《ミラクル・サーチャー》 [編集]

ミラクル・サーチャー UC 水文明 (3)
呪文
このターン、自分のクリーチャーがシールドをブレイクするたびに、カードを2枚引いてもよい。

DM-05で登場した呪文
入りのビートダウン【青単速攻】など、序盤から攻めるデッキと相性の良いカード。
古くは闘魂編環境【アクアンブラック】における手札補充として使われた。

シールドを最低でも2枚割る事が出来れば、一気に4枚ドロー《サイバー・ブレイン》も真っ青な凄まじいアドバンテージを得る事が出来る。《火ノ鳥カゲキリ》等複数回攻撃出来るクリーチャーや、各種ブロックされないクリーチャーと組み合わせて確実に割っていきたいところ。

ただしドロー出来ると言えど、引く事が出来るタイミングは攻撃ステップ中のみであるので、《エナジー・ライト》のように引いたカードを余ったマナですぐに使う等といったことは出来ない。

また、ブロックニンジャ・ストライク等で妨害され、シールドを割れなかった場合1枚もドローすることが出来ないので、ドローカードよりも安定性に欠ける。

だが、うまくいったときのアドバンテージの大きさはかなり魅力的であり、が入るビートダウンならば採用の価値はあるだろう。

  • 「するたびに」というテキストを持つカードは2024年12月時点でこのカードのみである。デュエマ黎明期につき、Magic:The Gatheringのテキストテンプレートが用いられたため、一見すると遅延誘発型能力の付与には見えない。
  • 《侵略者 バロンスペード》などの侵略持ち進化クリーチャーと相性がいい。この呪文を唱えたターンに侵略してシールドをブレイクすることにより、侵略で消耗した手札を補充しつつ積極的に攻撃ができる。

デュエル・マスターズ プレイスでは [編集]

ミラクル・サーチャー R 水文明 (3)
呪文
このターン、あなたは「自分のクリーチャーがシールドをブレイクした時、カードを2枚引く」を得る。

DMPP-01に収録。レアになった。

以下の3点がTCGから変更・明文化されている。

  1. ドロー強制に変更された。
  2. ブレイクした時」の誘発型能力であることが明言された。
  3. TCG版のテキストは、わかりにくいが唱えた時点で存在していたクリーチャーを対象とするもの[1]と考えられるが、デュエプレのテキストは唱えた後から登場したクリーチャーも対象に含まれるようになった。
  • W・ブレイカーで同時に2枚をブレイクした場合、2回誘発し、カードは4枚引く。G・ブレイカーの場合は自分のシールドへのブレイクもカウントされる。
    • これはTCGにおける《炎水剣オンセン・サバキ》に対して、非公式サイトで得られる裁定とは異なるものになっている。あちらは何枚ブレイクしても一度しか能力が誘発しないと回答されている。
  • DMPP-29期に行われた不具合修正によりG・ブレイカー《黒神龍ブライゼナーガ》などで自己ブレイクした場合、ドローしなくなった。テキストから読み取れない挙動だが、「確認している不具合について」の対応済みの不具合で以下が記載されていることから、これがデュエプレにおける仕様である。テキスト修正されることが望ましい。
    ●自分が《ミラクル・サーチャー》を唱えた後、《超銀河剣 THE FINAL》をクロスしたクリーチャーで対戦相手を攻撃した場合、《ミラクル・サーチャー》で付与された「シールドをブレイクした時、カードを2枚引く」効果が自分のシールドの破壊に対して発動する。
    • 上記の「不具合修正」は正しいものでなかったようで、従来の自分のシールドをブレイクした場合でもドローできる仕様に戻された。
      ●自分が《ミラクル・サーチャー》を唱えたターン中に自分のクリーチャーが自分のシールドをブレイクした際、《ミラクル・サーチャー》で付与された「シールドをブレイクした時、カードを2枚引く」効果が発動しない。
  • ブレイク置換効果が機能した場合でも、「ブレイクするかわりに〇〇した」回数だけ、誘発する。
  • ブレイク置換効果が働いた場合は働いた分については「ブレイクした」扱いにはならず、ドローもしない。(DMPP-29での仕様変更とその後のバグ修正後)
    • 《天革の騎皇士 ミラクルスター》などのブレイクにより、ブレイクするかわりにシールドを公開した場合、呪文を唱えなかったもしくは唱えられなかったとしても、既にブレイクをシールド公開に置換しているため、ドローしない。
  • 手札上限や山札上限に関する決まりはないため、ドローの結果手札が10枚を超える場合でも、山札がなくなる場合でも、問答無用で2枚カードを引く。上記の通りW・ブレイカーなどで複数枚ブレイクする場合はブレイクするシールドの数だけ誘発するのでライブラリアウトに十分注意する必要がある。
  • デュエマでは非常に珍しい、プレイヤーのことを指して「あなた」表記になっている。カードゲーム全般では「you (カードを使用したプレイヤー)」の日本語訳で「あなた」というのはよくある表記だが、ことデュエマでは《調和と繁栄の罠》などを見てもわかる通りこちらのプレイヤーを意味する場合は「自分」を用いるというのが通例である。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

収録セット [編集]

デュエル・マスターズ [編集]

デュエル・マスターズ プレイス [編集]

参考 [編集]


[1] 《ファントム・ベール》の類似テキストというイメージ