【シンランデストラーデ】 (デュエプレ) [編集]

概要 [編集]

《開眼者シンラン》《龍聖大河・L・デストラーデ》コスト踏み倒しすることで、バトルゾーンシールドの両方を充実させながら攻めていくビートダウンデッキ。両者が実装されたDMPP-14[1]で成立。メインの2枚のに、初動サポートとしてを加えた白青緑で組まれることが多い。両者を活かすためにホーリー・フィールドあるいはS・トリガーを持ったクリーチャーを中心としたデッキとなる。
後述する理由から特にCPU戦を得意とするデッキであり、《シンラン》が調整されたのと同日に初開催された試練の塔イベントで結果を残したことで知られるようになった。それについてはデュエプレ運営も知るところのようであり、試練の塔/第4回目ではレンタルデッキの1つとして採用された。

New Divisionでは、再録がない限りDMPP-19が実装される前まで《開眼者シンラン》《龍聖大河・L・デストラーデ》が使用可能。

開眼者シンラン VR 光文明 (5)
進化クリーチャー:メカサンダー 7000
進化-光のクリーチャー
W・ブレイカー
攻撃する時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。その後、自分の手札から「ホーリー・フィールド」を持つクリーチャー1枚をバトルゾーンに出してもよい。
龍聖大河・L・デストラーデ SR 光/水文明 (6)
クリーチャー:サイバー・コマンド/アポロニア・ドラゴン 6000
自分のクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。(この効果は、各ターン中1回のみ発動する)
ホーリー・フィールド
(HF)自分のクリーチャーは「連鎖」を得る。
W・ブレイカー

主要カード [編集]

カード名役割
《開眼者シンラン》キーカード 攻撃時に山札からシールド追加をしつつ手札からホーリー・フィールド持ちをコスト踏み倒し
《龍聖大河・L・デストラーデ》キーカード 自分がクリーチャーを出した際にシールド追加ホーリー・フィールド発動時は自分のクリーチャー全てに連鎖を付与。性質上、高コストのS・トリガー獣との相性が良い。
《霊騎幻獣ウルコス》マナブースト兼《シンラン》の進化元
《次元の霊峰》2ターン目に必要に応じて使用して動きの安定性を高めるのが狙い。《霊峰》の探索のため、多色クリーチャーを採用するなら合計3種までにすること
《未来設計図》
《宣凶師ロッカナタ》ホーリー・フィールド発動でパワー7000のW・ブレイカー。手出しや連鎖からの登場もしやすいサイズであり、劣勢時にもシールド追加で仕事ができる。

候補カード [編集]

カード名役割
《ピュアエアリアル》性能はやや控えめだが、ホーリー・フィールドS・トリガーの両方を持つ。
《白騎士の霊騎ラジューヌ》《シンラン》の進化元かつコストを軽減
《アクア・バースター》お馴染みのバウンスS・トリガー獣兼《デストラーデ》のための青マナ要員。コストの高低と連鎖との相性は一長一短のため、どちらを採用するかはお好みで。
《アクア・サーファー》
《桜丸パグのすけ》名目コストが高いがマナ爆誕S・トリガーで出しやすいため、《デストラーデ》の効果のトリガーとして優秀。《シンラン》や《デストラーデ》が7000ラインを一方的に殴り倒せるようにもできる。
《霊騎コルテオ》防御札となる高コストS・トリガー獣連鎖の起点にできれば次の《デストラーデ》や《シンラン》まで出せる
《母なる大地》言わずと知れた汎用カード。《デストラーデ》を出し入れすればシールド追加をもう1度使うことも可能。後述する《ザビ・ミラ》を採用するなら必須。

このデッキの回し方 [編集]

2ターン目に《次元の霊峰》あるいは《未来設計図》で手札を整え、3ターン目に《霊騎幻獣ウルコス》、4ターン目に《開眼者シンラン》と出してアタックトリガー《龍聖大河・L・デストラーデ》を出すのが基本の流れ。
うまく行けばバトルゾーンシールドも大量展開できるため、そのままビートダウンしていく。
多少の守りならバウンスタップで押し切れ、反撃にあったとしてもS・トリガーで更に反撃すればいい。

長所 [編集]

シンプルで動かしやすいビートダウンでありながら、シールド追加と多数採用したS・トリガー獣によって相手の【速攻】や【ビートダウン】に高い耐性を持つのが強み。
デュエプレのNPCは【コントロール】でも相手のデッキタイプからS・トリガーを予測しながら攻撃したり、ライブラリアウトを狙うプランに移行することがほとんどないこともあり、安定して連勝数を伸ばすことを要求される試練の塔イベントで特に強力。
また、《デストラーデ》以外のカードのレアリティが総じて低いため低コストで組めるのも利点。《デストラーデ》も単体でカードパワーが高いため他のデッキへ使いまわししやすい。

短所 [編集]

手札の補充は相手によるシールドのブレイクに依存しているため、特に対人戦では序盤の攻めを受けきられたうえで待ちに徹されると非常に苦しくなる。そうなると《デストラーデ》のシールド追加が強制の上にシールドの上限数を考慮しないため、先にライブラリアウトを起こしてしまいがちである。
また、2~3ターン目のハンデスも苦手。

《開眼者シンラン》《龍聖大河・L・デストラーデ》はそれぞれパワーが7000と6000とそこまで高くはなく、先に大型クリーチャーを出されると突破が困難になる。

その他 [編集]

並べたクリーチャーを利用できる《復活の祈祷師ザビ・ミラ》《サイバー・J・イレブン》をサブフィニッシャーとして採用する事で、戦術に幅を持たせた構築も存在する。ただしそれは安定性や構築コストの安さといったこのデッキの強みを消しかねない要素でもあるのが考えどころ。

サンプルレシピ [編集]

試練の塔/第4回目のレンタルデッキ。デッキ名は光水自然シンラン。
《サイバー・J・イレブン》採用型。当時の最新弾であったDMPP-17のカードが一切入っていない。

参考 [編集]


[1] より正確には《シンラン》が調整されて《デストラーデ》とのシナジーが増した2022年6月23日