《レッツ!
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レッツ!鳥鍋パーティー R 闇文明 (6) |
呪文 |
相手のファイアー・バードをすべて破壊する。 |
全体除去系のカードではあるが、ファイアー・バード限定という条件はかなり狭く、汎用性が低い。
1枚挿ししたこの呪文を《邪眼皇ロマノフI世》で山札から落としてきて唱える、というシルバーバレット戦法も検討できるが、それならば《魔弾ロマノフ・ストライク》で足りる。全体除去が欲しい場合は素直に《アポカリプス・デイ》や《ボルシャック・スーパーヒーロー》などを採用した方がいいだろう。
数少ない利点は【カウンターマッドネス】で複数飛び出してきた《翔竜提督ザークピッチ》を自軍に被害を及ぼすことなく一気に排除できる事、《キャプテン・ドラッケン》で飛び出してきたファイアー・バード軍団を鍋にまとめて放り込んでやれる事。
しかし、【カウンターマッドネス】相手にマッドネスを起動させている、【連鳥】では《キャプテン・ドラッケン》が出てしまっている時点で大勢は決しているので、やはりこのカードである意義は皆無だろう。
また、コスト6という点では、唱える前に相手のファイアー・バードが離れてもういない、殴り切られて負けたなどが起こり得るため、手札に残しても使わなかったというケースも少なくはない。
つまり、ピンポイントメタのように見えて、そのピンポイントにすら刺さることがほぼないのが実情である。
後に【白黒赤ファイアー・バード】が環境トップに君臨しても、このカードが全く見向きされなかったのがそれを物語っている。
良く言えばネタカード、悪く言えばレアリティに見合わない地雷である。同じレアリティに《超次元ガード・ホール》があった事も相まって、大変ガッカリなカードになってしまっている(アンコモン以下だったからといって使用率はお察しではあるが)。
使い道の無さではゲーム内でも随一である。いくらなんでも、もっとコストが軽いかS・トリガーなど有効に踏み倒せる手段があっても良かったはずだろう。