五憐(ごれん)精霊(せいれい)オソニス》 [編集]

五憐の精霊オソニス R 光文明 (3)
クリーチャー:エンジェル・コマンド 4000
相手の多色カードを使うコストを2多くする。

DMRP-22で登場したエンジェル・コマンド

相手が多色カードを使う時のコストを2多くする能力を持つ。
カードタイプを指定していないため、コストを払って使う多色カードすべてに影響が及ぶ。

多色を多用するデッキ相手にはかなりのテンポアドバンテージを奪える。自分が影響を受けないのもありがたい。

王来篇環境開始から常に環境に居座り続けた【5色コントロール】系統や優秀な多色ドラゴン満載の【白青赤緑ドラグナー】などのドラゴン基盤デッキなどに対するメタカードとなり得る。

先攻で召喚すれば、《天災 デドダム》《Disジルコン》《ボルシャック・栄光・ルピア》などの3コストの多色初動カードにもこれでもかと言うほど刺さる

無論、多色を使わないデッキ相手には腐る他、このクリーチャーは耐性を持たないため、単色の除去札にもあっさりどかされやすい。

また、《虹速 ザ・ヴェルデ》召喚する際は単色扱いであり、《SSS級天災 デッドダムド》コストを支払わずに侵略で出ることがメインで、さらに単色マナブーストを初動に重用するため、【青黒緑デッドダムド】系統には腐りやすい。

コマンドなので刺さりが悪い時は《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター》に侵略してメタ能力を打点に変換するのもアリ。【白青黒退化】で考えると《竜魔神王バルカディア・NEX》で呼び出すこともあるかもしれない。

【白青赤鬼羅.Star】における呼び出し先候補としても優秀。《「正義星帝」 <鬼羅.Star>》を駆使して複数体並べれば相手にとっての詰み盤面を作るのも比較的簡単。《瞬閃と疾駆と双撃の決断》で3ターン目に2体出しするという手もある。

エンジェル・コマンドなので多くのエンジェル・コマンドサポートを受けられる。例えば《聖霊王アルファリオン》G・ゼロ元になる他、《聖霊王アルファディオス GS》進化元も務まる。特に前者は【サザン・ルネッサンス】において、《共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス》エンジェル・コマンドカテゴリに入ることもあって、積極的に狙いやすい。

環境において [編集]

登場から当初の期待ほどは活躍しておらず、精々が【白単ドラン・ゴルギーニ】で使われるぐらいなもの。

というのも、このカードが刺さる【5色ザーディクリカ】の場合、《フェアリー・ミラクル》でマナを伸ばせば《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー》でこちらを処理できる上に、そもそものソリティア始動札が《ナウ・オア・ネバー》《ドラゴンズ・サイン》など単色揃いであるためである。ドラゴン基盤のデッキの場合、《超英雄タイム》で楽にこれを処理できる。【青黒緑ハンデス有象夢造】《樹界の守護車 アイオン・ユピテル》という軽量級マッハファイターに恵まれており、素マッハファイターで処理する場合でさえ相討ちなのに、《SSS級天災 デッドダムド》というこれで直接縛れない侵略除去が存在する。

【白単ウイング】が成立して以降も腐る対面が多い欠点が克服されていない上に《翼速 ザ・ウイング》実質コストとモロ被りなことからほとんど使われない。

その他 [編集]

  • 名前は《五連の精霊オファニス》の「連」が「憐」になり、音階が《ファ》から《ソ》に上がって《オソニス》。「遅くする」ともかかっているのだろう。
    • 尚、あちらは多色が揃うと真価を発揮するのに対し、こちらは多色をメタる能力となっている。《五憐》を「【5色コントロール】に対する憐憫」と考えると中々の皮肉である。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]


公式Q&A

  • 能力について

Q.相手の《五憐の精霊オソニス》がバトルゾーンにいる状況で、自分が《超七極 Gio/巨大設計図》を召喚したり、呪文側を唱える場合、支払うコストは2多くなりますか?
A.いいえ、支払うコストは2多くなりません。ツインパクト・カードの片方を使う際、それが単色であれば多色カードを使うことになりません。
引用元(2022.6.24)