光文明は、太陽熱を兵器として転換できるメカ・デル・ソルを創造。
さらにそのメカ・デル・ソルの力を取り込むことで《環剣の精霊アイギス》は龍滅の剣を掲げ、ドラゴンとの戦いに赴いた。
世界を揺るがすドラゴンと光文明の衝突。
多くの文明の民はこの状況に混迷を極め、種族間の繋がりを深めて身を守り始めた。
(各カードのフレーバーより)
参考 [編集]