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粋と雨衣 ケローラ VR 火文明 (5) |
クリーチャー:マジック・アウトレイジ 7000 |
スピードアタッカー |
W・ブレイカー |
このクリーチャーが出た時、または自分の手札から捨てられた時、自分のマナゾーンに火文明があれば、相手のパワー3000以下のクリーチャーを1体選び、破壊する。 |
このクリーチャーが攻撃する時、自分の手札を1枚捨ててもよい。そうしたら、カードを2枚引く。 |
DM25-RP1で登場した火のマジック・アウトレイジ。
cipまたはディスカードした時に自分のマナゾーンに火があれば3000火力を放つ。
また、アタックトリガーで1ディスカードでき、そうしたら2ドローする。
手札交換と《芸魔王将 カクメイジン》の革命チェンジ元を務められる性質は《Napo獅子-Vi無粋/♪オレの歌 聞けよ聞かなきゃ 殴り合い》に似ており、そちらのマイナーチェンジとも言える。ただし、アタックトリガーは革命チェンジの使用宣言が終わってから解決されるルールなので、この能力で《カクメイジン》を手札に加えても即座にチェンジすることはできない。
このカードの特徴は、ターン指定も発生源のプレイヤー指定もないマッドネス条件で除去ができること。《疾封怒闘 キューブリック》を彷彿とさせる。軽いディスカードやおまけ感覚のディスカードが付いたS・トリガーは無数に存在しており、様々な角度からノーコストで3000火力を放つコンボが考えられる。コンボ運用を重視するなら、採用先は【青赤マジック】だけに限らないだろう。
ちなみにバトルゾーンからこのクリーチャーで任意の革命チェンジにチェンジした時、アタックトリガーの解決を入れ替える処理の後にすれば手札に戻ってきたこのカード自身を捨ててすぐに3000火力を使える。
パワーラインのインフレが進んだ影響で3000火力が刺さるかは相手のデッキや状況によってマチマチになっているものの、上手くコスト踏み倒しメタなどを除去して自分の動きに繋げられれば、試合の流れを決定するだけの爆発力はある。また、当たり前だがコスト踏み倒しメタ対策に採用したカードが革命チェンジ元やビートダウン要員にもなるということは、デッキスペースを圧縮できるメリットもある。
なんとかして相手ターン中に捨てることができれば、クリーチャーのカードながら《単騎連射 マグナム》のカウンター封じから抜け出すこともできる。
【青赤マジック】では《氷柱と炎弧の決断》などのディスカードを伴う手札交換で、手札を整えながら同時に《キャディ・ビートル》などの除去耐性のないコスト踏み倒しメタを除去できる。
コスト5以上のマジックなので上述の通り《芸魔王将 カクメイジン》に革命チェンジすることもでき、デザイナーズコンボを形成している。